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⽇本消化器外科学会 外科研究の利益相反に関する指針

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日本消化器外科学会 外科研究の利益相反に関する指針

序文

 学術集会・刊行物等で発表される研究においては,医療機器,医薬品,特許を獲得するような新規技術を用いた種々の研究が行われ,産学連携による研究・開発が少なくない.産学連携による研究では,公的利益(学術的・倫理的責任を果たすことによって得られる成果の社会への還元)と,私的利益(産学連携に伴い取得する金銭,地位,利権等)を発生することがある.これらの二種類の利益が一人の研究者個人に生じる状態を利益相反と呼ぶ.
 これからの社会では産学連携による研究が推奨され,それに伴う利益相反状態が生じることは避けられないものであり,特定の活動に関しては法的規制がかけられている.しかし,法的規制の枠外にも利益相反状態が生じる可能性がある.
利益相反状態が深刻な場合は,研究の方法,データの解析,結果の解釈が歪められることが危ぐされる.一方,適切な研究成果であるにもかかわらず利益相反が開示されていない場合公正な評価がなされないことがある.これらのことから,利益相反の指針を明確にすることにより,産学連携による研究を積極的に推進することが重要である.
 文部科学省・厚生労働省は,さらなる研究の公平性を求め,2014 年12 月に臨床研究および疫学研究に関するそれぞれの倫理指針を統合した形で「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を公表した.本学会ではこの指針との整合性および,内外のCOI管理に関する動向を踏まえ,本指針の改訂を行なった.なお,改訂に当たり,「日本医学会 COI 管理ガイドライン」,日本内科系関連学会による「医学系研究の利益相反(COI)に関する共通指針」,日本外科学会による「外科研究の利益相反に関する指針」を参考にした.本学会は,医学系研究の質と信頼性を確保するために,本学会共通の利益相反指針を会員に徹底・遵守させることにより適切にCOI 管理を行い,社会に対する説明責任を果たしていく.

I.目的
 本指針は,日本消化器外科学会(以下「本学会」という.)会員に対して利益相反についての基本的な考えを示し,本学会が行う事業に参加し発表する場合,利益相反状態を自己申告によって適切に開示させることにある.

II.利益相反の対象
 本指針は臨床研究ばかりでなく,基礎研究に対しても適用される.また,本指針では,研究者自身が所属し研究を実施する機関以外の機関との間で給与等を受け取る等の関係を持つ「個人としての利益相反」のみを扱う.具体的にはサービス対価(指導料,謝金等),産学連携活動に係る受け入れ(受託研究,客員研究員・ポストドクトラルフェローの受け入れ,研究助成金受け入れ,依頼試験・分析,機器の提供等),株式,及び知的所有権(特許,著作権及び当該権利からのロイヤリティ等)を含む.

III.対象者
 以下のいずれかを対象者とする.
(1) 本学会会員
(2) 本学会で発表する者(非会員を含む.)
(3) 本学会の役員,学術集会会長,各種委員会委員長及び委員会委員
(4) 本学会の事務職員
(5) (3)及び(4)の対象者の配偶者,一親等の親族,又は収入・財産を共有する者

IV.対象となる活動
 本学会が行う全ての事業活動に対して本指針を適用する.
(1) 学術集会等の開催
(2) 学会機関誌,学術図書等の発行
(3) 研究及び調査の実施
(4) 研究の奨励及び研究業績の表彰
(5) 専門医制度に係る各種認定
(6) 生涯学習活動の推進
(7) 関連学術団体との連絡及び協力
(8) 国際的な研究協力の推進
(9) 社会に対する消化器外科学の進歩の普及及び医療への啓発活動
(10) その他目的を達成するために必要な事業

 特に,下記の活動を行う場合には,特段の指針遵守が求められる.
(1) 本学会が主催する学術集会,教育講演,市民公開講座等での発表
(2) 学会機関誌,図書等の刊行物での発表
(3) 診療ガイドライン,マニュアル等の策定
(4) 臨時に設置される調査委員会,諮問委員会等での作業
(5) 企業,法人組織,営利を目的とする団体が主催又は共催の講演会,研究会,ランチョンセミナー,イブニングセミナー等での発表

V.開示・公開する事項
 対象となる活動を行う場合,本人,配偶者,同居する1親等の親族又は収入・財産を共有する者において以下の(1)~(9)の事項で,別に定める基準を超える場合には,所定の様式に従い,利益相反の状況を自己申告する義務を負う.自己申告及び申告された内容については,申告者本人が責任を持つ.具体的な申告方法は,別に細則で定める.
(1) 企業や営利を目的とした団体の役員,顧問職
(2) 株の保有
(3) 企業や営利を目的とした団体からの特許権使用料
(4) 企業や営利を目的とした団体から,研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料等)
(5) 企業や営利を目的とした団体がパンフレット等の執筆に対して支払った原稿料
(6) 企業や営利を目的とした団体が提供する研究費,奨学(奨励)寄付金
(7) 企業や営利を目的とした団体からの研究員等の受け入れ
(8) 企業や営利を目的とした団体が提供する寄付講座
(9) その他の報酬(研究とは直接無関係な旅行や贈答品等)

VI.利益相反の管理に関すること
 個人情報,研究又は技術上の情報を適切に保護するため,正当な理由なく倫理委員会等における活動によって知りえた情報を漏らしてはならない.

VII.利益相反状態との関係で回避すべき事項
(1) 対象者の全てが回避すべきこと
 医学研究の結果の公表や診療ガイドラインの策定等は,純粋に科学的な根拠と判断,又は公共の利益に基づいて行われるべきである.本学会の会員等は,医学研究の結果とその解釈といった公表内容や,医学研究での科学的な根拠に基づく診療(診断,治療)ガイドライン・マニュアル等の作成について,その医学研究の資金提供者・企業の恣意的な意図に影響されてはならず,また影響を避けられないような契約を資金提供者等と締結してはならない.
(2) 医学研究の臨床試験責任者が回避すべきこと
 医学研究,特に臨床試験,治験等の計画・実施に決定権を持つ総括責任者には,次の項目に関して重大な利益相反状態にない(依頼者との関係が少ない)と社会的に評価される研究者が選出されるべきであり,また選出後もその状態を維持すべきである.

(ア) 医学研究を依頼する企業の株の保有
(イ) 医学研究の結果から得られる製品・技術の特許料・特許権等の獲得
(ウ) 医学研究を依頼する企業や営利を目的とした団体の役員,理事,顧問等(無償の科学的な顧問は除く.)
ただし,(ア)~(ウ)に該当する研究者であっても,当該医学研究を計画・実行するうえで必要不可欠の人材であり,かつ当該医学研究が社会的に極めて重要な意義をもつような場合には,その判断と措置の公平性,公正性及び透明性が明確に担保されるかぎり,当該医学研究の試験責任医師に就任することができる.

VIII.実施方法
(1) 会員の責務
 会員は医学研究成果を学術集会等で発表する場合,当該研究実施に係る利益相反状態を発表時に,本学会の細則に従い,所定の書式で適切に開示するものとする.研究等の発表との関係で,本指針に反するとの指摘がなされた場合には,理事会は利益相反を管轄する委員会(以下「利益相反委員会」という.)に審議を求め,その答申に基づき,妥当な措置方法を講ずる.
(2) 役員等の責務
 本学会の役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員は本学会に係る全ての事業活動に対して重要な役割と責務を担っており,当該事業に係る利益相反状態については,就任した時点で所定の書式に従い自己申告を行なうものとする.また,就任後,新たに利益相反状態が発生した場合には規定に従い,修正申告を行うものとする.
(3) 利益相反委員会の役割
 利益相反委員会は,本学会が行う全ての事業において,重大な利益相反状態が会員に生じた場合,又は利益相反の自己申告が不適切で疑義があると指摘された場合,当該会員の利益相反状態をマネージメントするためにヒアリング等の調査を行い,その結果を理事長に答申する.
(4) 理事会の役割
 理事会は,役員等が本学会の事業を遂行するうえで,重大な利益相反状態が生じた場合,又は利益相反の自己申告が不適切であると認めた場合,利益相反委員会に諮問し,答申に基づいて改善措置等を指示することができる.
(5) 学術集会会長の役割
 学術集会会長は,学会で医学研究の成果が発表される場合には,その実施が本指針に沿ったものであることを検証し,本指針に反する演題については発表を差し止める等の措置を講ずることができる.この場合には,速やかに発表予定者に理由を付してその旨を通知する.なお,これらの措置の際に学術集会会長は利益相反委員会に諮問し,その答申に基づいて改善措置等を指示することができる.
(6) 会誌編集委員会の役割
 会誌編集委員会は,学会機関誌等の刊行物で研究成果の原著論文,総説,症例報告等が発表される場合,著者には利害関係にある企業,法人組織,団体との利益相反状態の開示を求めなければならない.特に,介入研究結果の発表に際しては,資金,薬剤・機材,或は労務・役務の形で医学研究の実施又は論文作成の過程で企業,法人組織,団体から支援を受けた場合,透明性を確保するために著者らにはそれぞれの役割を適切に明記させなければならない.また,その実施が本指針に沿ったものであることを検証し,本指針に反する場合には掲載を差し止める等の措置を講ずることができる.この場合,速やかに当該論文投稿者に理由を付してその旨を通知する.本指針に違反していたことが当該論文掲載後に判明した場合は,当該刊行物等に編集委員長名でその旨を公知することができる.なお,これらの措置の際に編集委員長は利益相反委員会に諮問し,その答申に基づいて理事会の承認を得て改善措置等を指示することができる.

1)和文雑誌

発表者は原則会員であり,本学会の学術集会・講演会における COI 申告書と同じ項目で対応が可能であるが,非会員の投稿者についても本学会のCOI 指針に従う事の了解を得て,所定の様式にて全著者は COI 状態の開示をしなければならならない.

2)英文雑誌

学術雑誌の論文発表に際して,欧⽶の学会ならびに雑誌社から著者に求められる COI 自己申告書の様式は多様であるが,本学会では医学雑誌編集者国際委員会(ICMJE)が提案のCOI disclosure forms を参考に英文誌運営委員会が作成する.また,ICMJE 公表のRecommendations for the Conduct , Reporting , Editing , and Publication of Scholarly Work in Medical Journals(Updated December 2014)および日本医学会医学雑誌編集ガイドライン(2015)を参考とし対応する.

(7) 診療ガイドライン,治療指針等作成にかかる COI マネージメント
 診療ガイドライン策定にかかる委員⻑および委員の選考は,専⾨家のガイドライン作成参
画を排除するようなものであってはならないが,利益相反の開示をしてきちんと管理することが重要である.ガイドライン作成にかかわるすべての委員の COI 状態とともに,診療ガイドラインを策定する当該学会の COI 状態も日本医学会診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス(2017)に示されている表 1,表 2 にて当該診療ガイドライン中に開示しなければならない.また,表 3 に示す各項目の基準額のいずれかを超えている委員については,審議には参加することは可能であるが,余人をもって替えがたい場合を除き議決権を持つべきではない.基準額を大幅に超えるような COI 状態がある場合には,委員候補は自ら就任を辞退することを検討すべきである.

表1 診療ガイドライン策定参加者のCOI開示記載例

診療ガイドライン統括委員会参加者のCOI開示
参加者名
(所属,職名)
1.顧問 2.株保有・利益 3.特許使用料 4.講演料 5.原稿料 6.研究費 7.寄附金 8.寄附講座 9その他
東京花子
X大学Y講座
教授
  A製薬   B製薬
D製薬
A製薬 C製薬 B製薬
E製薬
 
東京太郎T
大学U講座
准教授
  F製薬   B製薬
D製薬
A製薬
H製薬
C製薬   G製薬  
診療ガイドライン策定委員会・システマティックレビューチーム参加者のCOI開示
参加者名
(所属,職名)
1.顧問 2.株保有・利益 3.特許使用料 4.講演料 5.原稿料 6.研究費 7.寄附金 8.寄附講座 9その他
大阪梅子
M病院N内科
部長
  C製薬
D製薬
C製薬
H製薬
E製薬
B製薬  
大阪次郎
O大学P講座
教授
  A製薬
A製薬
F製薬
B製薬
C製薬
B製薬
B製薬 G製薬
H製薬
 

日本医学会診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス2017

表2 診療ガイドラインを策定する当該分科会のCOI開示(例)

1)分科会の事業活動に関連して,資金(寄附金等)を提供した企業名
A製薬  B製薬  C製薬  D製薬  E製薬  F製薬
2)診療ガイドライン策定に関連して,資金を提供した企業名
C製薬  E製薬  F製薬

表3 診療ガイドライン策定参加者の議決権に関する基準額

診療ガイドライン策定参加者の個人COI
4.講演料 5.パンフレットなど執筆料 6.受け入れ研究費 7.奨学寄附金
200万円 200万円 2,000万円 1,000万円

(8) その他
 その他の委員会委員長及び委員会委員は,それぞれが関与する学会事業に関して,その実施が本指針に沿ったものであることを検証し,本指針に反する事態が生じた場合には,速やかに事態の改善策を検討する.なお,これらの対処については利益相反委員会に諮問し,答申に基づいて理事会は改善措置等を指示することができる.

