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2023年修練施設認定審査業務(新規及び更新)に関するお知らせ

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専門医制度指定修練施設(認定施設)

2023年修練施設認定審査業務(新規及び更新)に関するお知らせ

2023年6月

病院長 各位
日本消化器外科学会
資格認定委員会
本年の修練施設認定審査業務は下記の要領で実施いたします.

1.日程概要

申請の受付期間:2023年7月初旬~同年10月2日(午後5時)
審査結果の通知時期:2023年12月下旬(予定)

2.申請資格

*指定修練施設認定施行細則3章第2節第9条
認定施設として,次の各号に定めるすべての要件を必要とする.
  1. 資格認定委員会が定めた手術が,最近3年間に600例以上(うち,必須主要手術が3年間で120例以上)行われていること.
  2. 指導医1人のほかに,指導医若しくは専門医が1人,又は認定医2人が常勤していること.なお,この指導医,専門医及び認定医は,規則及び施行細則によって認定された者でなければならない.
  3. 消化器外科の全般について修練が可能であること.
  4. 病歴の記載及びその整理が完備していること.
  5. 倫理委員会が設置されていること.又は倫理的問題が生じたとき,他に依頼することが可能であること.
  6. 消化器外科に関連する課題についての教育行事(症例検討会,死因検討会等)が,定期的に開かれていること.
  7. 研究発表が最近3年間(申請の年の7月31日まで)に学術雑誌,学術集会等で3件以上行われていること.
  8. 消化器外科専門医を目指す医師の受け入れが可能であること.
  9. 本学会の学術集会への参加や教育講座の受講が,研修として認められていること.
  10. 専門医申請者の診療経験に関する実地調査が可能であること.

3.申請方法

本年の認定審査申請を希望する診療施設,下記から申請システムへアクセスし申請してください.

なお,更新対象施設には更新案内書類を2023年7月初旬までに送付します.


2024年評議員補充選出に関するお知らせ

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評議員審査のための業績基準

・2024年評議員補充選出に関するお知らせ
日本消化器外科学会評議員審査のための業績基準
消化器外科業績基準

2024年評議員補充選出に関するお知らせ

 日本消化器外科学会定款により2024年評議員補充選出を行いますので,本学会ウェブサイト掲載の基準に基づく評議員の申請を受付けます.

 

「評議員申請システム」上から申請を行う.

締切期日:2023年9月1日(金曜日)17時

審査結果の通知時期:2024年4月中

 

日本消化器外科学会
理事長 北川 雄光

 

評議員申請上の注意事項

申請資格

  1. 引き続き15年以上本学会会員であり(2009年12月31日までの入会),かつ会費を完納していること.
  2. 消化器外科専門医または本学会指導医であること.
  3. 満65歳未満(2024年4月30日現在)であること.

 

申請方法

 理事長の会告に従って【評議員申請システム】(会員専用ページMyWeb 外部サイトへリンク内からアクセス可)から,【2023年9月1日(金曜日)17時】までに申請のこと(申請ボタン押下すること).指定期日を過ぎての申請は一切認めない.(期日時間以降はシステムへアクセスできなくなります.)
 業績および業績を証明する証拠としての抄録や論文のコピーは,PDFまたは画像ファイル化したものを【評議員申請システム】上へ登録(アップロード)する.

提出業績は下記の期間のものとする.

  1. 2020年一斉選出の申請者:2019年1月~2022年12月までの4年分
  2. 2021年補充選出の申請者:2020年1月~2022年12月までの3年分
  3. 2022年補充選出の申請者:2021年1月~2022年12月までの2年分
  4. 2023年補充選出の申請者:2022年1月~2022年12月までの1年分
  5. 上記以外の申請者    :2013年1月~2022年12月までの10年分

 

申請書,業績集,業績証明コピー作成の記載方法および注意

  1. 日本消化器外科学会評議員審査のための業績基準業績 外部サイトへリンク」,および「消化器外科業績基準 外部サイトへリンク」を熟読の上,区分別(IA,IB,IIA,IIB,III)に入力する.
  2. 演題名,論文名などは省略せずに入力する.
  3. 学会名,雑誌名などは「消化器外科業績基準 外部サイトへリンク」を参照し,正確に選択する.
  4. 発表区分は対象年によって異なるため注意する.(論文発表)
    • 2013年~2015年:筆頭者の場合は「筆頭」,共同者の場合は「共同」を選択する.
    • 2016年~2022年:筆頭者の場合は「筆頭」,2nd Authorは「2nd」,その他は「共同」を選択する.
  5. 発表年は,学会発表は実際に発表した年,論文発表は掲載誌などの所定発行年を入力する.なお,COVID-19の影響で延期となり,年をまたいで開催された場合は,実際に開催された年が発表年となりますのでご注意ください.また,完全オンライン開催や誌上開催になった学会で,発表の日付が表示されていない場合は,証明PDFに必要な項目は「発表年」のみで,月日までは必要ありません.「発表年」(開催年)がわかる箇所を登録してください.
  6. 業績を証明するための学会抄録,論文の複写したものなどはPDFまたは画像ファイル化し(pdf,jpg,jpegのみ可),システムへアップロードする.別の業績目録へずれて業績コピーが登録されたり,違うコピーが登録されたりしていると評価されない.
  7. 学会・論文発表はすべて消化器外科学に関するもののみを入力する.
  8. 業績を証明するための学会抄録,論文の複写したものについて申請者本人の名前,発表年,学会名や雑誌名の表示箇所が分かるようマーキングしてあることが望ましい.
  9. 基礎研究の業績は,消化器外科との関連を示すページをアップロードする.
  10. 「総論」として提出可能な業績は,NST(栄養サポートチーム),ICT(感染制御チーム),リスクマネジメント,教育システム(トレーニング),ヘルニア,がん化学療法・がん告知などの腫瘍学とする.
  11. 抄録のないポスター発表は業績として認められないので注意する.
  12. 研究会から移行した学会および学会機関誌における発表は移行したときからのものとする.
  13. 業績区分は正しく記載する.例えば,前抄録,後抄録,全文抄録,学会記録などは区分I(学会発表)であって,区分II(論文発表)ではない.
  14. 同じ業績を重複して登録しないように注意する.
  15. 2015年までの欧文論文に限り,Equally Contributed Authorが明記されているものについては,筆頭者と同等の点数とする.2016年以降についてはEqually Contributed Authorは認めない.(2ndまたは共同発表者となる.)
  16. 著書は1冊1業績とする.(年1回以上発刊されているものは雑誌.)
  17. 2011年以降の筆頭の学会発表は1学術集会1業績(年毎)とする.
  18. 2016年以降の商業誌,大学医学雑誌については1号1編のみ(筆頭のみ,共同は何編でも可)とする.また,2016年以降に認める雑誌・業績は「原著・ORIGINAL ARTICLE」,「総説・REVIEW ARTICLE」,「症例報告・CASE REPORT」とする(2015年までは,この限りでない.).
  19. Digestive Surgeryと本学会誌におけるSecondary Publicationについては,どちらか一方のみ業績として認める.ただし,両方を業績として申請してきた際は,どちらも業績として評価されない.
  20. 掲載予定,発表予定のものは評価されない.(Published Online表記のみ,Online First表記のみ,PubmedのEpub ahead of print等)
    電子ジャーナルのみで公開されていても評価されない.
  21. 業績を証明するための学会抄録,論文の複写したものなどが必要頁すべてアップロードされていないものは評価されない.(「日本消化器外科学会評議員審査のための業績基準業績 外部サイトへリンク」の1,2参照).
  22. 正しく記載されていないものは評価されない.不正記載と見なされた際は,審査の対象となるので注意されたし.例えば,評価対象外の雑誌を著書とする,地方会や同時開催の研究会を学会とすることなど.(支部会,地方会,同時開催の研究会,教育セミナー,卒業セミナーでの講演,発表は認められません.)

