第14回 U-40 Club
開催日
2023年1月30日
テーマ
U-40の悩み相談 ~手術(一般外科)編~
司会
長瀬 勇人
Discussants
司会 他4名
内容
- 自己紹介
- 急性胆のう炎手術の実際 早期手術?GBD?
- 鼠径ヘルニア手術のアプローチ,指導方法
- 若手の手術指導で心掛けていること
- 緊急手術で困ったこと など
2023年1月30日
U-40の悩み相談 ~手術(一般外科)編~
長瀬 勇人
司会 他4名
“Under 40委員会(以下U-40)”は若手消化器外科医による若手消化器外科医のための活動を目的として設立された組織です.40歳未満の消化器外科学会員“全員”がU-40を構成するメンバーです.
消化器外科分野の専門分化,新専門医制度の施行,働き方改革などに伴い,若手消化器外科医がおかれるキャリアパスが多様化している現状を踏まえ,それぞれの消化器外科医が思い描いたキャリア形成を後押しすべく,2020年12月設立に至りました.
下記のビジョンおよびミッションを掲げ,様々な活動を行っていく予定です.
施設やグループを越えた交流,および主体的な学術・社会活動の実現を通して,若手外科医の想い描くキャリア形成を促進する
自らの手で患者さんを病から救いたいという気概をもって,消化器外科の領域で日々研鑽を積む若手外科医を支援すべく,日本消化器外科学会ではこの度,Under 40委員会を設立いたしました.先達の皆様が積み重ねてきた外科学に,内視鏡外科,手術支援ロボットに代表される技術革新が加わり,高度専門分化が進む中,若手消化器外科医のキャリアは多様化しております.これまで通り専門医制度により修練の標準化を支えることが重要である一方で,若手外科医それぞれが,自身の想い描くキャリアを実現することは,消化器外科の発展,ひいては外科医療を享受する患者さんとそのご家族に還元されるものと考えています.若手外科医が,Under 40委員会の活動により生みだされる,施設や専門領域横断的ネットワークの形成,技術支援を含めた修練環境の向上といった機会を最大限に活用し,躍動できる機会を提供できるよう力を尽くします.
日本消化器外科学会 理事長
北川 雄光
U-40はまだ立ち上がったばかりの委員会ですが,“若者の,若者による,若者のための”活動を目指しています.U-40では委員のメンバーが話し合い,活動のビジョンとミッションを創りました.そこにはU-40という世代の思いが詰まっています.ビジョンやミッションを共有し,日本消化器外科学会という大きな舞台でやりがいと誇りを持って溌剌とU-40の皆さんに活躍してほしい,私はそう願っています.この活動を通して理解しあえる仲間をつくり,知恵を出し合い,技術を共に研鑽することで新たな時代を切り開く力となるかもしれません.ぜひとも一人でも多くのU-40の皆さんに活動に加わっていただきたいと思います.私は皆さんを支援します.そして,この委員会の可能性を信じています.
日本消化器外科学会 理事
Under 40委員会 顧問
調 憲
委員長
松田 諭一期生 慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器) |
副委員長
高須 千絵一期生 徳島大学外科学 |
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石田 苑子 二期生 神戸大学食道胃腸外科 |
伊藤 直 二期生 名古屋市立大学大学院医学研究科消化器外科学 |
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上里 安範 二期生 琉球大学第一外科 |
岡田 拓久 二期生 群馬大学総合外科学講座消化管外科 |
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岡本 麻美 二期生 東京大学医学部附属病院胃食道外科 |
小嶋 忠浩 二期生 浜松医科大学外科学第二講座 |
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古来 貴寛 二期生 札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科 |
阪田 麻裕 一期生 浜松医科大学外科学第二講座 |
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高橋 敦 二期生 順天堂大学肝胆膵外科 |
塚越真梨子 一期生 群馬大学総合外科学講座肝胆膵外科 |
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寺井 太一 二期生 奈良県立医科大学消化器・総合外科 |
長瀬 勇人 一期生 弘前大学消化器外科学講座 |
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永田 健 二期生 防衛医科大学校外科学講座 |
鍋屋 まり 一期生 山口大学消化器・腫瘍外科学 |
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二階 春香 二期生 岩手医科大学外科学講座 |
早川 俊輔 二期生 名古屋市立大学大学院医学研究科消化器外科学 |
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林 沙貴 二期生 市立砺波総合病院外科 |
深田 真宏 一期生 岐阜大学腫瘍制御学講座腫瘍外科学分野 |
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藤永 淳郎 二期生 国立がんセンター中央病院肝胆膵外科 |
松島 肇 一期生 長崎大学移植・消化器外科 |
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丸山 傑 二期生 がん研有明病院 |
向井 洋介 二期生 大阪国際がんセンター消化器外科 |
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鷲尾真理愛 一期生 北里大学医学部上部消化管外科学 |
Date & Time: |
Saturday, March 4, 2023 7:55-9:35am (Japan time) Friday, March 3, 2023 7:55-9:35pm (Brazil time) |
Platform: | Zoom Webinar (hosted by BCDS) |
※上記リンク先につきまして,今回BCDS事務局がウェビナーのホストを担う関係でポルトガル語表現になっている可能性があります.また,タイムスケジュールがBrazil timeとなっている等ございますが,ご心配なさらず参加申込みいただけますと幸いです.
