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NCDのフィードバックについて

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データベース事業

NCDのフィードバックについて

2014年8月
(2018年11月更新)

消化器外科診療にかかわる皆さまへ

一般社団法人日本消化器外科学会

NCDのフィードバックについて

 関係者の皆さまの多大なるご協力のもと歩みはじめましたNational Clinical Database(NCD)の事業も初期の入力済みデータの検証が終了し,ようやく成果を活用する段階に入っています.関係者の皆さまには改めて感謝申し上げます.

 臨床現場へのフィードバックの1つとして,症例登録システムにおいて,医療水準評価術式(主たる9術式)のうち以下の機能をリリースしています.詳細は症例登録システム内の通知内容をご覧ください.

 なお,マスコミ等への情報提供や本機能で提供される情報の二次利用による調査・研究は(原則として)行わないでください.フィードバック機能を研究や論文,演題発表などの学術的な目的で利用することを希望される場合は,本学会に申請していただく必要があります.
 申請方法など詳細は,事務局(db[@]jsgs.or.jp)※にメールにてご連絡ください.
※送信時は[@]を半角@に置き換えてください.

 

フィードバック機能

1.リアルタイムフィードバック

  • [消化器外科(対象術式:食道切除再建術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃全摘術)]
  • [消化器外科(対象術式:結腸右半切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:低位前方切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:膵頭十二指腸切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:急性汎発性腹膜炎手術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝移植術)]

2.Risk Calculator

  • [消化器外科(対象術式:食道切除再建術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃全摘術)]
  • [消化器外科(対象術式:結腸右半切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:低位前方切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:膵頭十二指腸切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:急性汎発性腹膜炎手術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝移植術)]

3.施設診療科の患者背景とパフォーマンスの全国比較
※リスク因子の集計結果の表示も可能です.

  • [消化器外科(対象術式:食道切除再建術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃全摘術)]
  • [消化器外科(対象術式:結腸右半切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:低位前方切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:膵頭十二指腸切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:急性汎発性腹膜炎手術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝移植術)]

4.パフォーマンス指標および合併症発生率
診療科で実施した2011年から2013年の分析結果が確認できます.なお,上記期間中にNCDにおいて消化器外科領域の症例登録がなされている必要があり,診療科長およびNCD主任医師の権限をお持ちの方が閲覧可能です.

  • [消化器外科(対象術式:食道切除再建術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:胃全摘術)]
  • [消化器外科(対象術式:結腸右半切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:低位前方切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:肝切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:膵頭十二指腸切除術)]
  • [消化器外科(対象術式:急性汎発性腹膜炎手術)]

【更新】
2018年11月13日 主たる9術式目として肝移植術が追加

 消化器外科領域では,入力されたデータを活用するにあたり,まずNCDのシステムの正当性やデータの信頼性を担保すべく,外部の検証を受ける方策として,データベース委員会にてリスクモデル設定(死亡率)についてNCDと共同で論文化を行ってきました.この検証が済み次第,これらリスクモデルに基づく情報を付したうえで,順次さまざまなフィードバック機能をリリースする予定です.今回はその第一歩ですが,今後リリースされる機能を通じて,診療上の貴重な参考資料として,また自診療科の特徴を把握し改善に向けた課題を同定する情報にするなどして,ぜひこのデータベースをご活用ください.

 NCDは,2012年には複数の専門医申請への活用が,2013年には関連団体と共同した臨床研究が始まり,また日本消化器外科学会雑誌にて消化器外科領域のAnnual reportも公開され,さまざまな活用が開始されました.臨床現場全体により多くのフィードバックを行っていくことにより,消化器外科診療の改善に向けた課題を同定し,合併症発生率の低下,入院期間の短縮など,医療の質の向上や医療コストの低下に寄与することが期待されます.

 今後ともデータベース事業をよろしくお願いいたします.

 


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