 

日本消化器外科学会
評議員選出委員会

 

(参考)
選出者の最低点

2023年補充選出:2,100点台
2022年補充選出:1,900点台
2021年補充選出:1,900点台
2020年一斉選出:1,700点台(女性枠は除く)
2019年補充選出:2,300点台
2018年補充選出:2,300点台
2017年補充選出:2,300点台
2016年補充選出:2,000点台

 

 

本件に関するお問い合わせ

日本消化器外科学会 評議員選出委員会事務局
Email: hyogiin[@]jsgs.or.jp
 ※送信時は[@]を半角@に置き換えてください.

 

U-40 Club 開催報告 第23回

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第23回 U-40 Club

開催日

2023年6月16日

テーマ

消化器外科医のキャリアブレイクを考える

司会

塚越 真梨子

Discussants

司会 他2名

内容

  • 自己紹介
  • キャリアプラン実現にむけた各施設の体制,職場環境
  • 消化器外科医不足に伴う問題点
  • 留学,出産・育児休暇に関する諸問題
  • セカンドキャリア,消化器外科医の開業について
  • U-40世代内でのキャリアブレイクに関する世代間ギャップ
  • 今後の課題 など

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U-40 Club 開催報告 第24回

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第24回 U-40 Club

開催日

2023年6月19日

テーマ

外科医の働き方改革~外科医としてのキャリア形成とワークライフバランス~

司会

岡本 麻美

Discussants

司会 他3名

内容

  • 自己紹介
  • 働き方改革へ向けての当直後の勤務体制など
  • 働き方改革の問題点(多様性の重視)
  • 有給や育休の取得について
  • 新入局員,外科志望者のリクルートについて ほか

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特定術式のNCD術前前向き登録について

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データベース事業

特定術式のNCD術前前向き登録について

2016年6月
(2023年7月更新)

会員各位

 平成28年度の診療報酬改定により,『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの)』,『K703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術』の2術式が診療報酬に採択され,これらを施行するための施設基準も厳格に定められました.

 新たに定められた施設基準(「特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」平成28年3月4日 保医発0304第2号,最新版 令和4年3月4日 保医発0304第3号)では【当該手術を実施する患者について,関連学会と連携の上,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っていること】という条件が明記されています.

 また,疑義解釈(疑義解釈資料の送付について(その2)平成28年4月25日)において,「関連学会と連携の上,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っていること」とは【日本外科学会系のデータベースである一般社団法人 National Clinical Database(NCD)に症例を登録し,手術適応等の治療方針の決定及び術後の管理等を行っている場合を指す】ことが明記されています.

 各施設様に安心して保険診療を実施していただき,かつ可及的速やかにNCDを用いた運用を開始していただけるよう,関係団体(日本肝胆膵外科学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会,NCD,日本消化器外科学会)にて協議を行い,下記の方法により各施設様と関係団体との連携体制を構築させていただきます.

 

対象術式

K 695-2 3 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除)
K 695-2 4 腹腔鏡下肝切除術(1区域切除(外側区域切除を除く))
K 695-2 5 腹腔鏡下肝切除術(2区域切除)
K 695-2 6 腹腔鏡下肝切除術(3区域切除以上のもの)
K 703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術

※注意事項
『K 695-2 腹腔鏡下肝切除術』のうち,以下の術式は,今回の対象外となります.ご注意ください.
K 695-2 1 腹腔鏡下肝切除術(部分切除)
K 695-2 2 腹腔鏡下肝切除術(外側区域切除)

術前登録の対象NCD術式名は以下をご確認ください.
術前登録対象NCD術式名(PDF 60KB)

 

対象症例

 手術予定日が【2016年6月10日(金)以降】で,上記の対象術式を行う症例.

 

登録手順

a.『K695-2 腹腔鏡下肝切除術(亜区域切除,1区域切除(外側区域切除を除く.),2区域切除及び3区域切除以上のもの)』『K703-2 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術』共通
a-1.日本消化器外科学会への学会連携申請書の提出

<学会連携申請要件>

  1. National Clinical Database(NCD)に参加している.
  2. 保険診療を行う症例については,下記期限内に情報を登録する.
    術前情報:手術日の前日まで
    術後情報:手術日から90日後まで
  3. NCD(消化器外科領域)を管轄する消化器外科データベース関連学会協議会が,保険診療を⾏う症例について登録データの検証のためにデータを閲覧することを許可する.
  4. 消化器外科データベース関連学会協議会による登録データの検証のためのAuditを受け⼊れ,協⼒する.

※学会が取り組む先進的保険診療医療の正しい評価と安心・安全な普及のための事業への参画にあたり,日本消化器外科学会へ登録費用の納付にご協力をいただければ幸いです.
※「完全腹腔鏡下」,「腹腔鏡補助下」,「用手補助腹腔鏡下(HALS)」のいずれにおいてもNCD術前前向き登録は必須となります.

 

 学会連携取下げの場合はこちら( PDF 221KB)

 

【申請書の提出先】
〒108-0073 東京都港区三田三丁目1番17号 アクシオール三田6階
一般社団法人 日本消化器外科学会 データベース委員会

a-2.NCDへの術前症例登録
対象術式の質と安全性の確保には,術前情報および術後情報の管理が重要となるため,従来のNCD登録から下記のとおり運用を変更し登録します.
※対象術式以外は従来のNCD症例登録を実施

 

<主な変更点>

  1. 手術日前日までにNCDに【手術予定情報】を入力し,ステータスを確定する.
    ※手術日の翌日以降は【手術予定情報】の変更は不可
  2. 術後に企画手術からの変更の有無について登録する.

 NCDホームページ 外部サイトへリンクから「症例登録システム」にログインし,データの新規登録において上記の対象術式を選択すると必要な項目が表示されます.
登録手順の詳細はマニュアル( PDF 2MB)もご一読ください.
※2016年6月7日13時以降から登録が可能となります.

a-1.申請書の提出の前に,a-2.術前症例登録を行うことは可能ですが,いずれも必須の手続きとなりますので,申請書も必ずご提出ください.

■登録費用
1術式あたり年額50,000円
※腹腔鏡下肝切除術,腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術の両方を行う場合は年額100,000円

■事業概要
参加施設数:約240施設<2016年実績>
登録システムの構築,改修 : 集積する項目の設定や見直し
管理システムの構築,改修 : データ検証用システムの管理
一般管理:運営方針の検討会議,事務処理など

 先進的保険診療が安全に行われ,かつ正しい評価を受けるための登録制度の確立に向けた体制となります.従来の保険診療にはない枠組みであり,今後の本邦の外科治療の発展のためにもご理解とご協力をいただければ幸いです.
 

日本消化器外科学会 理事長          瀬戸 泰之
日本消化器外科学会 データベース委員長    掛地 吉弘
消化器外科データベース関連学会協議会 議長  後藤 満一
日本肝胆膵外科学会 理事長          宮崎  勝
日本内視鏡外科学会 理事長          渡邊 昌彦
肝臓内視鏡外科研究会 代表世話人       金子 弘真
若林  剛
膵臓内視鏡外科研究会 会長          中村 雅史
 

学会連携 施設一覧

 本学会は,下記の期間において,対象術式の施設基準に基づき一覧に掲載された施設と連携しています.