Chair and Moderator | |
BCDS: | Prof. Luiz Carneiro D'Albuquerque (University of Sao Paulo) |
BCDS: | Prof. Wellington Andraus (University of Sao Paulo) |
JSGS: | Prof. Hiroya Takeuchi (Hamamatsu University School of Medicine) |
JSGS: | Prof. Taizo Hibi (Kumamoto University) |
Moderator | |
BCDS: | Prof. Wellington Andraus(University of Sao Paulo) |
JSGS: | Prof. Taizo Hibi(Kumamoto University) |
Program | ||
Opening | ||
JSGS: | Prof. Hiroya Takeuchi (Hamamatsu University School of Medicine) |
Case 1: Intestinal complication after DDLT | 20min | ||
Presenter | ||
BCDS: | Prof. Daniel Weisberg (University of Sao Paulo) | |
Title of the presentation: To be decided |
Discussion | 20min | ||
Panelist | ||
BCDS: | Prof. Wellington Andraus (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Prof. Luiz Carneiro de D´Alburquerque (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Prof. Rodrigo Bronze (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Profa. Lilian Durcate (University of Sao Paulo) | |
JSGS: | Prof. Taizo Hibi (Kumamoto University) | |
JSGS: | Prof. Etsuro Hatano (Kyoto University) | |
JSGS: | Prof. Kiyoshi Hasegawa (Tokyo University) | |
JSGS: | Prof. Masahiro Shinoda (International University of Health and Welfare(IUHW)) |
Case 2: LDLT case | 20min | ||
Presenter | ||
JSGS: | Dr. Kazuya Hirukawa (Kumamoto University) | |
Title of the presentation: LDLT for ACLF patient complicated with severe pancreatitis |
Discussion | 20min | ||
Panelist | ||
BCDS: | Prof. Wellington Andraus (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Prof. Luiz Carneiro de D´Alburquerque (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Prof. Rodrigo Bronze (University of Sao Paulo) | |
BCDS: | Profa. Lilian Durcate (University of Sao Paulo) | |
JSGS: | Prof. Taizo Hibi (Kumamoto University) | |
JSGS: | Prof. Kiyoshi Hasegawa (Tokyo University) | |
JSGS: | Prof. Masahiro Shinoda (International University of Health and Welfare(IUHW)) |
Closing | ||
BCDS: | Prof. Flavio Takeda (University of Sao Paulo) | |
JSGS: | Prof. Hiroya Takeuchi (Hamamatsu University School of Medicine) |
現在募集しているプログラムはありません.
会期:2023年11月2日(木曜日),3日(金曜日),4日(土曜日),5日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:大段 秀樹(おおだん ひでき)
(広島大学大学院医系科学研究科消化器・移植外科学)
ホームページ:JDDW 2023
会期:2024年10月31日(木曜日),11月1日(金曜日),2日(土曜日),3日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:堀口 明彦(ほりぐち あきひこ)
(藤田医科大学医学部消化器外科学講座教授 ばんたね病院(第2教育病院)外科)
会期:2025年10月30日(木曜日),31日(金曜日),11月1日(土曜日),2日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:瀧口 修司(たきぐち しゅうじ)
(名古屋市立大学医学系研究科消化器外科)
画像をクリックすると,開催概要をご覧いただけます.
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北川 雄光 |
(任期は2023年7月まで)
調 憲 |
齋浦 明夫 |
(任期は2023年7月まで)
市川 大輔 |
上野 秀樹 |
掛地 吉弘 |
北川 雄光 |
庄 雅之 |
調 憲 |
竹政伊知朗 |
(以上,任期は2023年7月まで)
江口 晋 |
五井 孝憲 |
齋浦 明夫 |
瀧口 修司 |
竹内 裕也 |
野村 幸世 |
比企 直樹 |
堀口 明彦 |
水島 恒和 |
(以上,任期は2024年7月まで)
瀬戸 泰之 |
(以上,任期は2023年7月まで)
猪股 雅史 |
田邉 稔 |
(任期は2024年7月まで)
袴田 健一 |
永野 浩昭 |
掛地 吉弘 |
大段 秀樹 |
堀口 明彦 |
瀧口 修司 |
2023年2月15日
若手外科医業務のタスクシフト・タスクシェア 理想と現実
鷲尾 真理愛
司会 他2名
若手外科医の担う業務内容は施設間格差が大きい.大学病院は市中病院に比して医師の担う業務が多い印象がある.医師の働き方改革は,仕事の分散化を考える契機になっている.外科医内のタスクシェアは多くの病院で取り組み始められており,チーム制・休日当番制などが現実的かつ有効な印象がある.一方で,パラメディカルへのタスクシフトが進んでいる印象はあまりない.
具体的な業務としては,採血や末梢確保や検査への同行などは,医師として習得すべき要素が多いとは思うが,より専門性の高い仕事が増える学年になってからも従事するのは避けたい.書類作成・データベース入力などは経験すべき重要な作業であるが効率化を図りたい.
どんなタスクも従事するものが皆やりがいをもって進められるのが理想である.
2010年9月
(2023年2月更新)
会員各位
一般社団法人日本消化器外科学会
データベース事業「National Clinical Database」について
2011年1月の手術症例から登録がスタートしました.
この事業は本学会の専門医制度とも連携していますので,以下をご参照のうえ利用の手続きを行ってください.
全般事項における不明点は,NCDホームページの「よくある質問」 をご参照ください.また,症例登録(消化器外科領域)におけるQAを下記にまとめましたので併せてご参照ください.