IX.指針違反者に対する措置及び説明責任
(1) 指針違反者に対する措置
 理事会は,別に定める規則により,本指針に違反する行為に関して審議する権限を有しており,倫理委員会(又は該当する委員会)に諮問し,答申を得たうえで,理事会で審議した結果,重大な指針違反があると判断した場合には,その違反の程度に応じて一定期間,次の措置の全て又は一部を講ずることができる.
(ア) 本学会が開催する全ての学術集会での発表禁止
(イ) 本学会の刊行物への論文掲載禁止あるいは論文撤回
(ウ) 本学会の学術集会会長の就任禁止
(エ) 本学会の理事会,委員会及び作業部会への参加禁止
(オ) 本学会の評議員の解任,又は評議員になることの禁止
(カ) 本学会会員の資格停止,除名,又は入会の禁止
(2) 不服の申立
 措置者は,本学会に対し不服申立をすることができる.本学会の理事長は,これを受理した場合,速やかに不服申立て審査委員会(暫定諮問委員会)を設置して,審査を委ね,その答申を理事会で協議したうえで,その結果を不服申立者に通知する.
(3) 説明責任
 本学会は,自らが関与する場所で発表された医学研究の成果について,重大な本指針の違反があると判断した場合は,直ちに理事会の協議を経て社会に対する説明責任を果たさねばならない.

X.細則の制定
 本学会は,本指針を運用するために必要な細則を制定することができる.

XI.指針の改正
 本指針は法令の改変等の各種事情により,事例によって一部変更が必要となることが予想される.利益相反委員会は,理事会の議を経て,本指針を審議し,改正することができる.

Ⅻ. 施行日
(1) この指針は,平成22年4月13日から施行する.
(2) この指針は,平成28年9月5日から施行する.
(3) この指針は令和元年 7月 20日から施行する.

消化器外科学会 外科研究の利益相反に関する指針施行細則

第1条(日本消化器外科学会(以下「本学会」という.)学術集会での発表)
 会員,非会員の別を問わず,本学会の学術集会,シンポジウム,講演会,および市民公開講座等で発表・講演を行う場合,筆頭と共著を含む発表者の全員は,過去3年間の利益相反に関する自己申告をしなければならない.その場合,抄録提出日の前年と前々年はそれぞれ1月から12月までを,また抄録提出年は1月から提出日までを1年として見なす.
(開示の範囲)
 筆頭演者および共著者が開示する義務のある利益相反状態は,発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に係る場合に限定する.
(抄録提出時)
 抄録提出時から遡って3年間の利益相反状態の状態を所定様式(様式1)により明らかにしなければならない.
(発表時)
 抄録提出時に明記した利益相反状態を,発表時に発表スライドの最初,あるいはポスターの最後に開示する(様式2).ただし,各々の開示すべき事項について,自己申告が必要な金額を次のように定める.
(1) 企業や営利を目的とした団体の役員,顧問職については,一つの企業・団体からの報酬額が年間100万円以上は申告する.
(2) 株の保有については,一つの企業についての1年間の株による利益(配当,売却益の総和)が100万円以上の場合,あるいは当該全株式の5%以上を所有する場合は申告する.
(3) 企業や営利を目的とした団体からの特許権使用料については,一つの特許権使用料が年間100万円以上の場合は申告する.
(4) 企業や営利を目的とした団体から,会議の出席(発表)に対し,研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料等)については,一つの企業・団体からの年間の講演料が合計100万円以上の場合は申告する.
(5) 企業や営利を目的とした団体がパンフレット等の執筆に対して支払った原稿料については,一つの企業・団体からの年間の原稿料が合計100万円以上の場合申告する.
(6) 企業や営利を目的とした団体が提供する研究費については,一つの企業・団体から医学研究(受託研究費,共同研究費,臨床試験など)に対して申告者が実質的に使途を決定し得る研究費で実際に割り当てられた額が100万円以上の場合は申告する.
(7) 奨学寄付金(奨励寄付金)については,一つの企業・組織や団体から,申告者個人または申告者が所属する部局(講座・分野)あるいは研究室の代表者に,申告者が実質的に使途を決定し得る寄附金で実際に割り当てられた額が100万円以上の場合は申告する.
(8) 企業や営利を目的とした団体からの研究員等を受け入れている場合は申告する.
(9) 企業や営利を目的とした団体が提供する寄付講座に所属している場合は申告する.
(10) その他の報酬(研究とは直接無関係な旅行,贈答品等)については,一つの企業・団体から受けた報酬が年間5万円以上の場合は申告する.

第2条(本学会機関誌等での発表)
(開示の範囲)
 著者および共著者が開示する義務のある利益相反状態は,投稿内容に関連する企業や営利を目的とする団体に係るものに限定する.
(投稿時)
 「日本消化器外科学会雑誌」等で発表を行う著者は,投稿時に,投稿規定に定める様式(様式1)により,利益相反状態を明らかにしなければならない.各々の開示すべき事項について,自己申告が必要な金額は細則第1条で規定された金額と同一とする.開示が必要なものは論文投稿3年前から投稿時までのものとする.「日本消化器外科学会雑誌」以外の本学会刊行物での発表も,これに準じた書式で自己申告を提出する.

第3条(役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員)
(開示・公開の範囲)
 開示・公開する義務のある利益相反状態は,本学会が行う事業に関連する企業や営利を目的とする団体に係るものに限定する.
(就任時)
 本学会の役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員は,新就任時と就任後は1年ごとに「役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員の利益相反自己申告書」(様式3)によって毎年の利益相反状態を報告する義務を負うものとする.様式3に開示・公開する利益相反については,本指針V.開示・公開する事項で定められたものを自己申告する.各々の開示・公開すべき事項について,自己申告が必要な金額は細則第1条で規定された金額と同一とし,直近3暦年分を記入して,その算出期間を明示する.就任時は就任から遡って3暦年分のCOIを1年ごとにそれぞれ様式3によって申告しなければならない.就任後は1年ごとに,利益相反自己申告書を理事会へ提出しなければならない.

第4条(役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員の利益相反自己申告書の取り扱い)
 本細則に基づいた学会に提出された様式及び,そこに開示された利益相反状態(利益相反情報)は学会事務局において,理事長を管理者とし,個人情報として厳重に保管・管理される.利益相反情報は,本指針に定められた事項を処理するために,理事会が随時利用できるものとする.その利用には,当該申告者の利益相反状態について,疑義若しくは社会的・法的問題が生じた場合に,利益相反委員会の議を経て,理事会の承認を得たうえで,当該利益相反情報のうち,必要な範囲を学会内部に開示,あるいは社会へ公開する場合を含むものとする.様式の保管期間は,役員,学術集会会長,委員会委員長及び委員会委員の任期終了後2年間とし,その後は理事長の監督下で廃棄される.ただし,その保管期間中に,当該申告者について疑義若しくは社会的・法的問題が生じた場合は,理事会の決議により,廃棄を保留できるものとする.

第5条
 利益相反委員会は,理事会の議を経て,本細則を審議し,改正することができる.

 附則
(1) この施行細則は,平成22年4月13日から施行する.
(2) この施行細則は,平成28年9月5日から施行する.
(3) この施行細則は,令和元年7月20日から施行する.


日本消化器外科学会 外科研究の利益相反に関する指針 Q A

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日本消化器外科学会 外科研究の利益相反に関する指針 Q&A

I. 指針策定の目的に関するQ&A

Q1. 利益相反の管理は本来,研究者が所属する施設で行うものと理解していたが,学会が管理する利益相反とはどんなものですか?(本指針I〜IIIに関連)
A1. 学会員の多くは所属施設で研究を実施し,得られた成果を学会で発表します.研究の実施と発表という2つのステップのそれぞれにおいて,所属施設だけでなく,学会にも利益相反を開示することが求められると考えて下さい.
所属施設に対しては,当該臨床研究に携わる研究者全員が実施計画書と同時に利益相反自己申告書を施設長へ提出し,当該施設において利益相反マネージメントを受けることが勧められております(文部科学省・臨床研究の倫理と利益相反に関する検討班「臨床研究の利益相反ポリシー策定に関するガイドライン」).
一方,日本消化器外科学会が打ち出した今回の「外科研究の利益相反に関する指針」(以下,本指針)は,学会として行うすべての事業に関して,これを行う学会関係者の利益相反状態を自己申告によって開示・公開させ,これにより学会関係者の社会的・倫理的立場を守ることを目的としております.すなわち,日本消化器外科学会では,外科研究に関する発表演題,論文については,その題目に関連した利益相反状態を,自己申告により開示することが求められます.更に,本学会の全ての委員会については,委員長のみならず,委員全員が詳細な利益相反状態の開示・公開を義務づけられます.
Q2. 本指針と細則を守れば,法的責任は回避できますか?
A2. 本指針や,その細則は,あくまでも学会の自浄を目的として制定するものであり,この指針等に従ったからと言って,法的責任を問われないものではありません.また,申告内容の真偽,申告外の利益取得,申告書の保管期限経過後に発生した問題,等においても,法的責任を問われる可能性はあります.一般に言えることですが,学会の指針や規則・細則には,その上位にある「法令」の適用を回避させる効力のないことをご承知下さい.

II. 対象者に関するQ&A

Q3. 配偶者や一親等の親族,収入・財産を共有するものの利益相反状態まで報告するように定めているが,これらの人が開示・公開を拒んだら,どうしたらいいのですか?(本指針Ⅲ, IVに関連)
A3. 配偶者などの利益相反状態が,申告者の利益相反状態に強く影響するのは一般に理解されているところです.ベンチャー企業の立ち上げや運営において親族が関わる場合も実際にあります.発表者には,配偶者などの利益相反状態の開示を求めません.しかし,学会役員などには,これらを含めた開示・公開が求められます.配偶者の利益相反状態を申告していなかったことで,申告者が社会的に制裁を受けるのを避けることが目的です.申告者が自身を守るために必要なことと考え,配偶者などを説得してください.学会は配偶者などに対して,直接には何も言う立場にありません.しかし,配偶者などの利益相反状態が深刻な結果,社会的・法的問題が生じた時に,これらを自己申告されていなかった当該申告者を,学会としては,残念ながら社会の批判から守ることができません.また,学会は当該申告者を指針違反者として扱い,本指針で定められた措置をとらざるを得ません.
Q4. 対象者は,その配偶者,一親等の親族,または収入・財産を共有する者となっていますが,一親等の親族に配偶者の両親も含まれますか?(本指針Ⅲ,V関連)
A4. 親等とは親族間の世代数を数えるという概念で,親族とは6親等以内の血族,配偶者と3親等以内の姻族です.一親等以内の親族とは,親と子供で,実の親子の他,養親子,配偶者の両親,配偶者の子,子の配偶者を含みます.

III. 対象となる活動に関するQ&A

Q5. 学会発表,論文投稿,市民公開講座以外に対象となる学会の事業とはなんですか?
A5. 日本医師会や厚生労働省などへ建議を行うこと,これらからの諮問に答えること,優秀な業績の表彰を行うこと,および,診療ガイドラインの作成などです.これらは学会名で行うことですが,建議書や答申書を作成する,表彰業績の選択をする,あるいは,診療ガイドラインの作成を行うのは,理事や委員個人ですので,これらの人々の利益相反状態の開示・公開が必要となります.

