学会誌
剽窃が疑われる論文投稿に関する報告事項
2020年12月17日
会誌編集委員長 比企直樹
会員の皆様には,日頃,会誌編集委員会にご支援,ご協力をいただき誠に有り難うございます.お陰様にて最近は投稿論文が増加し,大変喜ばしいことと思っております.しかしながら,いくつかの投稿論文に際して問題点が発覚致しました.
ご投稿いただきましたある論文に関し,本学会編集委員から他学会誌との内容重複について疑念があるとの報告を受け,会誌編集委員会,および理事会にて検討いたしました.
論文ID:JJGS-2020-○○○A
タイトル:○○○○
剽窃検知ツール「Similarity Check」にて全体で47%の内容重複および,ひとつの論文から 25%の内容重複が確認されました.これを編集委員会で検討したところ,剽窃を強く疑わせるという判断となりました.
また,同著者から同時に5篇の論文が投稿されており(JJGS-2020-○○○A~JJGS-2020-○○○E),論文Similarity Checkでは論文全体として下記のとおり高い一致率が抽出されました.
論文ID: JJGS-2020-○○○A 47%
論文ID: JJGS-2020-○○○B 59%
論文ID: JJGS-2020-○○○C 58%
論文ID: JJGS-2020-○○○D 54%
論文ID: JJGS-2020-○○○E 41%
会誌編集委員会,および理事会にて審議の結果,当該A~E論文5編の取り下げを著者に求めると同時に,論文の質向上目的で,この事実を会員の皆様に周知することと致しました.
以上,掲載される論文の質と内容のさらなる向上のために一層努力したいと考えておりますので,会員の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します.