NCDデータの品質を保ち,会員の皆さまに精度の高い情報を発信し続けるため,本学会ではデータベース委員会を設置しています.
NCDに対してデータ入力に関する新たなお問い合わせをいただいた際は,本学会データベース委員会にて逐一適正な審議を行っています.一方で数多くのお問い合わせをいただいているため,NCDへの回答までにお時間を要しているのが現状です.
お問い合わせいただきました方々には,ご不便をおかけいたしまして誠に恐れ入りますが,ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします.
なお,審議,回答に要している期間,NCDでの対応も困難となりますのでその点もご容赦ください.
[消化器外科領域QA]アクセス方法
NCDの利用にあたっては,まず各施設の診療科長がNCDにおける施設診療科を開設する必要があります.その後,診療科長の承認の元に,NCD主任医師やデータマネージャーをご登録いただく運びとなります.登録方法は,NCDホームページにおける「ご利用までの流れ」のページを参照ください.
診療科長の交代,NCD主任医師・データマネージャーの異動などについては,NCDホームページにおける「会員登録情報変更」 を参照ください.
NCDホームページにおける「倫理的配慮」 を参照ください.
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開催 | 第76回総会 雲外蒼天 |
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開催年月日 | 2021年7月7日(水曜日)8日(木曜日)9日( 金曜日) |
開催地 | 京都市 国立京都国際会館(ハイブリッド開催) |
会長名 |
大辻 英吾 (京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器外科学) |
会長講演 | 雲外蒼天 |
講演 | (理事長講演) 「未来のための今」何をなすべきか(北川 雄光) (特別講演) 1.人生という物語の紡ぎ方〜精神分析入門〜(北山 修) 2.私と医学映画(大森 一樹) (教育講演) 1.新型コロナウイルス感染症についてわかってきたことと今後の見通し(西浦 博) 2.血液バイオマーカーがもたらす消化器癌診療のパラダイムシフト(市川 大輔) 3.Editorが気にしている論文執筆のポイント(島田 英昭) 4.NCDデータを利活用した消化器外科領域臨床研究(掛地 吉弘) 5.Surgery based on digital information: focusing on gastric cancer surgery(Woo Jin Hyung) 6.小腸再生研究における雲外蒼天(小林 英司) (招待講演) 1.Evolution of Surgical Science Beyond MIS(Han-Kwang YANG) 2.生命医科学と情報科学の新たな融合への挑戦 ~高精度の予測に基づく医療を目指して~(桜田 一洋) (特別企画) 1.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)食道 2.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)胃 3.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)大腸 4.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)肝 5.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)胆 6.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(手術編)膵 7.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(研究編)免疫 8.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(研究編)個別化医療 9.レジェンドに学ぶ 雲外蒼天(研究編)癌幹細胞 (JSGSプログラム) U40委員会キックオフセッション AEGIS-Womenイベント「キャリアアップ10 ミニッツセミナー PART 13」 |
シンポジウム | (シンポジウム) 1.【総論】ナビゲーションサージェリーの進歩(The progress of navigation surgery in gastroenterological surgery) 2.【総論】消化器外科における医工連携の現状と展望 3.【食道】低侵襲化を目指した食道癌手術の進歩(The progress of minimally invasive surgery for esophageal cancer) 4.【食道胃】食道胃接合部癌に対する治療戦略(The treatment strategies for esophagogastric junction cancer) 5.【胃】胃癌腹膜播種性転移に対する治療戦略(The treatment strategies for peritoneal dissemination in gastric cancer) 6.【大腸】局所進行直腸癌に対する集学的治療の最先端(The front line of intensive treatments for locally advanced rectal cancer) 7.【大腸】直腸癌における画像診断の現状と展望(The current status and future prospects of diagnostic imaging for rectal cancer) 8.【肝】肝癌外科治療の現状と展望(The current status and future prospects of surgery for hepatocellular carcinoma) 9.【胆】胆道癌外科治療の現状と展望(The current status and future prospects of surgery for cholangiocarcinoma) 10.【膵】膵癌に対する術前治療の意義(The preoperative treatments for pancreatic cancer) (ビデオシンポジウム) 1.【食道】食道癌に対する上縦郭郭清の手技と工夫(The surgical technique of upper mediastinal lymphadenectomy for esophageal cancer) 2.【胃】食道胃接合部癌に対する再建の手技と工夫(The surgical technique of reconstruction for esophagogastric junction cancer) 3.【胃】ロボット支援下胃切除術の手技と工夫(The surgical technique of robot-assisted gastrectomy) 4.【大腸】直腸癌に対するロボット支援手術の手技と工夫(The surgical technique of robot-assisted proctectomy) 5.