有効期間(2023年度)
2023年4月1日から2024年3月31日まで

 

※過去の連携施設について,確認などのご希望がございましたら,「お問い合わせ」記載の方法にて,ご連絡くださいますよう,よろしくお願い申し上げます.

 

事務担当者 登録手続き

 本件に関する各種ご案内や学会連携証明証のご連絡は,基本的に各施設の施設長様宛てのご連絡および郵送を行っています.
 もし郵送物の宛先や,⼿続き上のお問い合わせなど,施設⻑様ではない⽅へのご連絡をご希望される場合には,下記お問い合わせからご連絡くださいますよう,何卒よろしくお願い申し上げます.

 

お問い合わせ

 会員専用ページ『MyWeb外部サイトへリンク』の[お問い合わせ]→[カテゴリ]→[データベース事業について]

 

参考

消化器外科データベース関連学会協議会
⽇本⾷道学会,⽇本胃癌学会,⼤腸癌研究会,⽇本肝胆膵外科学会,⽇本肝癌研究会,⽇本膵臓学会,⽇本内視鏡外科学会,⽇本腹部救急医学会,肝臓内視鏡外科研究会,膵臓内視鏡外科研究会,⽇本肝移植学会,⽇本ヘルニア学会,⽇本肥満症治療学会,⽇本外科学会,日本胸部外科学会,⽇本消化器外科学会

「特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」
(令和4年3月4日 保医発0304第3号) 第73の2,第75の4
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001080631.pdf

疑義解釈資料の送付について(その2)(平成28年4月25日)
医科 - 1,医科 - 2
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000122794.pdf

対象術式の診療報酬点数
■腹腔鏡下肝切除術
K695-2 3 亜区域切除:108,820点
K695-2 4 1区域切除(外側区域切除を除く.):130,730点
K695-2 5 2区域切除:152,440点
K695-2 6 3区域切除以上のもの:174,090点

■腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
K703-2:158,450点

本文訂正・変更 - 公式テキスト『消化器外科専門医の心得』

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公式テキスト『消化器外科専門医の心得 2023年度版』

本文訂正・変更

訂正・変更があった場合はこちらに掲載いたします.

歴代理事長

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名簿

歴代理事長(2023年7月)

初代 北野 正剛(名誉理事長)
(2006年7月-2008年7月)

第2代 杉原 健一(名誉理事長)
(2008年7月-2011年7月)

 

第3代 森  正樹(名誉理事長)
(2011年7月-2015年7月)

第4代 瀬戸 泰之
(2015年7月-2019年7月)

 

 

第5代 北川 雄光
(2019年7月-2023年7月)

第6代 調   憲
(2023年7月-)

 

役員等

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名簿

役員等(2023年7月)

理事長

調   憲
群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座肝胆膵外科学分野

(任期は2024年7月まで)

 

副理事長

齋浦 明夫
順天堂大学医学部附属順天堂医院肝胆膵外科

(任期は2024年7月まで)

 

理 事

江口  晋
長崎大学大学院移植・消化器外科

五井 孝憲
福井大学医学部医学科器官制御医学講座

齋浦 明夫
順天堂大学医学部附属順天堂医院肝胆膵外科

瀧口 修司
名古屋市立大学医学系研究科消化器外科

竹内 裕也
浜松医科大学外科学第二講座

野村 幸世
東京大学医学部附属病院胃・食道外科

比企 直樹
北里大学医学部上部消化管外科学

堀口 明彦
藤田医科大学医学部消化器外科学講座 ばんたね病院

水島 恒和
社会医療法人警和会大阪警察病院消化器外科

(以上,任期は2024年7月まで)

板野  理
国際医療福祉大学医学部消化器外科

市川 大輔
山梨大学医学部外科学講座第1教室

上野 秀樹
防衛医科大学校外科学講座

庄  雅之
奈良県立医科大学消化器・総合外科学教室

調   憲
群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座肝胆膵外科学分野

竹政伊知朗
札幌医科大学医学部消化器・総合,乳腺内分泌外科学講座

田中 千恵
名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学

藤井  努
富山大学大学院医学薬学研究部先端生命医療学域分子病態医学系消化器・腫瘍・総合外科学講座

三森 功士
九州大学病院別府病院外科

(以上,任期は2025年7月まで)

 

監 事

猪股 雅史
大分大学医学部消化器・小児外科学講座

田邉  稔
東京医科歯科大学医歯学総合研究科肝胆膵外科学分野

(任期は2024年7月まで)

 

遠藤  格
横浜市立大学医学部医学科消化器・腫瘍外科学教室

北川 雄光
慶應義塾大学医学部外科学

(任期は2025年7月まで)

 

第79回総会会長(2024年開催)

永野 浩昭
山口大学大学院医学系研究科消化器・腫瘍外科学

第80回総会会長(2025年開催)

掛地 吉弘
神戸大学大学院医学系研究科外科学講座食道胃腸外科学分野

第81回総会会長(2026年開催)

比企 直樹
北里大学医学部上部消化管外科学

 

第21回大会会長(2023年開催)

大段 秀樹
広島大学大学院医系科学研究科消化器・移植外科学

第22回大会会長(2024年開催)

堀口 明彦
藤田医科大学医学部消化器外科学講座 ばんたね病院

第23回大会会長(2025年開催)

瀧口 修司
名古屋市立大学医学系研究科消化器外科

第24回大会会長(2026年開催)

上野 秀樹
防衛医科大学校外科学講座

 


国際事業

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国際事業

参加募集等

現在募集しているプログラムはありません.

告知・案内等

BCDS JSGS Joint Webinar

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BCDS & JSGS Joint Webinar

BCDS & JSGS The 3nd Joint Webinar

 

 

 

President
 - JSGS - 
Prof. Ken Shirabe(Gunma University)
 
 - BCDS - 
Prof. Dr. Antonio Carlos L. Campos (Federal University of Paraná,
Brazilian College of Digestive Surgery)
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques (University of Sao Paulo)
Prof. Caio Sérgio Nahas (University of Sao Paulo)
Organizer
 - JSGS - 
Prof. Hiroya Takeuchi (Hamamatsu University School of Medicine)
 
 - BCDS - 
Prof. Flavio Takeda (University of Sao Paulo)
Moderator
 - JSGS - 
Prof. Hideki Ueno(National Defense Medical College)
 
 - BCDS - 
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques(University of Sao Paulo)
Presenter
Case1 - BCDS -
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques(University of Sao Paulo)
Title: Technical aspects and uniquenesses of colorectal cancer treatment
 
Case2 - JSGS -
Prof. Masashi Tsuruta (International University of Health and Welfare(IUHW))
Title: To be decided
Panelist
 - JSGS - 
Prof. Hideki Ueno(National Defense Medical College)
Prof. Ichiro Takemasa (Sapporo Medical University)
Prof. Koji Okabayashi (Keio University)
Dr. Tadahiro Kojima (Hamamatsu University)
 
 - BCDS - 
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques (University of Sao Paulo)
Prof. Caio Sérgio Nahas (University of Sao Paulo)
Prof. Claudio Coy(University of Sao Paulo)
Prof. Pedro Basilio(University of Rio de Janeiro)

 

Program
BCDS & JSGS The 4th Joint Webinar
Topic: Colonrectal Cancer
Date & Time: Saturday, August 26, 2023 7:50-10:00am (Japan time)
Friday, August 25, 2023 7:50-10:00pm (Brazil time)
Platform: Zoom Webinar (hosted by JSGS)
7:50am  Opening
Prof. Ken Shirabe (JSGS)
Prof. Dr. Antonio Carlos L. Campos (BCDS)
 