IV.開示・公開すべき事項に関するQ&A

Q6. 開示と公開はどう違いますか?
A6. 本指針において,開示は学会事務局,役員,学術集会会長,評議員,委員会委員および委員長,会員,学会参加者,学会誌読者に対して行うものと定義します.公開は学会に関係しない外部の人々や,社会一般の人々に対して明らかにするものと定義します.自己申告された内容のどの範囲を開示として扱い,どこまで公開するかは,対象者および対象事業によって異なります.
学会での発表や学会誌への投稿においては,その自己申告範囲は,当該発表および論文に関連した企業・団体と発表者・投稿者との間の関係に限られます.また,申告行為自体は開示という解釈です.
学会役員などについてはより詳細な利益相反状態の自己申告が要求されます.また,学会役員などについては,一親等内の親族および収入・財産を共有する者についても利益相反状態を申告することになっております.この自己申告は学会に対して開示されるものでありますが,基本的に公開されることを宣誓した上で提出していただきます.しかし,自己申告された内容を,実際に全て公開することは,個人情報保護法の観点から許されるべきこととは考えておりません.社会的・法的に公開が求められた場合には,利益相反委員会で議論し,理事会が公開するべき範囲を決定して,これを公開することになります.
Q7. 私は本職として企業に勤務し,役員をしておりますが,申告が必要でしょうか?(本指針Ⅴ(1)に関連)
A7. 抗癌剤や医療器具を開発・販売している企業に勤められており,その中で役員・顧問職としての収入がある場合は,その報酬額を申告いただくことになります.製薬会社でも,がん治療薬や抗生物質などの外科診療に関わる薬剤を開発・販売されていない会社であれば,たとえ役員・顧問職としての収入があったとしても,申告は要りません.
Q8. 私は私立医科大学の教授であり,某製薬会社の治験調整委員という名称で報酬を得ております.しかし,企業や営利を目的とした団体の「役員」でもなく,「顧問職」という名称でもないので申告しなくて宜しいでしょうか?(本指針Ⅴ(1)に関連)
A8. 役員,顧問職という名称に限定せず,どのような名称であれ,外科診療に関連する企業や営利を目的とした団体のために活動し,これにより報酬を得ている場合は申告して下さい.
Q9. 株の保有やその他の報酬は,研究に関連した企業・団体に限らないのですか?(本指針V(2),(9)に関連)
A9. 学会発表者や論文投稿者については,当該研究に関連する企業・団体のものに限定されます.学会役員などについては,本学会が行う事業に関連する企業・団体に限定して自己申告していただくことになります.
Q10. 私はある医療器具に関する特許権を1,000万円で企業に譲渡しました.これは特許権使用料には当たらないのと解釈して,申告しなくてよいのでしょうか.(本指針V(3)に関連)
A10. 特許権の譲渡については,本指針V(3)の該当項目として申告して下さい.
Q11. 私は学会のガイドライン作成のための会議に出席したことにより,その学会から1年間で100万円をいただきました.利益相反申告書の「企業や営利を目的とした団体から,会議の出席(発表)に対し,研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料など)」に該当するとして申告しなければなりませんか?(本指針V(4)に関連)
A11. 営利を目的としていない学会や研究会からの「時間・労力に対して支払われた日当」や「原稿料」は該当せず,利益相反申告書への記載は不要です.同様に大学病院などの公的施設で講演などをされた場合も,直接に公的施設から講演料をいただいた場合は,たとえ100万円以上でも利益相反申告書に記載する必要はありません.講演場所が公的施設であっても,講演料の支払元が企業や営利を目的とした団体で,1つの企業や営利を目的とした団体から年間100万円以上であれば,利益相反申告書に記載が必要です.
Q12. 私は製薬会社のを20万円分持っています.また,先日,製薬会社の主催する研究会で講演して7万円の講演料をもらいました.これらを,全て自己申告しなければいけませんか?また,収入がある度に自己申告しなければなりませんか? (本指針V(2),(4)に関連) 
A12. 具体的な申告の時期と申告方法,限度額は対象活動や対象者により異なり,細則に定めております.申告時期については,学会発表時,論文投稿時です.学会役員などは就任時と,その後1年に1回の自己申告が必要です.株は1年間の利益が100万円以上(配当や譲渡益が100万円以上という意味です.),講演料は1企業につき年間100万円以上などの取り決めが細則に定められております.
Q13. 私は製薬会社と関連のない出版社からの原稿料が100万円を超えますが,申告が必要でしょうか?(本指針V(5)に関連)
A13. 原稿料で申告しなければならないのは,原稿料の支出元が製薬会社や医療器具メーカーなどである場合です.原稿料が出版社から支出された形であっても,実際は製薬会社などがスポンサーであるような出版物の場合は,支出元は製薬会社であると解釈されるので,申告する必要があります.
Q14. 私はA製薬からパンフレットの執筆を依頼され,原稿料として100万円をいただきました.
A製薬はこの原稿料を特定非営利活動法人「B研究会」名で,私の口座に振り込んでおります.
B研究会が「企業または営利を目的としない団体」であることから,この原稿料を利益相反申告書に記載しなくてもよろしいでしょうか?(本指針V(5)に関連)
A14. 原稿料の支払元が企業等であれば,「企業または営利を目的としない団体」を迂回して支払われる報酬も,1つの企業等から年間100万円以上であれば,利益相反申告書に記載が必要です.
Q15. ある医療器具メーカーから,私の勤める市民病院に奨学寄付金100万円の入金があり,研究担当者名は私になっています.実際には,市民病院全体の研究費として公平に使用しています.このような奨学寄付金も私の利益相反状態として開示・公開すべきでしょうか?(本指針V(6)に関連)
A15. 奨学寄付金であっても,本指針V(6)にあたると解釈して,1企業から年間100万円以上である場合は,研究担当者名である先生の利益相反状態として申告して下さい.ただし細則にあるように,学会発表,論文投稿では,奨学寄付金を納入した企業・団体と関係のない演題・論文であれば,開示対象となりません.学会役員などのより詳細な利益相反状態の開示・公開を求められる立場の方は全てが自己申告の対象となります.
Q16. 私の所属機関のとりきめでは,企業からの奨学寄付金や治験の入金額の10%を事務経費として経理が差し引きます.このため,企業から300万円の奨学寄付金をもらっても,研究者が使えるのは270万円だけです.この場合は,申告する額を270万円にしてもよろしいでしょうか?(本指針V(6),指針施行細則第一条(7)に関連)
A16. 申告者が実質的に使途を決定し得る研究費や奨学(奨励)寄附金で実際に割り当てられた額になりますので,申告額は所属機関の事務経費を控除した額を記載してください.従って,この例の場合の申告額は270万円になります.
Q17. 研究とは直接関係のない,その他の報酬」を申告するように義務づけられていますが,製薬会社が提供するテレビ番組のクイズで海外旅行が当たっても申告するのですか?(本指針V(9)に関連)
A17. クイズや抽選で当たったものは景品であって報酬ではありません.申告が義務づけられているのは「報酬」であり,「報酬」とはなんらかの労力に対する見返りとして支払われるものです.従って,景品は申告対象ではありません.本指針V(9)に当たる例としては,ある医師が特定の薬をよく処方することから,その薬を販売する企業が謝礼の意味でUSBフラッシュメモリーを医師に渡すことなどが該当します.極端な場合は贈賄行為となり刑事罰の対象であり,本指針で扱うものではありませんが,その場合も申告の義務はあります.本指針V(1)〜(8)に該当しないが,利益相反状態となる可能性のあるものを拾い上げるためにV(9)を設けております.細則に1つの企業・団体から受けた報酬が5万円以上を申告することとしております.

V.利益相反状態の回避に関するQ&A

Q18. 寄付講座の多くは企業の寄付資金によって運営されておりますが,寄付講座の教授や職員に対しても利益相反状態の回避の「全ての対象者が回避すべきこと」を適用するのですか?
A18. 寄付講座は深刻な利益相反状態が生じる危険が高いので,本指針が適応されます.
Q19. 利益相反状態の回避について「当該臨床研究を計画・実行する上で必要不可欠の人材であり,かつ当該臨床研究が国際的にも極めて重要な意義をもつような場合には,当該臨床研究の試験責任医師に就任することは可能とする.」という例外規定を設けることは,本指針の理念を弱めることになりませんか?
A19. 本指針の目指すところは,研究者に利益相反状態があることを否定することではなく,また,利益相反状態が強い研究者に対して臨床研究を抑制することでもありません.社会にとって有意義で,重要な臨床研究を行う研究者ほど,利益相反状態が強くなることも事実です.上記のような例外規定を設けることで,有能な研究者が臨床研究に関わる道を開くことが大切と考えております.米国臨床腫瘍学会(ASCO)の利益相反ポリシーにも同様の例外規定があります.一方,この例外規定に相当する研究者が試験責任医師に就任するために,第三者による審査が必要であるとの意見もあります.しかしながら,日本消化器外科学会は,学会で行われる事業について利益相反問題を管理する立場にありますが,個々の施設・研究所で行われる臨床研究を管轄することは権限の範囲を越えております.本指針では学会の管轄外で行われる問題については,学会としての判断を示すにとどめております.
Q20. 「臨床研究の試験責任者が回避すべきこと」によると特許料・特許権の獲得を回避するべき,とあります.しかし,プロトコールに含まれないが極めて有益な成果(企業の権利外の成果)が得られた場合や,医師が自主的に実施する臨床研究において知的財産権が生じた場合も,これらを放棄しなければならないのですか?
A20. 企業の権利外の成果であれ,知的財産権であれ,これらを得ることと,試験責任者の立場で公正に当該臨床研究を監督することとは両立しがたいものと理解されます.試験責任者を辞任されることで,これらの権利を放棄することは避けられます.
Q21. 私は,10病院が参加する臨床研究の中で協力する私立病院の外科部長で,この臨床研究で私の病院における責任医師になってもらいたいと言われています.しかし,私はこの臨床研究で使う薬を製造販売する会社の理事でもあり,年に500万円の報酬をもらっています.私は,この臨床研究で,私の病院の責任医師にはなってはいけませんか?
A21. 多施設臨床研究における各施設の責任医師は,本指針Ⅶには該当しないので,この外科部長が当該施設における責任医師になることを否定するものではありません.但し,当該施設の利益相反委員会や倫理委員会等が,この外科部長について,本臨床試験の責任医師となることが適当ではないと判断されるなら,その決定が優先されると,われわれは考えております.

VI. 実施方法に関するQ&A

Q22. 日本消化器外科学会でブタを使った医療機器に関する演題を発表したいのですが,今回の指針に従って,利益相反状態を開示しなければいけませんか?
A22. 今回の指針は「外科研究」の指針なので,培養細胞や動物などを用いた研究についても利益相反状態を開示していただきます.
Q23. 日本消化器外科学会以外の学会で発表するときも,同じような利益相反状態の開示が必要でしょうか?
A23. 他学会での発表での利益相反状態の開示については,それぞれの学会で定められることで,本指針が関与するところではありません.

IX. 指針改訂に関するQ&A

Q24. 以前は臨床研究のみが利益相反の開示の対象でしたが,本指針改定後は基礎研究も含まれるのでしょうか?
A24. ここ数年の間で,本邦においても欧米と同様に利益相反についての関心が急速に高まり,臨床研究のみならず基礎医学研究を遂行する上においても,利益相反をマネージメントする必要性が認識されるに至りました.このような背景において,日本医学会は「医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン」(2011年)において,医学研究(生命科学研究,基礎医学研究,臨床医学研究,臨床試験)の全てが利益相反マネージメントの対象であると明記しております.また,日本製薬工業協会の「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」(2011年),ならびに,日本医療機器産業連合会の「医療機器業界における医療機関等との透明性ガイドライン」(2012年)が策定され,企業活動における医療機関および研究者個人への支払い資金の公開を行うことが表明されております.この公開対象には臨床研究のみならず基礎医学研究に対する研究費開発費や学術研究助成費が含まれます.
日本消化器外科学会は,利益相反マネージメントの対象研究を拡大しようとする最近の社会的要請に対応するため,本指針を一部改訂し,臨床研究ばかりでなく基礎研究における利益相反も含めた内容として示すこととしました.開示・公開すべき事項,および,利益相反状態の回避に若干の改訂はありますが,指針の対象者,対象となる活動,実施方法などはほとんど変わっておりません.

第30回(2019年)消化器外科専門医認定試験に関するお知らせ

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認定審査について

第30回(2019年)消化器外科専門医認定試験に関するお知らせ 

日本消化器外科学会
資格認定委員会

 本年の消化器外科専門医試験は以下の日時,場所にて実施されます.