【大腸】直腸癌側方郭清の手技と工夫(The surgical technique of lateral lymph node dissection for rectal cancer) 6.【肝】肝区域切除術の手技と工夫 〜開腹から腹腔鏡・ロボット支援手術〜(The surgical technique of liver sectionectomy -open, laparoscopic, and robot-assisted surgery-) 7.【膵】局所進行膵癌手術における門脈・動脈再建の手技と工夫(The surgical technique of vessel reconstruction for locally advanced pancreatic cancer) 8.【膵】膵頭十二指腸切除術の手技と工夫 〜開腹から腹腔鏡・ロボット支援手術〜(The surgical technique of pancreaticoduodenectomy -open, laparoscopic, and robot-assisted surgery-) |
パネルディスカッション | 1.【総論】Cadaverトレーニングの現状と課題 2.【食道】リンパ節転移陽性胸部食道癌に対する至適術前治療 3.【胃】Stage Ⅳ胃癌に対するConversion surgeryの課題と展望 4.【大腸】側方リンパ節転移陽性直腸癌に対する治療戦略 5.【肝】高齢者に対する肝臓外科治療 6.【膵】UR膵癌に対するConversion surgeryの適応 |
ワークショップ | 1.【総論】家庭運営と消化器外科医を両立するリーダーを育てる 2.【総論】消化器外科におけるサルコペニア・フレイルの意義と対策(Sarcopenia and frail in gastroenterological surgery) 3.【総論】消化器外科診療におけるゲノム検査の意義(The significance of multigene panel testing for gastroenterological surgeons) 4.【総論】消化器癌周術期の炎症反応が長期予後に与える影響 5.【食道】食道切除におけるロボット支援手術の有用性と問題点(The advantage and disadvantage of robot-assisted esophagectomy) 6.【食道】食道癌切除後再建法の工夫 7.【食道】高齢者食道癌患者に対する治療戦略 8.【胃】スキルス胃癌の制圧に向けての進歩 9.【胃】術後QOLを重視した胃癌手術法の選択(What is the best operative method focussing on postoperative quality of life for gastric cancer?) 10.【胃】高齢者胃癌に対する治療の工夫 11.【大腸】IBD治療における外科医の役割(The surgical treatments for inflammatory bowel disease) 12.【大腸】直腸癌術後排便機能障害に対する工夫 13.【大腸】横行結腸癌手術におけるアプローチ法と至適郭清範囲 14.【大腸】直腸癌Watch&wait policyに向けた取り組み(The new treatment option for rectal cancer - watch & wait strategy -) 15.【大腸】Ta-TMEの現状と展望 16.【大腸】腹腔鏡下結腸癌手術における体腔内吻合のピットフォール 17.【胆】胆道癌切除断端陽性症例に対する治療戦略(The treatment strategy in case of positive surgical margin for cholangiocarcinoma) 18.【肝胆膵】肝胆膵領域における術中ナビゲーションの新展開 -現状と課題-(The current status and future prospects of intraoperative navigation for hepato-billiary-pancreatic surgery) 19.【肝】大腸癌肝転移の至適治療法 〜拡大手術かコンバージョンか?〜(The treatment strategies for liver metastasis of colorectal cancer -extended radical surgery or conversion surgery?-) 20.【肝】肝細胞癌治療における肝移植の役割 21.【胆】副損傷ゼロを目指した腹腔鏡下胆嚢摘出術 22.【膵】BRA膵癌に対する治療戦略(The treatment strategies for BRA pancreatic cancer) 23.【膵】膵頭十二指腸切除後胆管炎の予防と対策(The preventive measures for cholangitis after pancreaticoduodenectomy) 24.【膵】膵神経内分泌腫瘍治療の新たな展開(The new treatment strategies for pancreatic neuroendocrine tumor) |
その他 |
(採用演題数) |
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開催 | 第19回大会 |
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開催年月日 | 2021年11月4日(木曜日)5日(金曜日)6日(土曜日) (JDDW 2021 第29回日本消化器関連学会週間) |
開催地 | 神戸市 神戸コンベンションセンター(ハイブリッド開催) |
会長名 |
猪股 雅史 (大分大学医学部消化器・小児外科学講座) |
会長講演 | 消化器外科学の温故創新 -低侵襲外科の進歩と若手育成- |
講演 | (特別講演) ・AI時代の外科医療と医師の役割(徳安 達士) ・日本発医療用ロボットの開発と未来医療への展望(橋本 康彦) (招待講演) ・An innovation of the treatment for colorectal cancer(Jeffrey Milsom) ・Treatment strategy for locally advanced rectal cancer(Julio Garcia-Aguilar) ・Activities of multi-institutional clinical study for gastric cancer(Han-Kwang Yang) ・Laparoscopic treatments of obesity and diabetes(Suthep Udomsawaengsup) ・Robotic surgery for GI cancer in Asia; Korean experience of robotic gastrectomy(Woo Jin Hyung) ・Laparoscopic anatomic liver resection(Ho-Seong Han) |
会長賞 | (会長賞) ・深紫外励起蛍光画像と人工知能解析を用いたリンパ節転移検出(松本 辰也) |
