学会誌
日本消化器外科学会雑誌投稿規程
最終改正:2016年5月
投稿内容
投稿論文は消化器外科学の進歩に寄与する創意に富んだもので,他誌に発表されていないものに限る.なお,多重投稿でない旨および利益相反状態を明示し,著者全員の記名(投稿者および指導者の指定を含む.)を必要とする.
投稿資格
著者は,投稿原稿にかかわる成果に実質的に貢献した者かつ一般社団法人日本消化器外科学会(以下「本学会」という.)の会員であることとし,その数は10名以内とする.ただし,病理医,内科医および放射線科医などの他科の著者については,会誌編集委員会で承認された場合は,本学会会員および10名以内でないことを妨げない.
論文の採択
投稿論文の採否は,会誌編集委員会の審査によって決定する.審査は,査読制を採用する.
原稿の様式
- 論文種目は,原著,総説,症例報告,臨床経験,研究速報,提言,依頼論文および特別報告とし,その種目および臓器別査読希望領域を明示する.
- 研究速報は,研究成績をすみやかに掲載することを目的としたもので,様式は原著に準ずるが,和文および英文の要旨は不要とし,採択後すみやかに掲載する.
原稿の書き方
- 本投稿規程および次に掲げる指針に従うものとする.
(1) 医学研究における倫理的問題に関する見解および勧告
(2) 症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針
(3) 患者の病理検体(生検・細胞診・手術標本)の取扱い指針
(4) 遺伝学的検査の適切な実施について
(5) Consensus Statement on Submission and Publication of Manuscripts - 論文の内容が臨床研究の場合は,人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 に従い原則として倫理審査番号を本文中に明記する.また,動物実験の場合は,施設のガイドラインに準拠していることを本文中に明記する.
- 未承認の薬剤の投与または未承認の医療技術が含まれている場合または抗腫瘍薬などの有害事象を生じうる薬剤を用いた場合は,原則として倫理審査番号を本文中に明記する.
- 原著,総説,症例報告および臨床経験の様式は,題名,欄外見出し,著者名,所属,別刷り請求先,要旨,索引用語,本文,文献,Figure Legends の順に記述する.
- 原稿は,横書きA4縦判800字詰(32文字×25行,12ポイント程度)とする.
- 原著の本文は,はじめに,目的,方法,結果,考察の順に,症例報告の本文は,はじめに,症例,考察の順に記述する.
- 現代仮名遣いに従い,常用漢字を用いる.なお,医学用語は,日本医学会 医学用語辞典 に準ずる.
- 度量衡はCGS単位に限る.
- 外国人名,薬品名などの科学用語は,原語を用いる.
- 外国語の表記については,日本語で表現できる外国語は日本語表記を原則とする.また,医学用語辞典や国語辞典にカナ表現のある外国語(外国語の読み方がそのまま日本語化したもの)は,原語ではなく辞書にあるカナで記載することが望ましい.
- 論文にしばしば繰り返される語は略語を用いて差し支えないが,初出のときは略さずに,以下に略語を使用することを明記する.
(例)
膵頭十二指腸切除術(pancreatoduodenectomy;以下,PDと略記),gastrointestinal stromal tumor(以下,GISTと略記) - Fig.,Tableの引用は,該当文章の末尾に挿入する.
- 文献検索に関しては,検索方法,検索に用いたキーワードおよび対象期間を明記する.
原稿枚数
論文種目 | 要旨 | 本文(800文字/枚) | 図,表(英文) | 索引用語(和文/英文) |
原著 | 和文600文字以内 英文350語以内 |
13枚以内 | 20枚以内 | 5個以内 |
総説 | 和文400文字以内 英文250語以内 |
13枚以内 | 20枚以内 | 3個以内 |
症例報告 | 和文400文字以内 英文250語以内 |
8枚以内 | 20枚以内 | 3個以内 |
臨床経験 | 和文400文字以内 英文250語以内 |
8枚以内 | 20枚以内 | 3個以内 |
研究速報 | − | 2枚以内 | 1枚以内 | 1個 |
提言 | 和文400文字以内 英文250語以内 |
8枚以内 | 10枚以内 | 3個以内 |
依頼論文: 会長・特別講演 |
和文400文字以内 英文250語以内 |
13枚以内 | 20枚以内 | 3個以内 |
依頼論文: シンポジウム |
和文400文字以内 英文250語以内 |
8枚以内 | 10枚以内 | 3個以内 |
依頼論文: その他 |
和文400文字以内 英文250語以内 |
13枚以内 | 10枚以内 | 3個以内 |
- 特別報告は,一般投稿ではなく委員会報告など会誌編集委員会が認めたものを対象とする.原稿枚数などは,会誌編集委員会の議を経て決定する.
- Letters to the editorは,本誌に発表された論文について,反論あるいは賛成の意見などをまとめたものとする.採否は会誌編集委員会の議を経て決定する.原稿は800字詰用紙に換算して2枚以内(うち,図表は1枚以内;ただし,縦5cm×横7cmに縮小印刷が可能なもの)とする.掲載料は不要とするが,別刷は作成しないものとする.
和文要旨
原著は,目的,方法,結果,結語の各項目順に600字以内で記載する.総説,症例報告,臨床経験,提言および依頼論文は,400字以内で記載する.
英文要旨
- 採択決定後,英文要旨およびKey wordsを提出する.