試験会場:

 

筆記試験:

2019年10月28日(月曜日)13時~16時まで

集合場所

ホテルグランドパレス 受付前

受付時間

12時30分~12時45分まで

 


※交通機関の遅延,試験会場の間違いによるものも含めて,受付時間に遅刻した場合は受験できません.時間に余裕を持ってお出でください.
※受験票および運転免許証等の顔写真が貼付された本人確認書類を受付時に提示できない者は受験できません.
※筆記試験の答案はマークシートを使用するので,筆記用具としてHBの黒鉛筆および消しゴムを必ず持参してください.
※時間の確認は腕時計で行ってください.試験会場内に時計はありません.
※受験票は,受験資格「有」と判定された方には,10月頭にMyWebに登録されている送付先に簡易書留にて発送いたします.
※試験は13時から16時までの180分です.途中休憩はありません.

 

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今後の消化器外科専門医・指導医に係る制度のグランドデザインについて

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今後の消化器外科専門医・指導医に係る制度のグランドデザインについて

日本消化器外科学会
会員各位

 2018年4月から新しい外科専門医制度がスタートしました.今後,外科専門医に直結する6つのサブスペシャルティ領域(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科,乳腺,内分泌外科)については,日本専門医機構による整備基準のもと,当該サブスペシャルティ学会が基本領域学会である日本外科学会と協同して新しいサブスペシャルティ専門医制度を構築し,運用を行うこととなります.
 これまで消化器外科専門医制度は,その創設以来一貫して消化器外科診療における高い水準を維持し,日本の消化器外科医療を支えてまいりました.新制度におきましても,日本消化器外科学会は,以下の方針のもと消化外科診療全体の質の高さを維持し,国民から信頼され,国民の健康と福祉により一層貢献できる制度の構築を目指します.

  1. 日本消化器外科学会は,日本外科学会ならびに外科専門医直結の6サブスペシャルティ領域学会と歩調を合わせて,「外科系専門医制度グランドデザイン」に沿って新しい消化器外科専門医制度の構築を目指します.

外科系専門医制度グランドデザイン
日本外科学会のHPより

  1. 新専門医制度では,外科サブスペシャルティ専門医は,基本領域よりも専門性の高いサブスペシャルティ領域において,標準的外科診療を担える医師と定義されます.新しい消化器外科専門医は,他の外科サブスペシャルティ領域と水準を合わせ,この医師像に合致する取得要件を設定します.専門医取得要件は変更されますが,更新要件を加えることで同年齢の実質的な手術経験数は同等となり,さらに時代のニーズに即した新な要件を加えることによって消化器外科診療全体の水準の高さを維持します.また,より多くの医師が消化器外科領域を選択し,活躍し続けられる制度となることで,我が国の外科診療の充実に寄与できるものと期待されます.
  2. 現行の日本消化器外科学会指導医に係る制度はこれを堅持します.現行の消化器外科専門医が複数名以上在籍する施設では手術死亡率が低下することがNational Clinical Databaseの解析で明らかになっています.日本消化器外科学会は,消化器外科専門医制度の充実に加えて,現行の専門医資格を上回る指導医資格に係る制度を堅持することで,我が国の消化器外科診療の質の高さを維持し,国民の健康と福祉により一層貢献できる制度の構築を目指します.

今後の消化器外科専門医・指導医資格について

以上の内容を,2018年7月の総会評議員会で名誉・特別・評議員の先生方へパンフレット(下段よりPDFで入手可能)を元にご説明し,ご了承頂きました.会員の先生方につきましても,お目通しいただき,ご意見等ございましたら,パンフレット最終ページに記載のある送り先にご意見をお寄せください.

2018年8月16日
一般社団法人日本消化器外科学会
理事長 瀬戸 泰之
専門医制度委員長 袴田 健一

専門医制度インデックス

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新しい消化器外科専門医制度の変更点

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新しい消化器外科専門医制度の変更点

2020 年より消化器外科専門医制度が変わります

最終改正:2019年9月

専門医像の変更

 従来の「より高度」な消化器外科診療を提供できる医師の育成から、「標準的」な消化器外科診療を提供できる医師の育成へと、専門医像が変わります。
 努力すれば8 年程度で取得可能で、取得平均年齢も34歳とキャリアデザインの描きやすい制度へと変更されることで、若いうちに目指せる資格になります。


クリックで拡大します

取得の要件は変わりますが、数年後の更新要件により、消化器外科診療の高い水準を維持することができます

 従来の消化器外科専門医のハードルは、他の外科系サブスペシャリティよりも高いとされ、変更後も同等かそれ以上になります。また、従来より早く取得しても、更新要件により実質的な手術経験数は変わらず、高い水準を維持できるようになります。


クリックで拡大します

他の領域の外科系修練プログラムで修練を行っている方が、新たに消化器外科専門医を目指すことも可能です

 結婚、妊娠、出産、病気、研究、留学等で、更新要件を満たせない場合は、認定登録医を経て、専門医を復活できます。(新専門医制度でも考慮される見込みです)

専門医試験の合否判定基準の変更

 試験結果の約75%を合格とするこれまでの「相対評価」から、一定の点数以上が取れていないと合格できない「絶対評価」に変更します。それにより合否判定が明確になるとともに、2020 年2 月発行予定の公式テキスト『消化器外科専門医の心得』より出題されますので、それを用いてしっかり勉強する必要があります。

今後のスケジュール

2020年 1月 「新カリキュラム基準」による専門医試験実施要項の公示
  2月 「新カリキュラム基準」による書類申請受付開始
  11月 「新カリキュラム基準」による専門医試験
2021年 1月 「新カリキュラム基準」による専門医誕

委員会名簿

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名簿

委員会名簿(2019年9月)

評議員選出委員会

委員長 江口  晋
専門委員 食道 竹内 裕也
胃・十二指腸 瀧口 修司
小腸・大腸 山口 茂樹
肝・脾 永野 浩昭
胆・膵 佐野  力
地区委員 北海道地区 武冨 紹信
東北地区 袴田 健一
関東地区 調   憲
中部地区 堀口 明彦
近畿地区 掛地 吉弘
中国・四国地区 藤原 俊義
九州地区 赤木 由人

評議員選出小委員会

委員 小林 宏寿 柴  浩明 絹笠 祐介 高橋 孝夫
高森 啓史 布部 創也 吉川 貴己 和田 則仁

学術集会運営委員会

委員長 竹政伊知朗
理事長 北川 雄光
  財務委員長 学術委員長 総会会長 大会会長

会誌編集委員会

担当理事 遠藤  格
委員長 比企 直樹
委員 秋吉 高志 市川 大輔 上野 秀樹 江口  晋
遠藤  格 大塚 将之 絹笠 祐介 窪田  健
黒川 幸典 黒柳 洋弥 小林 宏寿 斎浦 明夫
塩崎  敦 大幸 宏幸 瀧口 修司 竹内 裕也
竹政伊知朗 能城 浩和 廣野 誠子 藤井  努
堀口 明彦 丸橋  繁 水島 恒和 本山  悟
山下 継史 山本聖一郎    
九嶋 亮治(病理学) 菅井  有(病理学)
全   陽(病理学) 森田 智視(統計学)
English language editor 小島多香子  
編集幹事 新原 正大 細田  桂

専門医制度委員会

委員長 袴田 健一
委員 市川 大輔 猪股 雅史 江口  晋 遠藤  格
大段 秀樹 小澤 壯治 掛地 吉弘 北川 雄光
北見 智恵 調   憲 竹政伊知朗 田邉  稔
永野 浩昭 堀口 明彦 正木 忠彦 吉田 和弘

資格認定委員会

委員長 堀口 明彦
委員 北海道地区 武冨 紹信 竹政伊知朗  
東北地区 佐々木 章 袴田 健一  
関東地区 國崎 主税 斎浦 明夫 若井 俊文
中部地区 瀧口 修司 藤井  努  
近畿地区 掛地 吉弘 坂井 義治  
中国・四国地区 大段 秀樹 鈴木 康之  
九州地区 猪股 雅史 中村 雅史  

資格認定小委員会

委員 青木  琢 秋吉 高志 北見 智恵 工藤  篤
小林 宏寿 谷合 信彦 鍋谷 圭宏 野村 幸世
比企 直樹 松谷  毅 矢野 文章 吉松 和彦

試験問題作成委員会(○各臓器の担当長)

委員長 堀口 明彦
委員 総論 ○吉川 貴己 青木  琢 七戸 俊明
 並川  努 比企 直樹 渡邉  学
食道 ○竹内 裕也 入野 誠之 菊池 寛利
 野間 和広 宮崎 達也 本山  悟
胃・十二指腸 ○市川 大輔 沖  英次 瀧口 修司
 布部 創也 六車 一哉 和田 則仁
小腸・大腸 ○絹笠 祐介 市川 靖史 栗生 宜明
 小林 宏寿 水島 恒和 山口 茂樹
肝・脾 ○江口  晋 板野  理 海堀 昌樹
 副島 雄二 七島 篤志 長谷川 潔
胆・膵 ○中村 雅史 黒木  保 斎浦 明夫
 武田  裕 藤井  努 三浦 文彦

 

教育委員会

委員長 堀口 明彦
委員 武冨 紹信 中村 雅史 比企 直樹 福島 亮治
三森 功士 渡邊 雅之    

財務委員会

委員長 調   憲
理事長 北川 雄光
委員 江口  晋 小澤 壯治 掛地 吉弘 堀口 明彦

規約委員会

委員長 猪股 雅史
理事長 北川 雄光
委員 大段 秀樹 掛地 吉弘 田邉  稔 永野 浩昭

 

保険診療委員会

委員長 正木 忠彦
委員 勝部 隆男 武田  裕 寺島 雅典 内藤  剛
渡邊 雅之      

 

将来構想委員会

委員長 北川 雄光
委員 遠藤  格 大辻 英吾 竹内 裕也 袴田 健一
花崎 和弘 福本  巧 吉田 和弘  

 

広報委員会

委員長 猪股 雅史
委員 大段 秀樹 國崎 主税 小林美奈子 柴田  近
瀧口 修司 野添 忠浩 又木 雄弘 丸橋  繁
吉田  寛      

JESUS実行委員会

委員長 猪股 雅史
委員 岩下 幸雄 恵木 浩之 衛藤  剛 海堀 昌樹
木村 英明 瀧口 修司 土川 貴裕 二宮  致
野原 京子 船橋 公彦 又木 雄弘 盛 真一郎
李  栄柱 和田 範子    

倫理委員会

委員長 吉田 和弘
委員 大塚 将之 佐伯 浩司 高村 博之 野村 幸世
野村 憲弘 福住恵一郎 水島 恒和 山本聖一郎

医療安全委員会

委員長 永野 浩昭
委員 青木  琢 有泉 俊一 大田 貢由 北見 智恵
瀧口 修司 内藤  剛 永野 浩昭 七島 篤志
野村  務 比企 直樹 廣野 誠子 山崎  誠

学術委員会

委員長 大段 秀樹
委員 石田 秀行 久保 正二 斉田 芳久 白石 憲男
土岐祐一郎 永野 浩昭 野村 幸世 長谷川 潔
本山  悟 山本 順司    
  総会会長 大会会長    

データベース委員会

委員長 掛地 吉弘
委員 上野 秀樹 江口  晋 遠藤  格 佐々木 章
瀧口 修司 竹内 裕也 橋本 雅司 堀口 明彦
正木 忠彦 丸橋  繁 吉田 和弘  
アドバイザー 山本 博之      

NCDデータ品質管理小委員会

委員 荒川  敏 上野 正紀 裏川 直樹 折茂 達也
金治 新悟 神谷 欣志 川合 一茂 木村 聡元
小船戸康英 佐々木義之 高橋  新 中里 徹矢
長谷川 寛 日高 匡章 藤井 正一 松尾 洋一
元井 冬彦 盛 真一郎    

プロジェクト管理小委員会

委員 石亀 輝英 上野 秀樹 金治 新悟 神谷 欣志
木村 聡元 内藤  剛 七島 篤志 長谷川 寛
藤井 義郎 山本 博之    

利益相反委員会

委員長 田邉  稔
委員 大辻 英吾 小澤 壯治 調   憲 竹政伊知朗
野村 憲弘 山上 裕機 山本 雅一  

英文誌運営委員会

委員長 遠藤  格
理事長 北川 雄光
委員 小澤 壯治 掛地 吉弘 島田 英昭 瀬戸 泰之
竹政伊知朗 永野 浩昭 袴田 健一 馬場 秀夫
比企 直樹 堀口 明彦 森  正樹  
アドバイザー 小松  正 林  和弘    