シンポジウム | (統合プログラム) 統合4(S).消化器とCOVID-19:何が起こった,どう備える? (International Session) IS-S3.肝癌治療 -個別化医療と予後改善を目指して-(Advances in the treatment of the liver cancer: The state-of-the-art researches to provide the precision medicine and improve the prognosis) IS-S4.内視鏡低侵襲治療の新たな挑戦(New challenges for minimally invasive endoscopic treatment) IS-S5.肝胆膵外科領域における低侵襲手術(Minimally invasive surgery for hepato-biliary-pancreatic surgery) IS-S6.アジアにおける多施設共同臨床研究の取り組み(Activities of multi-institutional clinical study in Asia) (Strategic International Session) ST-S2.局所進行直腸癌に対する治療戦略 -側方リンパ節郭清・術前治療・watch-and-waitの位置付け-(Treatment strategy for locally advanced rectal cancer - LLND・NACRT・NAC・watch-and-wait) (シンポジウム) S7.炎症性発癌の基礎と臨床 S8.がん微小環境を標的とした消化器がん治療の新展望 |
パネルディスカッション | (統合プログラム) 統合1(PD).十二指腸腫瘍の診断と治療 -外科と内科の接点- 統合2(PD).クリニカルステージ I食道癌に対する集学的治療 統合3(PD).消化器診療におけるAIの現状と展望 統合5(PD).消化器診療におけるサルコペニアの意義 (International Session) IS-PD2.肥満症・糖尿病に対する内視鏡的治療(Endoscopic and laparoscopic treatments for obesity and diabetes) (パネルディスカッション) PD3.UC 関連腫瘍に対する内視鏡診断と治療 PD4.(JGES Core Session)Interventional EUS超音波内視鏡下瘻孔形成術の現状と問題点(膵) PD5.ナビゲーション手術の現状と展望 PD6.下部消化管における緊急内視鏡診療 PD7.食道胃接合部癌に対する治療戦略 PD8.肝移植医療-内科と外科の融合- PD9.進行・再発消化器癌に対する conversion therapyの適応と限界 PD10.高齢者に対する消化器癌治療の適応と限界 PD11.上部消化管癌治療後のサーベイランスに関する課題と新たな取り組み PD14.ロボット手術時代の外科教育を考える PD15.遺伝性消化管疾患に対する内視鏡の役割 |
ワークショップ | (統合プログラム) 統合6(W).がんゲノム医療の現状と将来展望 (International Session) IS-W2.アジアにおけるロボット支援手術の最前線 -消化管癌-(Robotic surgery for GI cancer in Asia) (Strategic International Session) ST-W1.イノベーションをもたらす内視鏡機器開発(Development of innovative endoscopic devices) (ワークショップ) W8.消化器癌における新規バイオマーカーの意義 W9.胆・膵癌領域における術前治療の現状と課題 W10.膵癌の進展機構の解明と新たな治療 W13.炎症性腸疾患のモニタリングと治療選択 W16.StageIII食道癌に対する治療戦略 W17.進行大腸癌に対する個別化医療 W18.直腸癌に対する低侵襲治療の最前線 |
その他 |
一般演題 616題 |
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開催 | 第20回大会 |
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開催年月日 | 2022年10月27日(木曜日)28日(金曜日)29日(土曜日) (JDDW 2022 第30回日本消化器関連学会週間) |
開催地 | 福岡市 福岡国際センター・福岡サンパレス・福岡国際会議場・マリンメッセ福岡(ハイブリッド開催) |
会長名 |
田邉 稔 (東京医科歯科大学医歯学総合研究科肝胆膵外科学分野) |
会長講演 | 時と出会いに恵まれて |
講演 | (特別講演) ・国産手術支援ロボットの開発:大学から起業するということ(川嶋 健嗣) ・消化器官を対象とした臓器再生医療-クラウドファンディングによる市民巻き込み型の研究開発(武部 貴則) (招待講演) ・Personalized medicine in metastatic colorectal cancer: Hype or reality?(Jean-Nicolas Vauthey) ・Current progress in minimal invasive surgery for advanced gastric cancer(Han-Kwang Yang) ・Current progress in robotic hepatobiliary and pancreatic surgery(John B. Martinie) |
会長賞 | (会長賞) ・実用化を目指した移植可能な再生部分肝臓の開発(八木 洋) |
Strategic International Session | ST1.オミックス手法を用いた消化器病研究の新展開(New frontiers of omics approach in gastroenterology) ST2.変わりゆく内視鏡医療と内視鏡教育-これまでの30年とこれからの30年- JDDW30回を記念して(What happened and will happen over the past and the next 30years - Rapid change of endoscopic medicine and education -) ST4.肝胆膵低侵襲手術の現状と将来(Minimally invasive HBP surgery: Current status and future prospects |