8:00-8:50am  Case1
- Presentation
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques (BCDS)
Technical aspects and uniquenesses of colorectal cancer treatment
 
- Discussion
Prof. Hideki Ueno (JSGS)
Prof. Ichiro Takemasa (JSGS)
Prof. Koji Okabayashi (JSGS)
Dr. Tadahiro Kojima (JSGS)
Prof. Carlos Frederico Sparapan Marques (BCDS)
Prof. Caio Sérgio Nahas (BCDS)
Prof. Claudio Coy (BCDS)
Prof. Pedro Basilio (BCDS)
 
8:50-9:40am  Case2
- Presentation
Prof. Masashi Tsuruta (JSGS)
 
- Discussion
Same as above
 
9:40am  Closing
Prof. Hiroya Takeuchi (JSGS)
Prof. Flavio Takeda (BCDS)

委員会名簿

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委員会名簿(2023年1月)

評議員選出委員会 日本医学会
学術委員会 外科関連学会協議会
会誌編集委員会 外科系学会社会保険委員会連合
専門医制度委員会 外科関連専門医制度委員会
教育委員会 日本消化器関連学会機構
財務委員会 National Clinical Database
規約委員会 消化器外科関連専門医制度協議会
保険診療委員会 消化器外科データベース関連学会協議会
将来構想委員会 人工膵臓関連学会協議会
広報委員会 臓器移植関連学会協議会
倫理委員会 レジストリ協議会
医療安全委員会  
データベース委員会  
利益相反委員会  
英文誌運営委員会  
国際委員会  
総務委員会  
テキスト制作委員会  
Under 40委員会  
男女共同参画委員会  

評議員選出委員会

委員長 江口  晋
専門委員 食道 竹内 裕也
胃・十二指腸 瀧口 修司
小腸・大腸 山口 茂樹
肝・脾 日比 泰造
胆・膵 藤井  努
地区委員 北海道地区 武冨 紹信
東北地区 丸橋  繁
関東地区 調   憲
中部地区 堀口 明彦
近畿地区 掛地 吉弘
中国・四国地区 藤原 義之
九州地区 赤木 由人

評議員選出小委員会

委員 絹笠 祐介 小林 宏寿
篠田 昌宏 柴  浩明
高槻 光寿 高橋 孝夫
布部 創也 吉川 貴己
和田 則仁  

学術委員会

委員長 竹政伊知朗
理事長 北川 雄光
副理事長 調   憲 齋浦 明夫

学会賞選考委員会

委員長 竹政伊知朗
委員 食道 佐伯 浩司
胃・十二指腸 田中 千恵
小腸・大腸 植村  守
三森 功士
肝・脾 日比 泰造
胆・膵 金本 真美
長谷川 潔
藤井  努
元井 冬彦

プログラム委員会

委員長 竹政伊知朗
委員 上部 市川 大輔
比企 直樹
下部 池田 正孝
問山 裕二
肝胆膵 吉住 朋晴
若井 俊文
総論 石沢 武彰
大塚 隆生
学会枠 塩崎  敦
渡邉  純

学術集会運営委員会

委員長 竹政伊知朗
理事長 北川 雄光
委員 阿部 展次 池田 正孝
市川 大輔 岡林 雄大
河野恵美子 小林 宏寿
庄  雅之 竹内 裕也
長谷川 潔 松田  諭
吉住 朋晴 若井 俊文
財務委員長
総会会長
大会会長

会誌編集委員会

委員長 比企 直樹
委員 秋吉 高志 石沢 武彰
石原聡一郎 市川 大輔
上野 秀樹 江口  晋
遠藤  格 沖  英次
窪田  健 黒川 幸典
小林 宏寿 齋浦 明夫
佐伯 浩司 里井 壯平
塩崎  敦 大幸 宏幸
高見 裕子 瀧口 修司
竹内 裕也 藤井  努
丸橋  繁 水島 恒和
山下 継史 山本聖一郎
吉川 幸造 渡邉  純
牛久 哲男
(病理学)
全   陽
(病理学)
伴  慎一
(病理学)
森田 智視
(統計学)
編集幹事 新原 正大 樋口  格

専門医制度委員会

委員長 市川 大輔
委員 上野 秀樹 江口  晋
大段 秀樹 北川 雄光
五井 孝憲 齋浦 明夫
庄  雅之 調   憲
瀧口 修司 竹内 裕也
竹政伊知朗 長瀬 勇人
野村 幸世 袴田 健一
比企 直樹 堀口 明彦
水島 恒和  

資格認定委員会

委員長 堀口 明彦
委員 北海道地区 武冨 紹信
東北地区 佐々木 章
関東地区 國崎 主税
齋浦 明夫
若井 俊文
中部地区 瀧口 修司
藤井  努
近畿地区 篠原  尚
水島 恒和
中国・四国地区 小林 道也
九州地区 大塚 隆生

資格認定小委員会

委員 青木  琢 秋吉 高志
上原  圭 大塚 隆生
北見 智恵 工藤  篤
佐伯 浩司 須田 康一
鍋谷 圭宏 水野 修吾
矢野 文章 山下 継史

試験問題作成委員会(○各臓器の担当長)

委員長 堀口 明彦
委員 総論 ○吉川 貴己
大塚 隆生
海道 利実
七戸 俊明
並川  努
比企 直樹
食道 ○竹内 裕也
大山 隆史
押切 太郎
菊池 寛利
塩崎  敦
野間 和広
胃・十二指腸 ○瀧口 修司
木下 敬弘
田中 千恵
田中 浩明
徳永 正則
布部 創也
小腸・大腸 ○絹笠 祐介
大塚 幸喜
栗生 宜明
小林 宏寿
阪田 麻裕
水島 恒和
肝・脾 ○板野  理
冲永 裕子
海堀 昌樹
副島 雄二
七島 篤志
長谷川 潔
胆・膵 ○中村 雅史
川井  学
黒木  保
齋浦 明夫
藤井  努
三浦 文彦

教育委員会

委員長 堀口 明彦
委員 板野  理 小林美奈子
阪田 麻裕 日月亜紀子
中村 雅史 比企 直樹
山本聖一郎 渡邊 雅之

財務委員会

委員長 調   憲
理事長 北川 雄光
委員 江口  晋 齋浦 明夫
野村 幸世 堀口 明彦

規約委員会

委員長 水島 恒和
理事長 北川 雄光
委員 大段 秀樹 掛地 吉弘
五井 孝憲 小林美奈子
塚越真梨子 永野 浩昭

 

保険診療委員会

委員長 瀧口 修司
委員 江口 英利 寺島 雅典
内藤  剛 鷲尾真理愛
渡邊 雅之  

将来構想委員会

委員長 北川 雄光
委員 遠藤  格 大辻 英吾
木村 和恵 黒川 幸典
調   憲 竹内 裕也
袴田 健一 福本  巧
松田  諭  

働き方改革ワーキンググループ

グループ長 比企 直樹
  市川 大輔 今村 一歩
江口  晋 大段 秀樹
黒田慎太郎 滝口 光一
新原 正大  

広報委員会

委員長 五井 孝憲
委員 植村  守 塩崎  敦
瀧口 修司 多田 和裕
土川 貴裕 問山 裕二
野原 京子 吉川 幸造
吉田  寛 渡邉  純

倫理委員会

委員長 齋浦 明夫
委員 有田 淳一 大塚 将之
川上  隆 北見 智恵
佐伯 浩司 松田  諭
水島 恒和 山本聖一郎

医療安全委員会

委員長 庄  雅之
委員 青木  琢 有泉 俊一
大田 貢由 貝田佐知子
木村 康利 髙須 千絵
瀧口 修司 内藤  剛
永野 浩昭 七島 篤志
野村  務 比企 直樹
深澤 貴子 山崎  誠