国際委員会

委員長 吉田 和弘
理事長 北川 雄光
委員 北山 丈二 高橋 孝夫 竹内 裕也 廣野 誠子
山本 雅一 吉川 幸造    

総務委員会

委員長 北川 雄光
理事長 北川 雄光
委員 遠藤  格 掛地 吉弘 調   憲

消化器外科専門医テキスト制作委員会

委員 猪股 雅史 大辻 英吾 北川 雄光 瀬戸 泰之
袴田 健一 堀口 明彦    

テキスト制作実務委員会

消化器外科総論 瀬戸 泰之
がん診療総論 瀬戸 泰之
食道 北川 雄光
胃十二指腸 大辻 英吾
小腸・大腸 猪股 雅史
肝・脾 江口  晋
胆・膵 堀口 明彦
救急外科・ヘルニア 袴田 健一

実務小委員会班長

消化器外科総論 阪本 良弘
がん診療総論 吉川 貴己
食道 竹内 裕也
胃十二指腸 市川 大輔
小腸・大腸 絹笠 祐介
肝・脾 吉住 朋晴
胆・膵 中村 雅史
救急外科・ヘルニア 山本聖一郎

日本医学会

評議員 田邉  稔
連絡委員 正木 忠彦
医学用語委員 遠藤  格
医学用語委員代委員 堀口 明彦

外科関連学会協議会

代表委員 猪股 雅史 永野 浩昭 正木 忠彦

外科系学会社会保険委員会連合

代表委員 勝部 隆男 武田  裕 寺島 雅典 内藤  剛
渡邊 雅之       

外科関連専門医制度委員会

代表委員 田邉  稔 袴田 健一 正木 忠彦

日本消化器関連学会機構

理事 大段 秀樹 瀬戸 泰之 吉田 和弘
社員 猪股 雅史 小澤 壯治 正木 忠彦

National Clinical Database

理事 掛地 吉弘 瀬戸 泰之
運営委員 掛地 吉弘  
専門医制度委員 袴田 健一  
倫理委員 吉田 和弘  

消化器外科関連専門医制度協議会

議長 袴田 健一

消化器外科データベース関連学会協議会

議長 掛地 吉弘

人工膵臓関連学会協議会

世話人 島田 光生

臓器移植関連学会協議会

世話人 大段 秀樹

第30回(2019年)消化器外科専門医認定審査の書類審査結果について

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認定審査について

第30回(2019年)消化器外科専門医認定審査の書類審査結果について

専門医制度委員会
資格認定委員会

 本年の消化器外科専門医審査申請は,申請締切日までに602名の申請があり,書類審査の結果,下記のごとく判定されました.

 専門医は,今後ますます社会的注目を浴びることになりますので,申請者におきましては,臨床修練などの資格要件の具備はもちろんのこと,書類の申請に際しても,十分な注意を払ってください.

1. 書類審査による受験資格「無」:85名90件(重複あり)

内訳
1)指導責任者,申請認定施設等の不備 2件
2)提出業績の所定件数不足 50件
3)診療経験の所定件数不足 0件
4)修練期間の所定期間不足 1件
5)研修実績の所定件数不足 16件
6)手術記録2に関する不備 0件
7)申請書類等の記入ミス・漏れ及び記載不備 7件
8)所定書類等の添付ミス・漏れによる不備 14件

2. 指導責任者署名押印確認
[申請認定施設指導責任者として申請者が署名押印を受けた指導責任者]に対して,その署名押印が本人の手によるものか否かの確認を行った.その結果,1名の申請者について異なる旨の回答があったため,受験資格「無」と判定した.

3. 再申請
上記1.で受験資格「無」となった者に対して,不備を正しての再申請(再申請料1万円)を可能とした.受験資格「無」判定者85名中70名より再申請があり,審査の結果69名を受験資格「有」と判定した.

審査の結果
申請者数 602名
受験資格「有」と判定 586名
受験資格「無」と判定 16名


日本消化器外科学会雑誌 投稿規程

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学会誌

日本消化器外科学会雑誌投稿規程

最終改正:2019年10月

投稿内容

 投稿論文は消化器外科学の進歩に寄与する創意に富んだもので,他誌に発表されていないものに限る.なお,多重投稿でない旨および利益相反状態を明示し,著者全員の記名(投稿者および指導者の指定を含む.)を必要とする.

投稿資格

 著者は,投稿原稿にかかわる成果に実質的に貢献した者かつ一般社団法人日本消化器外科学会(以下「本学会」という.)の会員であることとし,その数は10名以内とする.ただし,病理医,内科医および放射線科医などの他科の著者については,会誌編集委員会で承認された場合は,本学会会員および10名以内でないことを妨げない.

論文の採択

 投稿論文の採否は,会誌編集委員会の審査によって決定する.審査は,査読制を採用する.

原稿の様式

  1. 論文種目は,原著,総説,症例報告,臨床経験,研究速報,提言,依頼論文および特別報告とし,その種目および臓器別査読希望領域を明示する.
  2. 研究速報は,研究成績をすみやかに掲載することを目的としたもので,様式は原著に準ずるが,和文および英文の要旨は不要とし,採択後すみやかに掲載する.

原稿の書き方

  1. 本投稿規程および次に掲げる指針に従うものとする.
    (1) 医学研究における倫理的問題に関する見解および勧告
    (2) 症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針
    (3) 患者の病理検体(生検・細胞診・手術標本)の取扱い指針
    (4) 遺伝学的検査の適切な実施について
    (5) Consensus Statement on Submission and Publication of Manuscripts
  2. 論文の内容が臨床研究の場合は,人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 に従い原則として倫理審査番号を本文中に明記する.また,動物実験の場合は,施設のガイドラインに準拠していることを本文中に明記する.
  3. 未承認の薬剤の投与または未承認の医療技術が含まれている場合または抗腫瘍薬などの有害事象を生じうる薬剤を用いた場合は,原則として倫理審査番号を本文中に明記する.
  4. 原著,総説,症例報告および臨床経験の様式は,題名,欄外見出し,著者名,所属,別刷り請求先,要旨,索引用語,本文,文献,Figure Legends 外部サイトへリンクの順に記述する.
  5. 原稿は,横書きA4縦判800字詰(32文字×25行,12ポイント程度)とする.
  6. 原著の本文は,はじめに,目的,方法,結果,考察の順に,症例報告の本文は,はじめに,症例,考察の順に記述する.
  7. 現代仮名遣いに従い,常用漢字を用いる.なお,医学用語は,日本医学会 医学用語辞典 外部サイトへリンクに準ずる.
  8. 度量衡はCGS単位に限る.
  9. 外国人名,薬品名などの科学用語は,原語を用いる.
  10. 外国語の表記については,日本語で表現できる外国語は日本語表記を原則とする.また,医学用語辞典や国語辞典にカナ表現のある外国語(外国語の読み方がそのまま日本語化したもの)は,原語ではなく辞書にあるカナで記載することが望ましい.
  11. 論文にしばしば繰り返される語は略語を用いて差し支えないが,初出のときは略さずに,以下に略語を使用することを明記する.
    (例)
    膵頭十二指腸切除術(pancreatoduodenectomy;以下,PDと略記),gastrointestinal stromal tumor(以下,GISTと略記)
  12. Fig.,Tableの引用は,該当文章の末尾に挿入する.
  13. 文献検索に関しては,検索方法,検索に用いたキーワードおよび対象期間を明記する.

原稿枚数

論文種目 要旨 本文(800文字/枚) 図,表(英文) 索引用語(和文/英文)
原著 和文600文字以内
英文350語以内
13枚以内 20枚以内 5個以内
総説 和文400文字以内
英文250語以内
13枚以内 20枚以内 3個以内
症例報告 和文400文字以内
英文250語以内
8枚以内 20枚以内 3個以内
臨床経験 和文400文字以内
英文250語以内
8枚以内 20枚以内 3個以内
研究速報 2枚以内 1枚以内 1個
提言 和文400文字以内
英文250語以内
8枚以内 10枚以内 3個以内
依頼論文:
会長・特別講演
和文400文字以内
英文250語以内
13枚以内 20枚以内 3個以内
依頼論文:
シンポジウム
和文400文字以内
英文250語以内
8枚以内 10枚以内 3個以内
依頼論文:
その他
和文400文字以内
英文250語以内
13枚以内 10枚以内 3個以内
  1. 特別報告は,一般投稿ではなく委員会報告など会誌編集委員会が認めたものを対象とする.原稿枚数などは,会誌編集委員会の議を経て決定する.
  2. Letters to the editorは,本誌に発表された論文について,反論あるいは賛成の意見などをまとめたものとする.採否は会誌編集委員会の議を経て決定する.原稿は800字詰用紙に換算して2枚以内(うち,図表は1枚以内;ただし,縦5cm×横7cmに縮小印刷が可能なもの)とする.掲載料は不要とするが,別刷は作成しないものとする.

和文要旨

 原著は,目的,方法,結果,結語の各項目順に600字以内で記載する.総説,症例報告,臨床経験,提言および依頼論文は,400字以内で記載する.

英文要旨

  1. 採択決定後,英文要旨およびKey wordsを提出する.
  2. 和文要旨と同内容の要旨(A4判;原著は350語以内,他は250語以内)とする.
  3. ネイティブレベルのチェックを受けることが望ましい.

索引用語

  1. 索引用語は,要旨の末尾に記載する.
  2. 原著は5個以内,総説,症例報告,臨床経験,提言,依頼論文は3個以内,研究速報は1個とする.
  3. 索引から目的の論文が確実に検索できるように具体的,的確なものとする.

文献

  1. 文献は,本文中に肩付した引用番号順に配列する.
  2. 和文誌名は,完全誌名を記載する.欧文誌名は,Index Medicusに準ずる.
  3. 文献の書式は,「生物医学雑誌への投稿のための統一規程」(バンクーバー・スタイル) 外部サイトへリンクに準ずる.

図表,動画の説明文(Figure Legends)

 図,表および動画の内容,説明文は,すべて英文とし,まとめて記載する.

校正

 初校は,著者校正とする.校正時の追加,削減は,再査読とする.

掲載料金

  1. 原著および総説は,無料とする.
  2. 症例報告,臨床経験,研究速報および提言は,1編につき22,000円とする.
  3. 特別報告は,会誌編集委員会の議を経て決定する.
  4. 別刷は,実費負担とする.

著作権

 本誌(オンライン・ジャーナルを含む.)に掲載された論文の著作権は,本学会に帰属する.なお,クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC)に基づき,複製または頒布することができるものとする.

原稿の送付

 論文の投稿は,電子投稿システム「ScholarOne ManuscriptsTM」で行う.

 論文は,以下に示すファイルに分けて,投稿ウェブサイトからアップロードする.必ず投稿前にファイル内の文字化け,画像の鮮明度などを確認する.

  1. 論文原稿:
    標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いたMicrosoft社のWordでの作成を推奨する.
  2. 図:
    DOC(X),XLS(X),PPT(X),JPG,TIFF,GIF,AI,EPSおよびPSDフォーマットなどのオリジナルファイルをアップロードする.印刷原稿の解像度として,白黒は1,200dpi,グレースケールおよびカラーは300dpiを必要とする.カラー図版について,色再現性に懸念のある場合は,RGBモードで投稿し,論文受理後に申し出ることでCMYKフォーマットの図版を再提出することができる.
  3. 表:
    標準的なフォント(Times New Roman,Centuryなど)を用いたMicrosoft社のExcelでの作成を推奨する.また,内容を端的に示す表題をつける.
  4. 動画:
    図を説明する手段として必要に応じて電子付録動画を加えることができる.Windows Media Player またはQuickTime Player で再生可能な形式(mpeg,mpg,mov,aviを推奨)で作成し,1論文につき5ファイルまで,1ファイルの再生時間は原則として3分以内とする.
  5. 原稿チェックリスト:
    リスト項目を満たしていることを確認のうえ,投稿者および指導者が署名する.
  6. ファイル名:
    アップロードファイルは,次のように半角英数字を用いて名前を付ける(拡張子は例示).
    論文原稿:maindocument.doc
    図:fig1.jpg fig2.jpg fig3.jpg
    表:table1.xls table2.xls table3.xls
    動画:fig1-video.mpeg
    原稿チェックリスト:checklist.pdf
  7. ファイルサイズ:
    アップロードするファイルサイズは,すべてのファイルの合計で20,000KBまでとする.

略語について

 以下の用語は略語で記載することができる.