シンポジウム | (統合プログラム) 統合2(S).難治がん克服に向けた治療の現状と展望 統合4(S).ポストコロナ時代に向けた消化器診療 (International Session) IS-S1.世界のバレット食道診断と発癌リスク(Diagnosis and carcinogenesis of Barrett’s esophagus in the world) IS-S3.進行胃癌に対する鏡視下手術の手技とエビデンス(Current evidence and technical challenges for laparoscopic surgery for far advanced gastric cancer) IS-S4.世界で求められる上部消化管内視鏡診療における最先端と未来への展望(Globally demanded novel technologies and future perspectives for therapeutic upper GI endoscopy) IS-S5.大腸癌遠隔転移に対する外科的切除を中心とした治療戦略(The role of surgical resection for distant metastasis of colorectal cancer) (シンポジウム) S1.(JGES Core Session) Interventional EUS: エビデンスと新たな展開炎症性発癌の基礎と臨床 S2.高齢化と消化器病学 S3.Etiologyから見た肝細胞癌の病態解明と治療戦略 S4.B型肝炎診療の現状と今後の展開 S5.肝硬変診療ガイドライン改訂後の診療と研究 S7.大腸癌に対するロボット支援下手術の手技と治療成績 S8.小腸内視鏡診療の最前線と将来展望 S9.食道癌におけるロボット支援下手術の工夫 S10.ガイドライン改訂後の膵炎診療の現状と課題 S11.消化管癌発生のメカニズムはどこまで解明されたのか? S12.進行胃癌に対する術前/術後補助化学療法 |
パネルディスカッション | (統合プログラム) 統合1(PD).治療抵抗性炎症性腸疾患に対する集学的治療 統合3(PD).内科と外科のコラボレーション:低侵襲治療の展開≪ビデオ≫ 統合5(PD).消化器癌に対する免疫療法の実態 (International Session) IS-PD1.膵がん早期発見の最前線(Early detection of pancreatic cancer) (パネルディスカッション) PD1.Helicobacter pylori除菌後胃癌の抑止対策 PD2.下部消化管における最新の内視鏡診断と治療テクニック:確立された方法から私の工夫まで≪ビデオ≫ PD5.Acute-on-chronic liver failure (ACLF):わが国の現状と今後の課題 PD6.肝癌intermediate stageの治療戦略 PD7.自己免疫性肝疾患の病態解明と治療戦略 PD8.食道胃接合部癌に対する集学的治療 PD9.上部消化管における最新の内視鏡診断と治療テクニック:確立された方法から私の工夫まで ≪ビデオ≫ PD10.胆道癌の新たな治療戦略(遺伝子パネル・分子標的・術前治療) PD11.下部機能性消化管障害の臨床と研究の進展 PD12.進行膵神経内分泌腫瘍の集学的治療 PD13.StageIVa食道癌に対する治療戦略 PD14.ガイドライン改訂後のGERD診療について PD15.局所進行膵癌の至適治療 PD16.慢性膵炎の内視鏡治療-外科治療に切り替えるタイミング PD17.IBDのTreat to Target戦略における内視鏡検査の意義と課題 PD18.肝内胆管癌の予後改善に挑む |
ワークショップ | (統合プログラム) 統合6(W).AI研究の実装化に向けた課題 (International Session) IS-W1.胆道内視鏡診療の進歩(胆道結石を除く) ≪ビデオ≫(Progress of biliary endoscopy (except management of bile duct stones) ≪Video≫) (ワークショップ) W1.術後再建腸管例における胆管結石治療-アプローチ法を含めた治療戦略 W2.C型肝炎制御下での諸問題と治療戦略 W4.門脈圧亢進症に対する診断・治療における新たな挑戦 W5.口腔・咽頭病変診療の確立に向けた工夫 W6.IBD病態を踏まえた今後の治療ストラテジー W7.非乳頭部十二指腸腫瘍の治療戦略 W8.進行肝癌の薬物治療の課題と展望 W9.肝疾患における免疫病態の解明と治療応用 W10.消化器疾患とマイクロバイオーム研究の新展開 W11.肝癌診療における新たな治療戦略 W12.(JGES Core Session) Advanced diagnostic endoscopy:下部消化管のエビデンスと新たな展開 W13.(JGES Core Session) Advanced diagnostic endoscopy:上部消化管のエビデンスと新たな展開 W14.ロボット膵切除は標準治療となりうるか? W15.直腸癌手術における最適なアプローチ法:Lap vs Robot vs Ta W16.膵小型腫瘤性病変(径10mm以下)の内視鏡診療の現状と展望 W17.大腸憩室症に対する新たなアプローチ |
その他 |
一般演題 710題 |
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開催 | 第77回総会 夢を語ろう Let's talk about dreams |
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開催年月日 | 2022年7月20日(水曜日)21日(木曜日)22日(金曜日) |
開催地 | 横浜市 パシフィコ横浜(ハイブリッド開催) |
会長名 |
遠藤 格 (横浜市立大学消化器・腫瘍外科学講座) |
会長講演 | 夢を語ろう |
講演 | (理事長講演) 次世代に繋ぐ「改革の見える化」(北川 雄光) (特別企画) 1.消化器外科における働き方改革 2.夢を語ろう:スーパーエクステンデッドサージャリーと周術期管理のはざま 3.夢を語ろう:病院長が語るこれからの病院経営 (特別講演) 1.医の道標「中山教書」(高崎 健) 2.みえてきた遠隔手術指導の未来像(竹政 伊知朗) 3.VUCA時代を勝ち抜く”ワイズカンパニー戦略”~コロナ後にイノベーションを起こし続けるには~(竹内 弘高) 4.医療制度の本質とこれからの経営の仕組み(田中 滋) 5.ガイドライン創生と補完する臨床検証,国際共同研究を介しての教育法(高田 忠敬) (教育講演) 1.Preventing Medical Errors with Team-based Inter-professional Care(Suresh Phillai) 2.米国で癌研究を極める;私の夢の実現(髙部 和明) 3.The New World terminology: 新しい肝切除術式記載法の成り立ちと今後の展望(梛野 正人) 4.人生100年時代における医師の役割(嶋田 紘) (招待講演) 1.Thirty years of mentoring by " Bob Chan" of young Japanese surgeons to become scientists: An adventure of love(Robert M Hoffman) 2.A Path Less Traveled: Complex IBD surgery & revisional IPAA(David W. Larson) 3.Surgery in the era of computer science, data science, and AI - Focusing on gastric cancer surgery(Woo Jin HYUNG) 4.Use of Mixed reality in Surgical practice with focus on HPB surgery(Shridhar Iyer) (コンセンサスミーティング) 1.【上部】進行胃癌に対するNACの意義 2.【下部】側方郭清の手術手技 3.【肝胆膵】肝門部領域胆管癌の切除限界;解剖学因子、腫瘍因子、患者因子 (JSGSプログラム) TSSG 2nd Joint Webinar AEGIS-Womenイベント「キャリアアップ10 ミニッツセミナー PART 15」 (Under40委員会サージカルセミナー) ビデオクリニック 肝臓、膵臓 ビデオクリニック 大腸 スキルアップセミナー 統計 スキルアップセミナー 術中トラブルシューティング ビデオクリニック 食道,胃 |