データベース委員会

委員長 上野 秀樹
委員 江口  晋 掛地 吉弘
五井 孝憲 齋浦 明夫
佐々木 章 瀧口 修司
竹内 裕也 田中 千恵
橋本 雅司 比企 直樹
堀口 明彦 松田  諭
水島 恒和  
アドバイザー 山本 博之

NCDデータ品質管理小委員会

委員 荒川  敏 岩崎 寿光
上野 正紀 裏川 直樹
江本 成伸 大塚 幸喜
折茂 達也 梶原 由規
金治 新悟 菊池 寛利
小暮 正晴 小船戸康英
佐々木義之 長谷川 寛
日高 匡章 藤井 正一
松尾 洋一 盛 真一郎
山本 博之  

プロジェクト管理小委員会

委員 石亀 輝英 岩崎 寿光
大塚 幸喜 梶原 由規
金治 新悟 河口 賀彦
菊池 寛利 熊谷 厚志
小松 昇平 田中 晃司
内藤  剛 七島 篤志
長谷川 寛 藤井 義郎
三吉 範克 山本 博之

Patient Reported Outcome小委員会

委員 小船戸康英 錦織 達人
中馬 基博 丸橋  繁
三吉 範克 山下 万平
山寺 勝人  
アドバイザー 隈丸  拓 後藤 満一
鈴鴨よしみ  

利益相反委員会

委員長 齋浦 明夫
委員 稲木 紀幸 岸  庸二
調   憲 日月亜紀子
深田 真宏 森根 裕二
山本聖一郎  

英文誌運営委員会

担当理事 比企 直樹
委員長 遠藤  格
理事長 北川 雄光
委員 上野 秀樹 掛地 吉弘
黒川 幸典 島田 英昭
瀬戸 泰之 竹内 裕也
竹政伊知朗 永野 浩昭
袴田 健一 馬場 秀夫
原田 宏輝 比企 直樹
廣野 誠子 堀口 明彦
三森 功士  
アドバイザー 小松  正 林  和弘

国際委員会

委員長 竹内 裕也
理事長 北川 雄光
委員 岡林 剛史 木下 敬弘
木村 和恵 庄  雅之
長谷川 潔 日比 泰造
松島  肇  

総務委員会

委員長 掛地 吉弘
理事長 北川 雄光
委員 遠藤  格 調   憲
深澤 貴子 深田 真宏

消化器外科専門医テキスト制作委員会

委員長 袴田 健一
委員 猪股 雅史 大辻 英吾
北川 雄光 瀬戸 泰之
堀口 明彦  

テキスト制作実務委員会

消化器外科総論 瀬戸 泰之
がん診療総論 土岐祐一郎
食道 北川 雄光
胃十二指腸 大辻 英吾
小腸・大腸 猪股 雅史
肝・脾 江口  晋
胆・膵 堀口 明彦
救急外科・ヘルニア 袴田 健一

実務小委員会班長

消化器外科総論 阪本 良弘
がん診療総論 吉川 貴己
食道 竹内 裕也
胃十二指腸 市川 大輔
小腸・大腸 絹笠 祐介
肝・脾 吉住 朋晴
胆・膵 中村 雅史
救急外科・ヘルニア 山本聖一郎

Under 40委員会

顧問(担当理事) 調   憲
委員長 松田  諭
副委員長 髙須 千絵
委員 石田 苑子 伊藤  直
上里 安範 岡田 拓久
岡本 麻美 小嶋 忠浩
古来 貴寛 阪田 麻裕
高橋  敦 塚越真梨子
寺井 太一 長瀬 勇人
永田  健 鍋屋 まり
二階 春香 早川 俊輔
林  沙貴 深田 真宏
藤永 淳郎 松島  肇
丸山  傑 向井 洋介
鷲尾真理愛  

男女共同参画委員会

委員長 野村 幸世
委員 大越 香江 河原 正樹
小林美奈子 阪田 麻裕
調   憲 髙須 千絵
田中 千恵 林  憲吾
松永 理絵  

日本医学会

評議員 齋浦 明夫
連絡委員 竹内 裕也
医学用語委員 堀口 明彦
医学用語委員代委員 調   憲

外科関連学会協議会

代表委員 五井 孝憲
庄  雅之
竹政伊知朗

外科系学会社会保険委員会連合

代表委員 江口 英利 寺島 雅典
内藤  剛 鷲尾真理愛
渡邊 雅之  

外科関連専門医制度委員会

代表委員 市川 大輔
江口  晋
瀧口 修司

日本消化器関連学会機構

理事 北川 雄光
竹政伊知朗
田邉  稔
監事 瀬戸 泰之
社員 大段 秀樹
竹内 裕也
堀口 明彦

National Clinical Database

理事 瀬戸 泰之(代表理事)
北川 雄光(副代表理事)
掛地 吉弘
運営委員 掛地 吉弘
専門医制度委員 市川 大輔

消化器外科関連専門医制度協議会

議長 市川 大輔

消化器外科データベース関連学会協議会

議長 掛地 吉弘

人工膵臓関連学会協議会

世話人 庄  雅之

臓器移植関連学会協議会

世話人 大段 秀樹

レジストリ協議会

議員 江口  晋

若手育成セミナー - JESUS - について

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日本消化器外科学会 若手育成セミナー - JESUS -

日本消化器外科学会 若手育成セミナー - JESUS -

Japanese skill education for young gastroenterological Surgeons

 

外科医不足が顕在化する中,研修医の皆さまに対し消化器外科の魅力をアピールするために「消化器外科手術手技講習会(JESUS)」を2015年にスタートし,ハンズオンによる手術手技の会得だけではなく,セミナーにおいては座学ならではの学びを深め,さらに全国から集まる研修医同士や講師陣とのコミュニケーションの場を生む会としてブラッシュアップを重ね,『日本消化器外科学会 若手育成セミナー - JESUS - 』に名称を新たに充実の会へと成長してまいりました.

 

本年(2023年7月開催)のJESUSは盛会のうちに終了いたしました

 

[JESUS紹介動画:1分11秒]

 

開催記録

AGSurg Awards 2020

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AGSurg Awards 2020

総評:Editor-in-Chief 森 正樹 先生

日本消化器外科学会では2017年からAnnals of Gastroenterological Surgeryを発刊しています.2021年はimpact factorが付与されると期待していますが,今後一層飛躍していくために,掲載論文の中から特にクオリティーの高い論文の著者に謝意と敬意を表するアウォードを設けることになりました.一つはBest Article Award(Gold/Silver/Bronze各1編)で,もう一つはState-of-the-Art Review(1編)です.

2020年のアウォードは,2017年と2018年の掲載論文を対象として厳正な審査を行い,4名の筆頭著者に付与されることになりました.受賞者の皆様には衷心より祝意を表します.
会員の皆様にはより質の高い情報を発信できる論文の投稿をお願いするとともに,是非,栄誉ある本アウォードの受賞を目指して欲しいと願っています.