血液一般検査 通常の血液生化学的検査,腫瘍マーカー
臨床検査手技関連 ultrasonography (US), computed tomography (CT), magnetic resonance imaging (MRI), endoscopic retrograde cholangiopancreatography (ERCP), hematoxylin eosin (HE), magnetic resonance cholangiopancreatography (MRCP), positron emission tomography (PET), fluorodeoxyglucose positron emission tomography (FDG-PET), percutaneous transhepatic cholangiography (PTC)
治療手段 transcatheter arterial embolization (TAE), total parenteral nutrition (TPN), percutaneous transheptic biliary drainage (PTBD), endoscopic submucosal dissection (ESD), endoscopic mucosal resection (EMR)
その他 quality of life (QOL), TNM分類, activities of daily living (ADL), performance status (PS)

 

投稿について

投稿の手引きを参照のうえ,投稿サイトに進んでください.

 

会誌編集委員会

委員長 遠藤  格
委員 浅尾 高行 市川 大輔 上坂 克彦 大塚 将之
掛地 吉弘 絹笠 祐介 黒柳 洋弥 新地 洋之
大幸 宏幸 瀧口 修司 竹内 裕也 竹政伊知朗
永野 浩昭 能城 浩和 長谷川博俊 比企 直樹
廣野 誠子 福島 亮治 藤井  努 堀口 明彦
丸橋  繁 水島 恒和 村田 幸平 本山  悟
安田 卓司 山口 茂樹    
九嶋 亮治(病理学) 菅井  有(病理学)
全   陽(病理学) 森田 智視(統計学)
English language editor J. Patrick Barron 小島多香子
編集幹事 秋山 浩利 大田 貢由

 

事務局

日本消化器外科学会
会誌編集委員会 編集事務局

中西印刷株式会社 東京営業部内
Email: jjgs(アットマーク)edit-nacos.com
TEL: 03-3816-0738,FAX: 03-3816-0766
〒113-0033 東京都文京区本郷 2-26-11 KAZEN第2ビル6階

 

サポートデスク

ScholarOneサポートセンター

株式会社杏林舍(Thomson Reuters社 SCHOLARONETMの国内代理店)
(オンライン投稿・査読システムの利用に関する技術的なサポート)
Email: j3-sm(アットマーク)kyorin.co.jp
TEL: 03-3910-4517
電話受付時間:平日9時から12時,13時から17時まで

歴代理事長

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名簿

歴代理事長(2019年10月)

初代 北野 正剛(名誉理事長)
(2006年7月-2008年7月)

第2代 杉原 健一(名誉理事長)
(2008年7月-2011年7月)

 

第3代 森  正樹
(2011年7月-2015年7月)

第4代 瀬戸 泰之
(2015年7月-2019年7月)

 

 

 

第5代 北川 雄光
(2019年7月-)

 

 

学会賞:募集要項

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学会賞:募集要項

2020年度日本消化器外科学会賞 募集要項

概要

 消化器外科の分野において,みるべき成果を上げた研究,独創的な手術術式の開発をした学会会員,また日本の消化器外科を広く国際的に紹介するなど貢献した学会会員に対して,日本消化器外科学会賞を授与し支援することを目的とし設立された賞です.

 

JSGS Art of the Year 2020(手術部門)

 独創的な術式を開発するなど,手術分野で貢献のあった学会会員へ授与する.

【授与内容】

  • 賞状と副賞として賞金を贈呈いたします.
  • 賞金の金額は100万円です.

【授与人数】

  • 1名 ただし,賞の授与にふさわしい人物がいない場合には該当者なしとなります.

【審査対象者】

  • 本学会会員であり,継続10年以上の会費を完納している方.
  • 本学会年度末(2020年4月末日)時点で64歳以下の方.

【審査提出物】

  • 審査申請書(指定※1)
  • 論文発表実績(主要論文(3編以上5編以内))
    ※主要論文の定義:英文誌で,原著もしくは総説

 

JSGS Science of the Year 2020(学術部門)

 医学の発展に寄与する研究など,学術分野で貢献のあった学会会員へ授与する.

【授与内容】

  • 賞状と副賞として賞金を贈呈いたします.
  • 賞金の金額は100万円です.

【授与人数】

  • 1名 ただし,賞の授与にふさわしい人物がいない場合には該当者なしとなります.

【審査対象者】

  • 本学会会員であり,継続10年以上の会費を完納している方.
  • 本学会年度末(2020年4月末日)時点で64歳以下の方.

【審査提出物】

  • 審査申請書(指定※1)
  • 論文発表実績(主要論文(3編以上5編以内))
    ※主要論文の定義:英文誌で,原著もしくは総説

 

JSGS Young Investigator of the Year 2020(若手医師部門)

 消化器外科領域全般において,目覚ましい成果を上げ,将来的な活躍が期待される若手医師へ授与する.

【授与内容】

  • 賞状と副賞として賞金を贈呈いたします.
  • 賞金の金額は1名につき20万円です.

【授与人数】

  • 5名 ただし,賞の授与にふさわしい人物がいない場合には,受賞者が5名に満たない場合や該当者なしもありえます.

【審査対象者】

  • 本学会会員であり,継続5年以上の会費を完納している方.
  • 本学会年度末(2020年4月末日)時点で40歳以下の方.

【審査提出物】

  • 審査申請書(指定※2)
  • 論文発表実績(主要論文(3編以上5編以内))
    ※主要論文の定義:英文誌で,原著もしくは総説

 

日本消化器外科学会賞 応募方法

《全部門共通》

  • 指定の書類に必要事項を記入し提出してください.
    審査書類は,以下よりダウンロードできます.
  • 応募締切:2019年12月24日(火曜日)17時必着

PDF版

(※1)日本消化器外科学会賞 審査申請書(手術部門,学術部門)( PDF 246KB)

(※2)日本消化器外科学会賞 審査申請書(若手医師部門)( PDF 241KB)

Word版

(※1)日本消化器外科学会賞 審査申請書(手術部門,学術部門)(Word 241KB)

(※2)日本消化器外科学会賞 審査申請書(若手医師部門)(Word 90KB)

 

《手術部門・学術部門》

  • 手術部門・学術部門において,他薦による候補者を募集いたします.
  • 候補者の推薦を行う場合は,以下のメールアドレス宛に推薦状(※3)をご提出ください.
     jsgsaward[@]jsgs.or.jp
     ※送信時は[@]を半角@に置き換えてください.
  • 推薦締切:2019年11月25日(火曜日)17時必着

PDF版

(※3)日本消化器外科学会賞 推薦状( PDF 101KB)

Word版

(※3)日本消化器外科学会賞 推薦状(Word 26KB)
※推薦者となる方は,本学会の会員に限ります.
※理事・監事・学術委員は審査員であるため推薦者になることはできませんので,ご注意ください.
※被推薦者が募集要項に沿わない場合は審査の対象外となりますので,ご了承ください.
※参考:過去の受賞者

 

宛先

〒108-0073
東京都港区三田三丁目1番17号 アクシオール三田6階
日本消化器外科学会
『2020年度日本消化器外科学会 学会賞審査』係

 

日本消化器外科学会賞 審査

  • 応募された審査書類をもとに,学会賞審査委員会と理事会での厳正な審査のうえ,受賞者を決定いたします(2020年5月決定予定).

【授賞式および受賞者講演と論文執筆

  • 第75回日本消化器外科学会総会にて授賞式を行います.なお,「手術部門」「学術部門」の受賞者は,総会期間中の受賞者講演(15分程度)と,Annals of Gastroenterological Surgeryへの投稿が必須となります.

 

よくあるご質問と回答

質問:過去に応募し落選となりましたが,再び応募することは可能ですか.
回答:可能です.ただし各賞ごとに年齢制限がありますので,その点ご注意ください.

質問:提出する論文発表実績では,新たに日本語で要旨を作成する必要がありますか.
回答:新たに日本語で要旨を作成して提出頂く必要はありません.出版された論文をそのままご提出ください.

質問:提出する論文は筆頭者でなければいけませんか.
回答:筆頭,共同を問わず,ご自身が最も良いと思われる論文を提出してください.

 

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2020年指導医認定審査業務に関するお知らせ

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指導医

2020年指導医認定審査業務に関するお知らせ

2019年10月

会員各位

日本消化器外科学会
資格認定委員会

 

2020年指導医認定審査業務に関するお知らせ

 

 指導医の認定業務は下記の要項で実施いたします.


1.日程概要
申請の受付期間:2019年12月中旬~2020年1月31日(午後5時まで)
審査結果の通知時期:2020年5月(予定)

2.申請者の資格
指導医の認定を申請する者(以下「指導医申請者」という.)は,次の各号に定めるすべての資格を要する.
(1)次のいずれかの者とする.
  (1)専門医で,取得後4年以上の者(2016年1月1日までに認定)
  (2)昭和54年以前に日本国の医師免許を取得した認定医で,会員歴11年以上の者(2010年12月31日までに入会)
(2)最近5年間は,主として消化器外科の臨床に従事していること.
(3)別に定める診療経験を有すること.
(4)別に定める業績を有すること.

3.申請条件(診療経験及び業績)
指導医申請者は,次の各号に定められた診療経験及び業績を有していなければならない.
(1)診療経験
最近5年間に,手術経験として,消化器外科専門医修練カリキュラムの手術難易度区分に示された中難度及び高難度手術の中から,術者,指導的助手,助手を問わず,合計50例以上の経験を必要とする.

(2)業績
最近5年間で,筆頭者として1件又は共同発表者として5件以上の消化器外科学に関する研究発表を必要とする.ただし,この業績は,資格認定委員会の審査によって適当であると認められた医学雑誌及び学術集会に発表されたものでなければならない.
※ 資格認定委員会の審査によって適当であると認められた医学雑誌及び学術集会の適用範囲は,「消化器外科専門医制度審査のための業績基準」に準ずる.
※ 医学雑誌:「消化器外科専門医制度審査のための業績基準」に定められた雑誌及びこれに準ずる全国的な学会雑誌とする.著書は含まない.
※ 学術集会:消化器外科に関連する全国的な学会,研究会及び複数の都道府県にまたがる地方会とする.定期的・継続的に開催されていないもの,私的なもの及び都道府県単位の地方会は認めない.

4.申請手数料及び認定料
申請手数料は10,000円,審査合格者は認定料20,000円が必要.

5.申請方法
本学会会員専用ページ「MyWeb」内に,2019年12月中旬より「指導医新規申請」というメニューを公開するので,そこから申請手続きを進める.
(申請手続きを進めると,最後に申請手数料を払い込む画面が表示される.)

2020年指導医更新認定審査業務に関するお知らせ

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指導医

2020年指導医更新認定審査業務に関するお知らせ

2019年10月

指導医各位

日本消化器外科学会
資格認定委員会

 

2020年指導医更新認定審査業務に関するお知らせ
 

 指導医の更新認定業務は下記の要項で実施いたします.

1.日程概要
申請の受付期間:2019年12月中旬~2020年1月31日(午後5時まで)
審査結果の通知時期:2020年5月(予定)

2.申請者の資格
更新のため指導医の認定を申請する者(以下「指導医更新申請者」という.)は,次の各号に定めるすべての資格を要する.
(1)専門医又は認定登録医であること.ただし,昭和54年以前の日本国の医師免許取得者は,認定医であること.
(2)別に定める研修実績を有すること(2020年1月時点において専門医又は認定登録医を有する場合は省略可能).

3.申請条件
指導医更新申請者は,最近5年間(申請の前年の12月31日まで)に,本学会総会又は大会2回の参加と教育講座で異なる4領域の受講,及び日本外科学会定期学術集会1回の参加を,参加証又は受講証によって証明できるものでなければならない.

4.申請手数料及び認定料
申請手数料は10,000円,認定料は不要.

5.申請方法
本学会会員専用ページ「MyWeb」内に,2019年12月中旬より「指導医更新申請」というメニューを公開するので,そこから申請手続きを進める.
(申請手続きを進めると,最後に申請手数料を払い込む画面が表示される.)
※ 完全オンライン申請,オンライン支払(クレジットカード・コンビニ)となります(紙媒体での受付は行いませんので,ご注意ください.).

指導医再取得認定審査業務に関するお知らせ

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指導医

指導医再取得認定審査業務に関するお知らせ

2019年10月

会員各位

日本消化器外科学会
資格認定委員会

 

指導医再取得認定審査業務に関するお知らせ

 

 専門医制度規則第17条第4号(指導医の更新を受けないとき)による指導医資格喪失者に対する再取得審査業務は下記の要領で実施いたします.