シンポジウム | (シンポジウム) 1.【肝胆膵】高度進行肝細胞癌に対する治療戦略(Therapeutic strategies for highly advanced hepatocellular carcinoma) 2.【肝胆膵】重症急性胆のう炎(Treatment strategies for severe acute cholecystitis) 3.【上部】胃癌術後補助療法の治療成績・選択基準(Indication and outcomes of adjuvant chemotherapy for gastric cancer.) 4.【上部】局所進行食道癌に対する周術期治療の最先端と将来展望(Neoadjuvant chemotherapy for locally advanced esophageal cancer, current and future perspectives.) 5.【下部】直腸癌に対する術前集学的治療の最前線(Front line of preoperative multidisciplinary treatment for rectal cancer) 6.【下部】炎症性腸疾患治療における手術の位置付け(Positioning of surgery in the treatment of inflammatory bowel disease) 7.【下部】ロボット支援下直腸癌手術の現状と克服すべき課題(Current status and issues of robotic rectal cancer surgery) 8.【総論】消化器癌診療におけるリキッドバイオプシー(Liquid biopsy in gastrointestinal cancer) (ビデオシンポジウム) 1.【肝胆膵】肝膵同時切除のベストプラクティス(Best practices for hepatopancreaticoduodenectomy) 2.【肝胆膵】高難度腹腔鏡下・ロボット肝切除(Advanced laparoscopic and robotic liver resection) 3.【肝胆膵】局所進行膵癌手術における門脈・動脈再建の工夫(Reconstruction of portal vein and artery in locally advanced pancreatic cancer surgery) 4.【上部】鏡視下食道手術の使い分け 胸腔鏡・縦隔鏡(Optimal use of mediastinoscopy and thoracoscopy-assisted esophagectomy) 5.【上部】進行胃癌に対する#10郭清(Splenic hilar lymphnode dissection for advanced gastric cancer) 6.【下部】合併症軽減のための結腸右半切除の手術手技(Complete mesocolic excision for right hemicolectomy to reduce complications) |
パネルディスカッション | 1.【肝胆膵】大腸癌肝転移におけるBRとURの定義 2.【肝胆膵】術後医原性胆道狭窄 3.【上部】スキルス胃癌の課題 4.【上部】上部消化管手術における栄養・リハビリ療法 5.【下部】局所進行・再発大腸癌の手術適応に関するPrecision medicine 6.【総論】消化管癌手術におけるドレーン留置を再考する 7.【下部】直腸癌縫合不全に対するベストプラクティス |
ワークショップ | 1.【肝胆膵】再発肝細胞癌に対する再肝切除 vs サルベージ生体肝移植 2.【肝胆膵】肝胆膵SSI対策(Countermeasures of SSI for hepatobiliary and pancreatic surgery) 3.【肝胆膵】消化器移植医療の現状と今後の展望 4.【肝胆膵】遺伝子パネル検査は肝・胆・膵癌の治療方針を変えたか? 5.【肝胆膵】短・長期成績に基づく膵癌に対するロボット支援手術の再評価 6.【肝胆膵】膵全摘up to date(Current topics in total pancreatectomy) 8.【上部】減量・代謝改善手術の治療効果とQOLの評価(Therapeutic effect and QOL of bariatric and metabolic surgery patients) 9.【上部】McKeown食道切除・胃再建における至適再建経路(Optimal pathway of the gastric conduit following McKeown esophagectomy) 10.【上部】噴門側胃切除の手術手技・再建 11.【下部】閉塞性大腸癌の治療戦略(Treatment strategy for Obstructive Colorectal Cancer) 12.【下部】結腸癌に対する体腔内吻合 13.【下部】大腸憩室症に対する腹腔鏡手術の治療成績 14.【下部】IBDに対するMIS 15.【総論】各臓器サブスペシャルティ外科医の育成法 16.【総論】術後合併症におけるfailure to rescureを防ぐため(Failure on the postoperative complication) 17.【総論】Oligometastasisに対する集学的治療戦略 18.【総論】サルコペニア・フレイルを防ぐ手術手技・周術期管理(Surgical technique and perioperative management to prevent sarcopenia frailty) 19.【総論】ダイバーシティがもたらす消化器外科医の新しい世界 |
その他 |
(採用演題数) |
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2018年1月
本学会では,消化器外科手術を受けられた患者さんを対象に研究を実施しております.内容については下記のとおりとなっております.なお,この研究についてご質問等がございましたら,ページ下部に記載の[問い合わせ窓口]までご連絡ください.
患者さん目線の良質な医療を提供するには,どうような場所でどのような医療が行われているかを把握することが必要と考え,本学会を含めた関連する多くの臨床学会が連携し,2011年に「一般社団法人National Clinical Database(NCD)」を立ち上げ,データベース事業を開始しました.このことで,NCDデータベースには日本全国で行われている手術に関する情報が集められ,さまざまな専門医制度における診療実績を証明することに活用されてきました.また,医療の質を改善するために様々な情報分析を行ってきました.