受賞論文

Surgical outcomes of laparoscopic distal gastrectomy compared to open distal gastrectomy: A retrospective cohort study based on a nationwide registry database in Japan
Kazuhiro Yoshida, Michitaka Honda, Hiraku Kumamaru, Yasuhiro Kodera, Yoshihiro Kakeji, Naoki Hiki, Tsuyoshi Etoh, Hiroaki Miyata, Yuichi Yamashita, Yasuyuki Seto, Seigo Kitano, Hiroyuki Konno

コメント:吉田 和弘 先生
この度は“Annals of Gastroenterological Surgery”(AGSurg),Best Article Award 2020 –Gold-の受賞の機会をいただきありがとうございました.大変驚くとともに大変光栄な事であり,Editor-in-Chiefの森正樹教授,理事長の北川雄光教授,前理事長の瀬戸泰之教授に心から感謝申し上げます.本論文は腹腔鏡下胃切除術の有用性と問題点をNCDのリアルワールドデータを用いて明らかにした論文です.実臨床では腹腔鏡下胃切除術は有用であるものの,早期癌では開腹手術と比べて膵液瘻が多いことが明らかとなりました.本研究は,日本胃癌学会,日本内視鏡外科学会,日本消化器外科学会,NCDとの共同研究で,多くの先生方と充実したdiscussion ができ大変思い出に残る研究でした.この場をお借りして重ねてお礼と感謝を申し上げたいと思います.ありがとうございました.

 

Surgical management of recurrent intrahepatic cholangiocarcinoma: predictors, adjuvant chemotherapy, and surgical therapy for recurrence: A multi‐institutional study by the Kyushu Study Group of Liver Surgery
Yo‐ichi Yamashita, Ken Shirabe, Toru Beppu, Susumu Eguchi, Atsushi Nanashima, Masayuki Ohta, Shinichi Ueno, Kazuhiro Kondo, Kenji Kitahara, Masayuki Shiraishi, Yuko Takami, Tomoaki Noritomi, Kohji Okamoto, Yoshito Ogura, Hideo Baba, Hikaru Fujioka

コメント:山下 洋市 先生
このたびAGSurg Best Article Award 2020-Silver-という大変名誉ある賞を頂戴致しまして感激しております.受賞論文は,稀な再発肝内胆管癌切除の臨床成績を明らかにすべく,九州肝臓外科研究会の多施設共同研究として,世話人の先生方の御指導の下,各施設の先生方にデータを集積して頂き,執筆させて頂いた論文です.ここに厚く御礼を申し上げます.今後も,論文執筆・査読などAGSurgの発展に微力ながら貢献できますよう努力していく所存です.御指導宜しくお願いします.

 

Surgical outcomes in gastroenterological surgery in Japan: Report of National Clinical database 2011–2016
Yoshihiro Kakeji, Arata Takahashi, Harushi Udagawa, Michiaki Unno, Itaru Endo, Chikara Kunisaki, Akinobu Taketomi, Akira Tangoku, Tadahiko Masaki, Shigeru Marubashi, Kazuhiro Yoshida, Mitsukazu Gotoh, Hiroyuki Konno, Hiroaki Miyata, Yasuyuki Seto, National Clinical Database

コメント:掛地 吉弘 先生
この度はAGSurg Best Article Award 2020 –Bronze- という大変名誉ある賞を頂き,誠にありがとうございます.本論文は,医療の最前線で各ご施設からNCDに登録頂いた貴重な症例のdataを日本消化器外科学会のデータベース委員長として報告させて頂きました.わが国の優秀な手術成績を世界に発信するお手伝いを続けて参ります.2011年の登録開始から10年を経て成長を続けるbig databaseを様々な観点から分析・利活用して頂き,更なる治療成績の向上につなげて頂ければ幸いです.今後ともご協力・ご指導の程宜しくお願い申し上げます.

 

Gastroenterological surgery in Japan: The past, the present and the future
Hugh Colvin, Tsunekazu Mizushima, Hidetoshi Eguchi, Shuji Takiguchi, Yuichiro Doki, Masaki Mori

コメント:コルビン ヒュー 俊佑 先生
この度は, “AGSurg State-of-the-art Review 2020”,名誉ある賞をいただき光栄です.共著者を代表しまして感謝申し上げます.“Gastroenterological surgery in Japan: The past, the present and the future”は,日本の外科の歴史と今後,そして日本外科医療が世界へどのような影響があったかをまとめた論文になります.日本の消化器外科分野は,癌のリンパ節郭清の意義と技術の確立を始め,技術的に困難である手技とその安全性の確立まで,当国ならではの発展があります.今後はロボット手術やAIを含む新しい技術においてもさらなる進歩に期待があります.今後も日本の医療がさらに世界へ貢献することを期待しております.

AGSurg Awards 2021

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AGSurg Awards 2021

受賞論文

Microvascular invasion of single small hepatocellular carcinoma ≤3 cm: Predictors and optimal treatments
Yo-ichi Yamashita, Katsunori Imai, Toshihiko Yusa, Yosuke Nakao, Yuki Kitano, Shigeki Nakagawa, Hirohisa Okabe, Akira Chikamoto, Takatoshi Ishiko, Tomoharu Yoshizumi, Shinichi Aishima, Yoshihiko Maehara, Hideo Baba

コメント:山下 洋市 先生
このたびAGSurg Best Article Award 2021-Gold-という名誉ある賞を,昨年のSilverに引き続いて頂戴致しまして感激しております.受賞論文は,熊本大学と九州大学の径3 cm以下単発の小型肝細胞癌(HCC; n=563)に関して,微小脈管侵襲(MVI)の予測因子を同定し,MVIが疑われる小型HCCに対しては,系統的肝切除が予後向上に寄与することを明らかにした後ろ向き研究です.小型HCCは均一な集団ではなく,悪性度の高いものも含まれ,その悪性度に基づいて個別治療すべきと考えています.
今後も,論文執筆・査読などAGSurgの発展に微力ながら貢献できますよう努力する所存です.御指導宜しくお願いします.

Comparison of the modified Collard and hand-sewn anastomosis for cervical esophagogastric anastomosis after esophagectomy in esophageal cancer patients: A propensity score-matched analysis
Keijiro Sugimura, Hiroshi Miyata, Tomoyuki Matsunaga, Kei Asukai, Yoshitomo Yanagimoto, Yusuke Takahashi, Akira Tomokuni, Kazuyoshi Yamamoto, Akita Hirofumi, Junichi Nishimura, Masaaki Motoori, Hiroshi Wada, Hidenori Takahashi, Masayoshi Yasui, Takeshi Omori, Masayuki Ohue, Masahiko Yano

コメント:杉村 啓二郎 先生
この度は“Annals of Gastroenterological Surgery, Best Article Award 2021 -Silver-”という大変名誉ある賞をいただきまして誠に感謝申し上げます.本論文は,大阪国際がんセンターにて2008年~2016年で施行した,食道癌に対する食道切除・胃管再建の頚部吻合を施行した398例で,手縫いとCollard変法の治療成績をPropensity score matched analysisを用いて比較検討した論文です.本術式において,術後の縫合不全・吻合部狭窄を軽減することは食道外科領域では重要な課題と考えており,本論文が今後の治療成績向上に寄与できれば幸いです.本論文作成に際し,臨床・学術活動をご指導いただきました諸先生方に感謝申し上げます.今後ともご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます.

Blue light-emitting diodes induce autophagy in colon cancer cells by Opsin 3
Toshiaki Yoshimoto, Yuji Morine, Chie Takasu, Rui Feng, Tetsuya Ikemoto, Kozo Yoshikawa, Syuichi Iwahashi, Yu Saito, Hideya Kashihara, Masatake Akutagawa, Takahiro Emoto, Yosuke Kinouchi, Mitsuo Shimada

コメント:良元 俊昭 先生
この度はAGSurg Best Article Award 2021-Bronze-という大変名誉ある賞を頂きまして,大変光栄に存じます.選考委員の皆様,また執筆にあたりご指導下さった先生方に厚く感謝申し上げます.本研究では,Gタンパク共役型青色光受容体のOpsin3がヒト大腸癌細胞に発現していることを見出し,大腸癌細胞に対し青色LED光を照射することでOpsin3を介してオートファジー経路が活性化され,腫瘍増殖が抑制されることを報告致しました.極めて基礎的な研究ではありますが,将来的な臨床応用という夢に向かって,今後もin vivo実験や腫瘍微小環境への青色LED光の効果について研究を進めてまいります.今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます.