- 和文要旨と同内容の要旨(A4判;原著は350語以内,他は250語以内)とする.
- ネイティブレベルのチェックを受けることが望ましい.
索引用語
- 索引用語は,要旨の末尾に記載する.
- 原著は5個以内,総説,症例報告,臨床経験,提言,依頼論文は3個以内,研究速報は1個とする.
- 索引から目的の論文が確実に検索できるように具体的,的確なものとする.
文献
- 文献は,本文中に肩付した引用番号順に配列する.
- 和文誌名は,完全誌名を記載する.欧文誌名は,Index Medicusに準ずる.
- 文献の書式は,「生物医学雑誌への投稿のための統一規程」(バンクーバー・スタイル) に準ずる.
図表,動画の説明文(Figure Legends)
図,表および動画の内容,説明文は,すべて英文とし,まとめて記載する.
校正
初校は,著者校正とする.校正時の追加,削減は,再査読とする.
掲載料金
- 原著および総説は,無料とする.
- 症例報告,臨床経験,研究速報および提言は,1編につき21,600円とする.
- 特別報告は,会誌編集委員会の議を経て決定する.
- 別刷は,実費負担とする.
著作権
本誌(オンライン・ジャーナルを含む.)に掲載された論文の著作権は,本学会に帰属する.なお,クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC-ND)に基づき,複製または頒布することができるものとする.
原稿の送付
論文の投稿は,電子投稿システム「ScholarOne ManuscriptsTM」で行う.
論文は,以下に示すファイルに分けて,投稿ウェブサイトからアップロードする.必ず投稿前にファイル内の文字化け,画像の鮮明度などを確認する.
- 論文原稿:
標準的なフォント(MS明朝,MSゴシックなど)を用いたMicrosoft社のWordでの作成を推奨する. - 図:
DOC(X),XLS(X),PPT(X),JPG,TIFF,GIF,AI,EPSおよびPSDフォーマットなどのオリジナルファイルをアップロードする.印刷原稿の解像度として,白黒は1,200dpi,グレースケールおよびカラーは300dpiを必要とする.カラー図版について,色再現性に懸念のある場合は,RGBモードで投稿し,論文受理後に申し出ることでCMYKフォーマットの図版を再提出することができる. - 表:
標準的なフォント(Times New Roman,Centuryなど)を用いたMicrosoft社のExcelでの作成を推奨する.また,内容を端的に示す表題をつける. - 動画:
図を説明する手段として必要に応じて電子付録動画を加えることができる.Windows Media Player またはQuickTime Player で再生可能な形式(mpeg,mpg,mov,aviを推奨)で作成し,1論文につき5ファイルまで,1ファイルの再生時間は原則として3分以内とする. - 原稿チェックリスト:
リスト項目を満たしていることを確認のうえ,投稿者および指導者が署名する. - ファイル名:
アップロードファイルは,次のように半角英数字を用いて名前を付ける(拡張子は例示).
論文原稿:maindocument.doc
図:fig1.jpg fig2.jpg fig3.jpg
表:table1.xls table2.xls table3.xls
動画:fig1-video.mpeg
原稿チェックリスト:checklist.pdf - ファイルサイズ:
アップロードするファイルサイズは,すべてのファイルの合計で20,000KBまでとする.
略語について
以下の用語は略語で記載することができる.
腫瘍マーカー | carcinoembryonic antigen (CEA), alphafetoprotein (AFP), carbohydrate antigen (CA) |
血液一般検査 | 通常の血液生化学的検査 |
臨床検査手技関連 | ultrasonography (US), computed tomography (CT), magnetic resonance imaging (MRI), endoscopic retrograde cholangiopancreatography (ERCP), hematoxylin eosin (HE), magnetic resonance cholangiopancreatography (MRCP), positron emission tomography (PET), fluorodeoxyglucose positron emission tomography (FDG-PET), percutaneous transhepatic cholangiography (PTC), drip infusion cholangiography (DIC) |
治療手段 | transcatheter arterial embolization (TAE), total parenteral nutrition (TPN), intravenous hyperalimentation (IVH), percutaneous transheptatic cholangio drainage (PTCD), endoscopic submucosal dissection (ESD), endoscopic mucosal resection (EMR) |
その他 | Quality of Life (QOL) |
投稿について
投稿の手引きを参照のうえ,投稿サイトに進んでください.
会誌編集委員会
委員長 | 遠藤 格 | |||
委 員 | 池内 浩基 | 伊佐地秀司 | 石田 秀行 | 上坂 克彦 |
宇山 一朗 | 太田 哲生 | 大辻 英吾 | 大坪 毅人 | |
掛地 吉弘 | 加藤 広行 | 河原秀次郎 | 新地 洋之 | |
関本 貢嗣 | 瀬戸 泰之 | 竹之下誠一 | 竹山 廣光 | |
田中 淳一 | 猶本 良夫 | 永野 浩昭 | 橋口陽二郎 | |
長谷川博俊 | 比企 直樹 | 福島 亮治 | 正木 忠彦 | |
村田 幸平 | 安田 卓司 | 山本 順司 | 吉田 和弘 | |
八尾 隆史(病理学) | 赤澤 宏平(統計学) | |||
English language editor | J. Patrick Barron | 小島多香子 | ||
編集幹事 | 秋山 浩利 | 田中 邦哉 |
事務局
日本消化器外科学会
会誌編集委員会 編集事務局
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