本学会では消化器外科手術に関するデータベースの質を改善するために,NCDと協力し,2016年2月から現地訪問型の監査を開始しました.監査ではNCDのデータベースと実際のカルテとを照合し一致している割合を確認し,不一致がある場合は修正するように指導してきました.この監査は消化器外科学会の専門医制度指定修練施設(認定施設)を対象に行ってきており,今後も行う予定としていますが,認定施設は全国に877施設(2017年4月)存在し,限られた人員で現地訪問型の監査を行うことは多大な経費と時間が必要とされます.さらに,現地訪問型の監査は,訪問先の医師や医療スタッフにも多大な負担がかかるという問題があります.
このため,本学会では2017年10月よりリモート型監査導入を開始することとしました.ただし,このリモート型監査が現地訪問型よりも優れた監査方法であるかを調べるために医学研究として行おうと考えています.何卒趣旨をご理解のうえ,ご協力いただけますようよろしくお願いいたします.
■監査の対象
2016年1月から2022年12月までの間に,本学会認定施設において手術を受けられた方で,NCD事業にデータ登録を拒否されなかった方が対象となります.監査は認定施設の約5%を対象とし,手術を受けられた方から20名を選んで行います.
■監査の方法・監査する情報
NCDデータベースでは,日常の診療で行われている検査や治療のきっかけとなった診断,手術等の各種治療や方法,治療にともなう合併症等を登録しております.監査では,まず監査対象の病院において,カルテ情報から各施設のID(診療番号),氏名,住所等の情報を削除し,本学会に送ってもらいます.この情報はそれ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが,患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします.情報の取り扱いや安全管理にあたっては,関連する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」,「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」,「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイダンス」,「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています.
■監査情報を扱う者の範囲
監査は本学会のNCDデータ品質管理小委員会の委員もしくはワーキンググループの医師と,それを補佐する事務員で行います.情報を扱う医師および事務員に対しては本学会で身分を照会するとともに,情報の整合性に関する情報以外については守秘義務を負います.
リモート型監査は2017年10月1日から2023年3月31日まで行う予定です.
今回監査を行う情報はNCDに登録された情報です.NCDでは日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断,手術等の各種治療法やその方法となります.
この研究は以下の研究機関と責任者のもとで実施いたします.
■代表研究機関
一般社団法人日本消化器外科学会事務局
責任者:上野 秀樹 日本消化器外科学会データベース委員会委員長
■協力研究機関
日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設(認定施設)
データセンターへのデータの提供は,特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います.対応表は,各施設の研究責任者が保管・管理します.
プライバシーの保護に配慮するため,患者さんの資料や情報は直ちに識別することがすることができないよう,対応表を作成して管理します.収集された情報や記録は,インターネットに接続していない外部記憶装置に記録し,本学会事務局の鍵のかかる保管庫に保管します.
この研究の資料や情報を保存・管理する責任者は以下のとおりです.
■研究事務局
一般社団法人日本消化器外科学会
東京都港区三田三丁目1番17号 アクシオール三田6階
TEL:03-5427-5500 FAX:03-5427-5566
Email:db@JSGS.or.jp
※お問い合わせ時は@JSGSを半角に改めてください.
個人情報の管理責任者:事務局長 福住 恵一郎
利 益:本研究にデータをご提供いただく事で生じる個人の利益は特にありません.
不利益:カルテからのデータ収集のみであるため,特にありません.
この研究で取得した患者さんの治療に関する情報は,論文等の発表から10年間は保管され,その後は患者さんを識別する情報を復元不可能な状態にして破棄されます.また,患者さんが本研究に関するデータ使用の取り止めを申し出された際,申し出の時点で本研究に関わる情報は復元不可能な状態で破棄いたします.
研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが,その場合には,患者さんを特定できる情報は利用しません.
いつでも可能です.取り止めを希望されたからといって,何ら不利益を受けることはありませんので,データを本研究に用いられたくない場合には,下記の[問い合わせ窓口]までご連絡ください.取り止めの希望を受けた場合,それ以降,患者さんのデータを本研究に用いることはありません.しかしながら,同意を取り消した時,すでに研究成果が論文などで公表されていた場合には,結果を廃棄できない場合もあります.
この研究についてのご質問だけでなく,ご自身のデータが本研究に用いられているかどうかをお知りになりたい場合や,ご自身のデータの使用を望まれない場合など,この研究に関することは,下記の窓口までお問い合わせください.ご希望があれば,他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲内で,研究計画書および関連資料を閲覧することが可能ですのでお申し出ください.
■照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
神戸大学医学部附属病院食道胃腸外科 長谷川 寛
神戸市中央区楠町7-5-2
TEL:078-382-5925 FAX:078-382-5939
研究責任者:神戸大学大学院医学研究科食道胃腸外科学分野 掛地 吉弘
研究代表者:日本消化器外科学会データベース委員会委員長,神戸大学食道胃腸外科 掛地 吉弘
2023年2月27日
海外留学にまつわるエトセトラ
石田 苑子
司会 他8名
Japanese skill education for young gastroenterological Surgeons
外科医不足が顕在化する中,研修医の皆さまに対し消化器外科の魅力をアピールするために「消化器外科手術手技講習会(JESUS)」を2015年にスタートし,ハンズオンによる手術手技の会得だけではなく,セミナーにおいては座学ならではの学びを深め,さらに全国から集まる研修医同士や講師陣とのコミュニケーションの場を生む会としてブラッシュアップを重ね,『日本消化器外科学会 若手育成セミナー - JESUS - 』に名称を新たに充実の会へと成長してまいりました.
JESUS 2023(第8回):近日公開
[JESUS紹介動画:1分11秒]