Immunotherapy for pancreatic cancer: Barriers and breakthroughs
Robert J. Torphy, Yuwen Zhu, Richard D. Schulick

コメント:Robert J. Torphy 先生
We thank the Japanese Society of Gastroenterological Surgery and the Annals of Gastroenterological Surgery for being selected for the “AGSurg State-of-the-Art Review 2021.” Our review article, "Immunotherapy for pancreatic cancer: Barriers and breakthroughs," discusses the progress that has been made in treating pancreatic cancer and highlights the barriers that have limited effectively treating this disease with immunotherapy. We hope that this review helps to shed light on key areas for investigation that will help overcome these barriers and lead to more effective therapies in the future.

Role of the tumor microenvironment in pancreatic cancer
Takashi Murakami, Yukihiko Hiroshima, Ryusei Matsuyama, Yuki Homma, Robert M. Hoffman, Itaru Endo

コメント:村上 崇 先生
このたびは,AGSurg State-of-the-art Review 2021という大変栄誉ある賞を賜りまして,誠にありがとうございます.本論文は,横浜市立大学消化器・腫瘍外科学遠藤格教授のご指導の下,膵癌における抗腫瘍免疫およびDesmoplastic stromaをテーマに執筆させて頂きました.膵癌に対する化学療法や放射線療法等によって抗腫瘍免疫が賦活されうることに着目し,各種免疫療法や,さらには膵癌間質を標的とした治療に言及しています.膵癌患者さんの明るい未来に向け,膵癌治療のさらなる発展を祈念すると共に,微力ながら私も寄与してゆけますよう,努力を続けて参りたいと存じます.今後ともご指導のほど,よろしくお願い申し上げます.

Annals of Gastroenterological Surgery

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学会誌

Annals of Gastroenterological Surgery

 2017年4月に創刊されたAnnals of Gastroenterological Surgeryは原著論文及びレビューを中心とし,消化器外科学に関する価値の高い学術情報をすみやかに世界に発信することを目的とした,本学会独自の英文誌です.
 本誌は2018年にPMC(PubMed Central)とESCI (Emerging Sources Citation Index)へ収載され,PubMedとWeb of Scienceにて掲載論文の検索が可能となりました.その後,2020年にWeb of ScienceのCore CollectionであるSCIE(Science Citation Index Expanded)へも収載されております.

 2021年6月に初のインパクトファクターを獲得いたしましたが,さらなる成長を遂げるべく,戦略的なジャーナル運営を継続しております.

Annals of Gastroenterological Surgery 本誌に関する詳細は,下記リンクを含むジャーナルサイト 外部サイトへリンク(Wiley Online Library)をご覧ください.

 

出版社

Wiley

投稿等に関する問合せ先

Annals of Gastroenterological Surgery
編集事務局(ワイリージャパン内)
Email: ags_editorial[@]wiley.com
※送信時は[@]を半角@に置き換えてください.
Tel: 03-4520-9024

過去のお知らせ等

学会誌インデックス

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AGSurg Awards 2022

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AGSurg Awards 2022

AGSurgでは,掲載論文のうち特にクオリティーの高い論文に対して,その功績を称えるとともにジャーナルへの貢献に対する謝意と敬意を表すべく2つのアウォードを設置しています.

1. Best Article Award [Gold/Silver/Bronze]:Original Article対象
2. State-of-the-Art Review:Review Article対象

2022年のアウォードは,2019~2020年発行のVolume 3およびVolume 4に掲載した論文を対象とし,厳正なる審査のうえ受賞論文を選出いたしました.今後も年次でアウォードを実施してまいります.

2022受賞論文

Multicenter retrospective study to evaluate the efficacy and safety of the double-flap technique as antireflux esophagogastrostomy after proximal gastrectomy (rD-FLAP Study)
Shinji Kuroda, Yasuhiro Choda, Shinya Otsuka, Satoshi Ueyama, Norimitsu Tanaka, Atsushi Muraoka, Shinji Hato, Toshikazu Kimura, Kohji Tanakaya, Satoru Kikuchi, Shunsuke Tanabe, Kazuhiro Noma, Masahiko Nishizaki, Shunsuke Kagawa, Yasuhiro Shirakawa, Yasuaki Kamikawa, Toshiyoshi Fujiwara

コメント:黒田 新士 先生
この度は大変名誉あるAGSurg Best Article Award 2022 -Gold-を頂きまして誠にありがとうございました.噴門側胃切除後の観音開き法(上川法)再建は,1997年に同門の先達である上川康明先生が開発され,その後二宮基樹先生,西﨑正彦先生らのご尽力により全国的に認知され普及してきた術式です.本論文は,上川先生が施行した1例目から約20年にわたり岡山大学関連18施設で施行した546症例を集積し,術後1年目の逆流性食道炎の発生頻度を解析したものです.本再建法は“強力な逆流防止能”を特徴としますが,この度は,大規模なリアルワールドデータにおいてこの特徴が立証されたことをご評価頂けたものと考えております.本研究にご協力頂きました岡山大学関連病院の先生方,並びに本賞の審査員の先生方に改めて感謝を申し上げます.

Background characteristics and postoperative outcomes of insufficient weight loss after laparoscopic sleeve gastrectomy in Japanese patients
Atsuhito Saiki, Takashi Yamaguchi, Sho Tanaka, Akira Sasaki, Takeshi Naitoh, Yasuyuki Seto, Hisahiro Matsubara, Koutaro Yokote, Shinichi Okazumi, Satoshi Ugi, Hiroshi Yamamoto, Masayuki Ohta, Yasushi Ishigaki, Kazunori Kasama, Yosuke Seki, Junichiro Irie, Toru Kusakabe, Motoyoshi Tsujino, Hideharu Shimizu, Kohji Shirai, Akira Onozaki, Aya Kitahara, Karin Hayashi, Yasuhiro Miyazaki, Takayuki Masaki, Daiji Nagayama, Shigeo Yamamura, Ichiro Tatsuno, Japanese Survey of Morbid and Treatment-Resistant Obesity Group (J-SMART Group)

コメント:齋木 厚人 先生
この度は,AGSurg Best Article Award 2022 -Silver-という大変名誉ある賞を頂戴し,誠に光栄に存じます.本研究は平成28年度厚労科研龍野班として行われましたが,内情はほぼボランティアで,前理事長である瀬戸泰之先生をはじめ,国内減量・代謝改善手術のエキスパートの先生方の熱意と団結力が生んだ受賞でございます.術後体重減少不良例の特徴を分析するという目的を果たしつつ,わが国における体重減少率,糖尿病寛解率が国際的に優れていて,それはすなわち日本の外科医の技術とそれを支えるチーム力が優れていることを明らかにした研究でもあります.この成果は昨年の糖尿病、肥満系学会合同ステートメントの策定にもつながりました.内科医の私に賞を与えてくださった日本消化器外科学会の懐の広さに心より感謝申し上げます.