 なお,対象外の方が申請した場合は,その申請を無効とし,書類及び申請手数料は返却しませんので,くれぐれもご注意ください.また,対象者の有効期限もありますので,こちらもご注意ください.

 

1.日程概要
申請の受付期間:2019年12月中旬~2020年1月31日(午後5時まで)
審査結果の通知時期:2020年5月(予定)

2.申請者の資格
(1)専門医又は認定登録医であること.ただし,昭和54年以前の日本国の医師免許取得者は,認定医であること.
(2)別に定める研修実績を有すること(2020年1月時点において専門医又は認定登録医を有する場合は省略可能).
(3)規則第18条第3項適用対象者であること(指導医の更新を受けずに喪失した指導医資格は,喪失した翌々年までの更新認定申請において,規定の更新条件を適用して再取得の申請をすることができる.今回の対象者は指導医認定証における有効期限が「2018年5月31日」又は「2019年5月31日」で,2020年1月時点において専門医又は認定登録医であること.ただし,昭和54年以前の日本国の医師免許取得者は,認定医であること.).

3.申請条件
指導医再取得申請者は,最近5年間(申請の前年の12月31日まで)に,本学会総会又は大会2回の参加と本学会教育講座で異なる4領域の受講,及び日本外科学会定期学術集会1回の参加を,参加証又は受講証によって証明できるものでなければならない.

4.申請手数料及び認定料
申請手数料は10,000円,審査合格者は認定料20,000円が必要.

5.申請方法
本学会会員専用ページ「MyWeb」内に,2019年12月中旬より「指導医再取得申請」というメニューを公開するので,そこから申請手続きを進める.
(申請手続きを進めると,最後に申請手数料を払い込む画面が表示される.)
※ 完全オンライン申請,オンライン支払(クレジットカード・コンビニ)となります(紙媒体での受付は行いませんので,ご注意ください.).

指導医インデックス


特定術式のNCD術前前向き登録について

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データベース事業

特定術式のNCD術前前向き登録について

2016年6月
(2019年10月更新)

会員各位

 平成28年度の診療報酬改定により,『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの)』,『K703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術』の2術式が診療報酬に採択され,これらを施行するための施設基準も厳格に定められました.

 新たに定められた施設基準(「特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」平成28年3月4日 保医発0304第2号)では【当該手術を実施する患者について,関連学会と連携の上,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っていること】という条件が明記されています.

 また,疑義解釈(疑義解釈資料の送付について(その2)平成28年4月25日)において,「関連学会と連携の上,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っていること」とは【日本外科学会系のデータベースである一般社団法人 National Clinical Database(NCD)に症例を登録し,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っている場合を指す】ことが明記されています.

 なお,『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの)』では,併せて一般社団法人日本肝胆膵外科学会並びに肝臓内視鏡外科研究会における症例登録制度に症例を登録し,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っている場合を指すことが明記されています.

 各施設様に安心して保険診療を実施していただき,かつ可及的速やかにNCDを用いた運用を開始していただけるよう,関係団体(日本肝胆膵外科学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会,NCD,日本消化器外科学会)にて協議を行い,下記の方法により各施設様と関係団体との連携体制を構築させていただきます.

 

対象術式

K 695-2 3 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除)
K 695-2 4 腹腔鏡下肝切除術(1区域切除(外側区域切除を除く))
K 695-2 5 腹腔鏡下肝切除術(2区域切除)
K 695-2 6 腹腔鏡下肝切除術(3区域切除以上のもの)
K 703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術

※注意事項
『K 695-2 腹腔鏡下肝切除術』のうち,以下の術式は,今回の対象外となります.ご注意ください.
K 695-2 1 腹腔鏡下肝切除術(部分切除)
K 695-2 2 腹腔鏡下肝切除術(外側区域切除)

 

対象症例

 手術予定日が【2016年6月10日(金)以降】で,上記の対象術式を行う症例.

 

登録手順

a.『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの)』『K703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術』共通
a-1.日本消化器外科学会への学会連携申請書の提出

<学会連携申請要件>

  1. National Clinical Database(NCD)に参加している.
  2. 保険診療を行う症例については,下記期限内に情報を登録する.
    術前情報:手術日の前日まで
    術後情報:手術日から90日後まで
  3. NCD(消化器外科領域)を管轄する関係団体(日本肝胆膵外科学会,日本肝癌研究会,日本内視鏡外科学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会,日本消化器外科学会)が,保険診療を行う症例について登録データの検証のためにデータを閲覧することを許可する.
  4. 関係団体(日本肝胆膵外科学会,日本肝癌研究会,日本内視鏡外科学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会)による登録データの検証のためのAuditを受け入れ,協力する.

※学会が取り組む先進的保険診療医療の正しい評価と安心・安全な普及のための事業への参画にあたり,日本消化器外科学会へ登録費用の納付にご協力をいただければ幸いです.

 

 学会連携取下げの場合はこちら( PDF 94KB)

 

【申請書の提出先】
〒108-0073 東京都港区三田三丁目1番17号 アクシオール三田6階
一般社団法人 日本消化器外科学会 データベース委員会

a-2.NCDへの術前症例登録
対象術式の質と安全性の確保には,術前情報および術後情報の管理が重要となるため,従来のNCD登録から下記のとおり運用を変更し登録します.
※対象術式以外は従来のNCD症例登録を実施

 

<主な変更点>

  1. 手術日前日までにNCDに【手術予定情報】を入力し,ステータスを確定する.
    ※手術日の翌日以降は【手術予定情報】の変更は不可
  2. 術後に企画手術からの変更の有無について登録する.

 NCDホームページ 外部サイトへリンクから「症例登録システム」にログインし,データの新規登録において上記の対象術式を選択すると必要な項目が表示されます.
登録手順の詳細はマニュアル( PDF 2MB)もご一読ください.
※2016年6月7日13時以降から登録が可能となります.

a-1.申請書の提出の前に,a-2.術前症例登録を行うことは可能ですが,いずれも必須の手続きとなりますので,申請書も必ずご提出ください.

b.『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの』のみ
b-1.肝臓内視鏡外科研究会の症例登録システムへの施設登録(各施設の倫理委員会の承認が必要)
b-2.肝臓内視鏡外科研究会の症例登録システムへの腹腔鏡下肝切除術(部分切除術と外側区域切除術を含む)を予定する全症例の術前登録

 なお,現時点では,厚生労働省が定めた疑義解釈に記載されているように『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの』の保険診療を行う場合に,2種類の症例登録を併行して実施する必要があります.会員の先生に過剰なご負担をお掛けすることを重く受け止め,可及的速やかな解消に向けて検討を進めています.ので,ご高配を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます.

■登録費用
1術式あたり年額50,000円
※腹腔鏡下肝切除術,腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術の両方を行う場合は年額100,000円

■事業概要
参加施設数:約240施設<2016年実績>
登録システムの構築,改修 : 集積する項目の設定や見直し
管理システムの構築,改修 : データ検証用システムの管理
Auditの実施:実地訪問や資料照会によるAuditの実施
一般管理:運営方針の検討会議,事務処理など

 先進的保険診療が安全に行われ,かつ正しい評価を受けるための登録制度の確立に向けた体制となります.従来の保険診療にはない枠組みであり,今後の本邦の外科治療の発展のためにもご理解とご協力をいただければ幸いです.
 

日本消化器外科学会 理事長          瀬戸 泰之
日本消化器外科学会 データベース委員長    掛地 吉弘
消化器外科データベース関連学会協議会 議長  後藤 満一
日本肝胆膵外科学会 理事長          宮崎  勝
日本内視鏡外科学会 理事長          渡邊 昌彦
肝臓内視鏡外科研究会 代表世話人       金子 弘真
若林  剛
膵臓内視鏡外科研究会 会長          中村 雅史
 

学会連携 施設一覧

 本学会は,下記の期間において,対象術式の施設基準に基づき一覧に掲載された施設と連携しています.

有効期間(2019年度)
2019年4月1日から2020年3月31日まで

 

 

※過去の連携施設について,確認などのご希望がございましたら,「お問い合わせ」記載の方法にて,ご連絡くださいますよう,よろしくお願い申し上げます.

 

事務担当者 登録手続き

 本件に関する各種ご案内や学会連携証明証のご連絡は,基本的に各施設の施設長様宛てのご連絡および郵送を行っています.
もし郵送物の宛先や,手続き上のお問い合わせなど,施設長様ではない方へのご連絡をご希望される場合には下記より事務担当者様をご登録くださいますよう,何卒よろしくお願い申し上げます.

事務担当者 登録フォーム 外部サイトへリンク

 

お問い合わせ

 会員専用ページMyWebの[お問い合わせ]→[カテゴリ]→[データベース事業について]

 

参考

消化器外科データベース関連学会協議会
日本食道学会,日本胃癌学会,大腸癌研究会,日本肝胆膵外科学会,日本肝癌研究会,日本膵臓学会,日本内視鏡外科学会,日本腹部救急医学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会,日本肝移植研究会,日本ヘルニア学会,日本肥満症治療学会,日本外科学会,日本消化器外科学会

「特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」
(平成28年3月4日 保医発0304第2号) 第73の2,第75の4
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114882.pdf

疑義解釈資料の送付について(その2)(平成28年4月25日)
医科 - 1,医科 - 2
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000122794.pdf

対象術式の診療報酬点数
■腹腔鏡下肝切除術
K695-2 3 亜区域切除:108,820点
K695-2 4 1区域切除(外側区域切除を除く.):130,730点
K695-2 5 2区域切除:152,440点
K695-2 6 3区域切除以上のもの:174,090点

■腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
K703-2:158,450点

NCDデータを利活用した研究について

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データベース事業

NCDデータを利活用した研究について

2014年8月
(2019年10月更新)

会員各位

一般社団法人日本消化器外科学会

NCDデータを利活用した研究について

 消化器外科領域では,ALL JAPANで新たなエビデンスを構築すべく,NCDのデータを利活用した研究を開始いたしました.

 本学会では,消化器外科領域を代表する研究を推進すべく,まずは関係団体を対象として研究課題の公募を開始し,データベース委員会及び理事会の審議を経て,以下のとおり採択いたしましたことをご報告いたします.

※研究へのご協力のお願い
NCDデータを利用した研究(オプトアウトを用いた臨床研究)において,個人を特定しない本学会会員情報(性別、生年月日など)を利用することがあります.
消化器外科領域の研究の成功に向けてご協力のほど何卒お願い申し上げます.
なお,研究への協力を希望されない場合は,本学会データベース事業までお知らせください.

研究課題一覧

 

関係団体

  • 日本食道学会
  • 日本胃癌学会
  • 大腸癌研究会
  • 日本肝胆膵外科学会
  • 日本肝癌研究会
  • 日本膵臓学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本腹部救急医学会
  • 肝臓内視鏡外科研究会
  • 膵臓内視鏡外科研究会
  • 日本肝移植学会
  • 日本ヘルニア学会
  • 日本肥満症治療学会
  • 日本外科学会
  • 日本胸部外科学会
  • 日本消化器外科学会(以上,消化器外科データベース関連学会協議会参加団体)

 

Society of Surgical Oncology(SSO)国際キャリア開発交流プログラム(ICDEプログラム)参加者募集について

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Society of Surgical Oncology(SSO)
国際キャリア開発交流(ICDE)プログラム参加者募集について

 本学会では,2015年から米国学会 Society of Surgical Oncology(SSO)との交流のひとつとして,本学会会員を対象とした海外研修プログラムを実施しています.2017年からは「国際キャリア開発交流プログラム(International Career Development Exchange Program) 略称:ICDEプログラム」として実施しており,このたび2020年についても開催が決定したため,その参加者を募集いたします.

募集要項

1.プログラム概要
●実施国
アメリカ合衆国

●時期
2020年3月下旬〜4月上旬

●内容
2020年3月25日から28日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催されるSSO 2020 Annual Cancer Symposiumへの参加および米国内の医療機関(1施設)における5日間の研修.

●目的
SSOパートナー学会の会員であり,将来リーダーになる可能性を秘めた新進気鋭の腫瘍外科医のための機会提供.
参加者とSSO会員である優秀なメンターのマッチングを行うほか,SSO Annual Cancer Symposiumへの参加機会も提供します.プログラム期間中のメンターの勤務先医療機関への訪問やその後の長期的な関係の構築を通じて,参加者の自国における癌治療を向上させることも可能にします.

2.募集人数
1人

3.応募資格
下記アからコの条件をすべて満たしている方.