Verification of inflammation-based prognostic marker as a prognostic indicator in hepatocellular carcinoma
Masateru Yamamoto, Tsuyoshi Kobayashi, Shintaro Kuroda, Michinori Hamaoka, Sho Okimoto, Naruhiko Honmyo, Megumi Yamaguchi, Hideki Ohdan

コメント:山本 将輝 先生
この度はAGSurg Best Article Award 2022-Bronze-に選出して頂きまして,誠にありがとうございます.今回受賞対象となった論文では,広島大学で肝切除を行い,肝細胞癌と診断された478例を対象とした各種炎症予後マーカーの有用性について検討しました.CRPをAlbuminで除した値,CARが最も肝細胞癌の術後予後指標として有用であったことを明らかにしました.この栄誉ある賞を受賞できましたことを大変嬉しく思っております.選考委員の皆様,また論文作成にあたり,ご多忙にも関わらずご指導頂きました先生方に,この場をお借りして深く御礼申し上げます.引き続きAGSurgの発展に貢献できるよう精進していく所存ですので,これからもご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます.

Surgical indication for and desirable outcomes of conversion surgery in patients with initially unresectable pancreatic ductal adenocarcinoma
Sohei Satoi, Tomohisa Yamamoto, So Yamaki, Tatsuma Sakaguchi, Mitsugu Sekimoto

コメント:里井 壯平 先生
このたびは,AGSurg State-of-the-art Review 2022という大変名誉あるAwardを賜りましたことに驚くとともに大変うれしく感じております.Editor-in-Chiefであり理事長の北川雄光教授はじめ、Editorial Boardの先生方に心より感謝申し上げます.
膵癌の中で最大多数を占める切除不能膵癌に対するconversion surgeryはその治療成績を改善するpotentialを有するものの、その臨床的な役割は不明な点が多いのが現状です.今回のreview論文では手術適応と予後の関係を明らかにしてconversions surgeryのdesirable outcomeを設定いたしました.これからも、難治性膵癌に対して患者さんとご家族に希望をお与えできるような治療法の開発を目指してまいりたいと考えております.今後も,AGSurgの発展に微力ながら貢献できるよう努力してまいりますので、御指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます.

AGSurg Awards

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AGSurg Awards 2023

AGSurgでは,掲載論文のうち特にクオリティーの高い論文に対して,その功績を称えるとともにジャーナルへの貢献に対する謝意と敬意を表すべく2つのアウォードを設置しています.

1. Best Article Award [Gold/Silver/Bronze]:Original Article対象
2. State-of-the-Art Review:Review Article対象

2023年のアウォードは,2020~2021年発行のVolume 4およびVolume 5に掲載した論文を対象とし,厳正なる審査のうえ受賞論文を選出いたしました.今後も年次でアウォードを実施してまいります.

2023受賞論文

Frailty is an independent risk factor for recurrence and mortality following curative resection of stage I-III colorectal cancer
Kosuke Mima, Nobutomo Miyanari, Atsushi Morito, Shinsei Yumoto, Takashi Matsumoto, Keisuke Kosumi, Mitsuhiro Inoue, Takao Mizumoto, Tatsuo Kubota, Hideo Baba

コメント:美馬 浩介 先生
この度はAGSurg Best Article Award 2023 -Gold-という大変名誉ある賞を頂き誠にありがとうございました.審査頂いた先生方に深く御礼申し上げます.
本論文は国立病院機構熊本医療センターにおける大腸癌切除症例729例を解析し,35%にあたる253例が術前にフレイルを有しており,フレイルを有する大腸癌患者は予後不良であることを明らかにした論文です.わが国において高齢者の消化器癌手術症例が増加しており,実地臨床においてフレイルを有する大腸癌患者の特徴を明らかにしたことをご評価頂けたものと考えております.
本研究の遂行に際してご指導頂きました熊本大学大学院消化器外科学の馬場秀夫教授,国立病院機構熊本医療センター外科の先生方に改めて感謝を申し上げます.

Osteosarcopenia is a potential predictor for the prognosis of patients who underwent hepatic resection for colorectal liver metastases
Kenei Furukawa, Koichiro Haruki, Tomohiko Taniai, Ryoga Hamura, Yoshihiro Shirai, Jungo Yasuda, Hironori Shiozaki, Shinji Onda, Takeshi Gocho, Toru Ikegami

コメント:古川 賢英 先生
この度は,AGSurg Best Article Award 2023 -Silver-に選出して頂きまして,誠に光栄と存じます.本研究は,大腸癌肝転移に対して肝切除を行った118例を対象に術前に骨格筋の減少を認めるサルコペニアと骨塩量の減少を認めるオステオペニアが併存するオステオサルコペニアが最も術後予後因子として有用であることを証明しました.本研究で,サルコペニアだけでなくオステオペニアも患者因子として重要であることを示せたと思います.このような名誉ある賞を受賞できたことを大変嬉しく感じますし,選考委員の先生方,論文指導をして頂いた池上徹先生に心から感謝致します.引き続き,AGSurgに掲載して頂けるような質の高い研究,論文作成を目指して精進して参りますので今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます.

Long-term results of a randomized controlled trial comparing neoadjuvant Adriamycin, cisplatin, and 5-fluorouracil vs docetaxel, cisplatin, and 5-fluorouracil followed by surgery for esophageal cancer (OGSG1003)
Keijiro Sugimura, Makoto Yamasaki, Takushi Yasuda, Masahiko Yano, Motohiro Hirao, Kazumasa Fujitani, Yutaka Kimura, Hiroshi Miyata, Masaaki Motoori, Atsushi Takeno, Osamu Shiraishi, Tomoki Makino, Takayuki Kii, Koji Tanaka, Taro Satoh, Masaki Mori, Yuichiro Doki

コメント:杉村 啓二郎 先生
この度はAGSurg Best Article Award 2023 -Bronze-という栄誉ある賞をいただきまして誠に感謝申し上げます.本論文は,大阪大学とその関連施設10施設にて,2011年から2013年に,切除可能進行食道癌の方を対象とした術前化学療法ACFに対するDCFの優越性を探索検討するランダム化比較試験に関する論文です.結果,術前DCF療法は,再発,生存両面において有意に優れているという結果でした.本試験は,大阪大学およびその関連施設の先生方が一丸となって,臨床試験を遂行しpositiveな結果を出すことができた素晴らしい試験と考えております.この栄誉ある賞はこのグループ全体に対していただいたものと考えております.この場をお借りしまして重ねて御礼と感謝を申し上げます.ありがとうございました.

Challenges in improving the minimal invasiveness of the surgical treatment for gastric cancer using robotic technology
Kenji Kikuchi, Koichi Suda, Susumu Shibasaki, Tsuyoshi Tanaka, Ichiro Uyama

コメント:菊地 健司 先生
この度は名誉あるAGSurg State-of-the-Art Review 2023に選出していただき,大変光栄に存じます.選考委員の先生方には厚く御礼申し上げます.
本論文は,ロボット支援手術の本邦への導入から安全な普及のための取り組みについて,胃外科領域を中心に報告しています.2009年の個人輸入から2018年の保険収載までの過程をまとめてみると,新しい術式を安全に開発・普及させるためには多くの人の努力と配慮が必要であったことを認識させられました.本論文がロールモデルとして今後の新しい術式開発の助けになれば幸いです.最後に,本論文の執筆に際して共著の先生方の多大な協力があったことを申し添えたいと思います.この度は誠にありがとうございました.

過去の受賞論文,お知らせ等

AGSurg Awards 2020
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Annals of Gastroenterological Surgery:Award新設のお知らせ

日本消化器外科学会雑誌 投稿の手引き

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2. ログインアカウントの登録 S1Mのサイトにアクセスし,著者全員のアカウントを登録します.
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