  1. 本学会会員であり,連続5年以上会費を完納している.
  2. 過去にSSOのICDE助成金を受給していない.
  3. 過去3年間におけるSSO Annual Cancer Symposiumの出席回数が1回以下である.
  4. プログラム実施時点で,45歳以下である.
  5. 現在,居住している国または地域で雇用されている.
  6. リーダーとしての素質を有している.
  7. 読み書きともに英語が堪能である.
  8. 2020年3月〜4月に少なくとも2週間連続で渡米可能である.(詳細はガイドラインを参照)
  9. 米国への入国ビザを取得できる.
  10. SSOが対象としている8つの疾患部位のうち1つを専門としている.(詳細はガイドラインを参照)

※ガイドラインについては「6.本学会選考への応募方法」をご確認ください.

4.プログラムに含まれるもの
●助成金
金額:3,000 US$

  • プログラム期間内の交通費(日米往復の航空券代,米国内の移動費用),宿泊費およびその他の旅費として支給されます.
  • SSO Annual Cancer Symposium開催地にて小切手,またはプログラム終了後に電信送金にて支給されます.
  • 移動手段および宿泊先の手配は,参加者による自己手配となります.参加決定後にSSO担当者と直接連絡のうえ,進めていただきます.
  • その他,詳細についてはガイドラインをご参照ください.

●医療機関(米国内,1施設)への訪問機会

  • SSOのマッチングにより,参加者と専門的・科学的興味が一致するSSO会員が「メンター」として選出されます.
  • メンターの在籍する医療機関がICDEプログラム参加者にとってのホスト医療機関となり,メンターはICDEプログラム参加者の帰国後も仕事上の連絡先となります.

●SSO Annual Cancer Symposiumの参加登録費用

●SSOメンバーシップ

  • 1年間のSSOメンバーシップが与えられます.
  • 会費は免除され(ただし承認が必要),Annals of Surgical Oncologyの購読権も含まれます.

5.プログラム参加における義務
●参加前:オンラインアンケート回答と書類提出

  • SSOの指示に従い,指定された期限までにオンラインアンケートに回答する義務があります.アンケートではいくつかの書類や写真を提出(サイト内にアップロード)するよう指示される見込みです.
  • ホスト医療機関の決定後には,その機関が求める書類・申請書等の提出も必要となります.
  • 各プロセスの期限など,詳細はガイドラインをご参照ください.

●参加後:レポートと評価アンケートの提出

  • SSOの指示に従い,指定された期限(ガイドライン参照)までにプログラムでの活動についてのレポートと評価アンケートを提出する義務があります.
  • レポート提出の1年後と2年後にはフォローアップ評価アンケートの提出も求められます.
  • レポートについてはSSOへ提出したものの写しを本学会へもご提出いただきます.

6.本学会選考への応募方法
下記に示すリンクから,SSOによるガイドラインと応募書類の申請フォームをダウンロードしてください.
ガイドラインと本ホームページを熟読のうえ応募書類を用意し,期限内にEmailで提出してください.(郵送での応募は受け付けておりません.)
応募書類の内容や提出方法に不備・不足がある場合は応募無効となりますので,ご注意ください.

【応募書類】※全て必須
 (1)ICDE 2020応募申請書
 (2)ICDE 2020推薦状
 (3)写真

※注意※

  • (2)は押印欄があります.押印後にPDFファイルへ変換してご提出ください.
  • (3)の写真はJPEG, GIF,PNG形式等のデータ(胸から上,カラー,できるだけ解像度の高い鮮明なもの)をご提出ください.
  • 申請フォーム(Word形式)のヘッダー・フッターは削除しないでください.

ガイドライン(PDF形式),申請フォーム(Word形式)のダウンロードは
こちら外部サイトへリンク

【提出先】
Email: intl@jsgs.or.jp
(日本消化器外科学会 事務局 国際事業担当)
※迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.

【提出期限】
2019年10月28日(月)23:59
※提出先Emailアドレスにて上記時刻までに受信した応募を有効とします.

7.審査方法
本学会 国際委員会にて厳正なる審査を行い,参加者を選考します.
選考結果は,2019年11月下旬頃に各応募者へEmailにて通知します.

本件に関する問合せ先

日本消化器外科学会 事務局
国際事業担当
Email: intl@jsgs.or.jp
※迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.

メルマガ配信履歴

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JSGS NEWS:メールマガジン配信履歴

会員のみなさまに配信したメールマガジンの履歴です.
メールマガジンは,会員専用ページ「MyWeb」にご登録の電子メールアドレス宛に配信しています.

2019年

  • 2019年学術集会(総会)に関するアンケートご回答のお願い(2019年10月15日)
  • SSO海外研修プログラム:参加者を募集します(2019年10月11日)
  • 利益相反に関する指針変更のお知らせについて(2019年10月11日)
  • 第75回総会演題登録時の倫理審査について(2019年10月8日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第9号のお知らせ(2019年10月3日)
  • 2020年度学会賞 募集のお知らせ(2019年10月2日)
  • 第75回日本消化器外科学会総会 プログラム公開のお知らせ(2019年10月1日)
  • Ann Gastroenterol Surg Volume 3, Issue 5が公開されました(2019年9月26日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第8号のお知らせ(2019年9月3日)
  • WEBアンケート調査ご協力のお知らせ(NCD)(2019年9月3日)
  • 2020年評議員一斉選出に関するお知らせ(申請締切:2019年9月1日)【リマインド】(2019年8月27日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第7号のお知らせ(2019年8月5日)
  • 2020年評議員一斉選出に関するお知らせ(申請締切:2019年9月1日)(2019年8月2日)
  • 第74回日本消化器外科学会総会 お礼のご挨拶(2019年7月30日)
  • Ann Gastroenterol Surg Volume 3, Issue 4が公開されました(2019年7月25日)
  • Ann Gastroenterol Surgからのお知らせ(2019年7月16日)
  • 日本消化器外科学会 創立50周年記念誌発行のご案内(2019年7月16日)
  • 学会公式テキスト「消化器外科専門医の心得」先行予約開始のお知らせ(2019年7月12日)
  • いよいよ開催!第74回日本消化器外科学会総会(2019年7月12日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第6号のお知らせ(2019年7月5日)
  • JSGS74 抄録集公開のお知らせ(2019年6月28日)
  • 第74回日本消化器外科学会総会会期中の外科領域講習の開催について(2019年6月21日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第5号のお知らせ(2019年6月5日)
  • Ann Gastroenterol Surg Volume 3, Issue 3が公開されました(2019年5月22日)
  • 【最終のご案内】2019年5月31日締切:勤務環境に関する調査(2019年5月21日)
  • 2019年度教育講座(eラーニング)を公開しました(2019年5月20日)
  • 2020年評議員一斉選出に関するお知らせ(2019年5月14日)
  • 【2019年5月17日締切】勤務環境に関する調査(2019年5月9日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第4号のお知らせ(2019年4月26日)
  • 【日本消化器外科学会】ご登録情報更新のお願い(2019年4月24日)
  • 【締切迫る!!】JSGS74 特別企画「オペレコを極める」(2019年4月24日)
  • 公式Webサイト等障害復旧のお知らせ(2019年4月22日)
  • 公式Webサイト等障害発生のお知らせ(2019年4月22日)
  • 勤務環境に関するアンケート調査のお願いについて(2019年4月4日)
  • 日本消化器外科学会雑誌第52巻第3号のお知らせ(2019年4月3日)
  • Ann Gastroenterol Surg Volume 3, Issue 2が公開されました(2019年3月25日)
  • 【絶賛募集中!!】JSGS74 特別企画「オペレコを極める」(2019年3月25日)
  • 【来週締切】第17回日本消化器外科学会大会(JDDW 2019)演題募集(2019年3月15日)
  • 2019年消化器外科専門医新規申請システムを公開しました(2019年3月5日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第2号のお知らせ(2019年3月6日)
  • 第17回日本消化器外科学会大会(JDDW 2019)演題募集締切まであと2週間(2019年3月5日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第52巻第1号のお知らせ(2019年2月5日)
  • JSGS74 特別企画「オペレコを極める」募集のお知らせ(2019年1月31日)
  • Ann Gastroenterol Surg Volume 3, Issue 1が公開されました(2019年1月30日)
  • 第17回日本消化器外科学会大会(JDDW 2019)演題募集開始のお知らせ(2019年2月1日)
  • 2020年以降の評議員選出における申請方法ほか変更のお知らせ(2019年1月23日)
  • 日本消化器外科学会雑誌 第51巻第12号のお知らせ(2019年1月11日)
  • WEBアンケート調査ご協力のお知らせ(NCD)(2019年1月8日)

 

メールマガジンに関するお問い合わせ

日本消化器外科学会事務局
〒108-0073
東京都港区三田三丁目1番17号 アクシオール三田6階
Tel: 03-5427-5500 Fax: 03-5427-5566

Society of Surgical Oncology(SSO)グローバル・パートナー・ポスタープログラム参加者募集について

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SSO-Global Partners Posters (GPPs) 発表者募集について

 本学会では,米国学会 Society of Surgical Oncology(SSO)との交流のひとつとして,SSO年次総会で開催されるGlobal Partners Posters (GPPs)に2017年から参画しています.
 このたび,2020年についてもその開催が決定いたしましたため,参加者(発表者)を募集いたします.

募集要項

1.プログラム概要

●実施国
アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストン

●時期
2020年3月25〜28日

●内容
SSO 2020 外部サイトへリンクでのデジタルポスター発表

 

2.募集人数・対象

●募集人数:最大5人

●募集対象:下記アからオの条件をすべて満たしている方

  1. 本学会会員であり,連続5年以上会費を完納している.
  2. プログラム実施時点で,40歳以下である.
  3. 読み書きともに英語が堪能である.
  4. 2020年3月に渡米可能である(その時点で有効なパスポートをすでに保有していることが望ましい).
  5. 第16回大会/JDDW2018(2018年11月開催)または第74回総会(2019年7月開催)でポスター発表を実施している(※).

 

※注:ポスター発表について

  • 第16回大会/JDDW2018または第74回総会で発表した内容を,SSO 2020でもご発表いただきます.
  • SSOが指定する “Abstract category”に当てはまる内容の発表が対象となります.詳細はGPPsガイドラインをご確認ください.GPPsガイドラインの入手方法は下記「本学会選考における選考」欄を確認してください.
  • 第16回大会/JDDW2018については,International Poster Sessionを含む日本消化器外科会枠での発表のみ対象となります.

 

3.プログラムに含まれるもの

●SSO 2020におけるポスター発表の機会
デジタルポスターでの発表となります.

●“Annals of Surgical Oncology” Supplemental Issueへの抄録掲載
発表者が希望し,かつSSOが指定する条件を満たす場合に提供されます.条件等の詳細はGPPsガイドラインを参照してください.

 

4.プログラム参加における義務

●SSO 2020への参加登録
渡航費,宿泊費およびSSO 2020参加登録費は「自己負担」となります.

●SSOに対する情報提供
発表者はSSOの定めるタイムラインに従って抄録情報の登録などを行う必要があります.
時期や内容についての詳細はGPPsガイドラインを参照してください.

 

本学会における選考

1.応募方法

本学会指定の応募書類フォームとSSOによる「GPPsガイドライン」を,下記に示すリンクからダウンロードしてください.
ダウンロードしたドキュメントと本ホームページを熟読のうえ,期限内に応募書類をEmailで提出してください.郵送での応募は受け付けておりません.
応募書類の内容や提出方法に不備・不足がある場合は応募無効となりますので,ご注意ください.

 

2.応募書類

(1)応募申請書(必須)
(2)推薦状(必須)

※注※
推薦状には押印欄がありますので,押印後にPDFファイルへ変換してご提出ください.

ガイドライン(PDF形式),申請フォーム(Word形式)のダウンロードは
こちら外部サイトへリンク

 

3.提出先

Email: intl @jsgs.or.jp (日本消化器外科学会 事務局 国際事業担当)
※迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.

 

4.提出期限

2019年10月31日(木)23:59
※提出先Emailアドレスにて上記時刻までに受信した応募を有効とします.

 

5.審査方法・結果通知

本学会 国際委員会にて厳正なる審査を行い,参加者を選考します.
選考の結果は,2019年11月中旬〜下旬頃までに各応募者へEmailにて通知します.

 

本件に関する問合せ先

日本消化器外科学会事務局 国際事業担当
Email:intl@jsgs.or.jp
※迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.

 

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