JESUS ∞ U-40 コラボ企画
JESUS 2023 ∞ U-40 キャリアセミナー
JESUS 2023 ∞ U-40 キャリアセミナー
2023年7月14日,消化器外科医を志す初期臨床研修医の先生方を対象とした『日本消化器外科学会 若手育成セミナー - JESUS - 』が,第78回総会とジョイント開催されました. 今回で第8回を迎えるJESUSでは,昨年に引き続き,U-40委員会とのコラボレーション企画をご提案いただき,「JESUS ∞ U-40キャリアセミナー」を開催いたしました. 全国の初期臨床研修医の先生方から予めいただいた質問に,U-40委員が回答させていただきました. ご参加いただいた先生方,ありがとうございました. 当日使用したパワーポイントを公開いたします. |
JESUS ∞ U-40 キャリアセミナー
みなさまからの質問に答えます!
Under 40委員会
伊藤 直,岡田 拓久,小嶋 忠浩,阪田 麻裕,髙橋 敦,寺井 太一,
長瀬 勇人,二階 春香,早川 俊輔,林 沙貴,松田 諭,丸山 傑
Q1. 消化器外科を選んだ決め手・魅力は何ですか?
消化器外科以外に悩んだ診療科はありますか?
私たちが答えます!
二階 春香(上部消化管)
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早川 俊輔(上部消化管)
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Q2. 初めての執刀症例を教えてください!
消化器外科医として辛いこと,辞めたいと思ったこと,後悔したことはありますか?
私たちが答えます!
伊藤 直(上部消化管)
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丸山 傑(食道外科)
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Q3. 手術の勉強方法・糸結びなどの手技の練習方法は?
研修医のうちにやっておいた方がいいことや大切な心得は何ですか?
おすすめの参考書等はありますか?
私たちが答えます!
小嶋 忠浩(下部消化管)
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長瀬 勇人(肝胆膵)
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Q4. 家庭や育児,プライベートとの両立はできますか?
休日はありますか?
妊娠出産のタイミングは? 仕事の復帰時期は?
私たちが答えます!
阪田 麻裕(下部消化管)
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林 沙貴(上部消化管)
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Q5. 大学院に行ってよかったことは何ですか?
海外留学の体験談を教えてださい!
私たちが答えます!
寺井 太一(肝胆膵)
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松田 諭(上部消化管)
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Q6. 上司から言われた心に残る言葉はありますか?
医局に入ってよかったことは何ですか?
将来,開業したり大学病院以外の病院で働くことはできますか?
私たちが答えます!
岡田 拓久(下部消化管)
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髙橋 敦(肝胆膵)
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優秀論文賞受賞者
優秀論文賞:受賞者
2023年
原著
上畑 恭平(公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院外科) 受賞論文タイトル: |
症例報告
香川 正樹(国立病院機構九州がんセンター消化管外科)
受賞論文タイトル:
筋弁による修復と気道管理の工夫により救命しえた食道癌術後気管膜様部穿孔の1例
山本 真大(九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科学)
受賞論文タイトル:
膵頭十二指腸切除術後の腹腔動脈起始部狭窄の増悪に対し緊急正中弓状靭帯切開術を施行した1例
藤好 直(JCHO札幌北辰病院外科・乳腺外科・消化器外科)
受賞論文タイトル:
経皮経肝門脈右枝塞栓後にcoronavirus disease 2019に罹患した盲腸癌肝転移の治癒的切除例
2022年
原著
山田 大作(大阪国際がんセンター消化器外科) 受賞論文タイトル: |
症例報告
河合 典子(釧路赤十字病院外科)
受賞論文タイトル:
十二指腸壊死に対し緊急膵頭十二指腸切除を施行し二期的再建により救命しえた1例
稲本 道(市立岸和田市民病院外科)
受賞論文タイトル:
括約筋間直腸切除後の直腸膣瘻に対する内陰部動脈穿通枝皮弁充填術の1例
大菊 正人(浜松医療センター消化器外科)
受賞論文タイトル:
肝浸潤および下大静脈浸潤を伴った後腹膜原発骨外性Ewing肉腫の1例
2021年
原著
魚谷 倫史(富山大学大学院医学薬学研究部消化器・腫瘍・総合外科) 受賞論文タイトル: |
症例報告
村瀬 佑介(岐阜大学医学部腫瘍外科)
受賞論文タイトル:
Pagetoid spreadを伴う肛門管癌に対し3科合同hybrid手術を行い肛門温存可能となった1例
林 良郎(菊川市立総合病院外科)
受賞論文タイトル:
磁石圧迫吻合部狭窄解除術(第2山内法)により治療しえた腹腔鏡下低位前方切除術後直腸閉塞の1例
馬上 頌子(筑波大学医学医療系消化器外科)
受賞論文タイトル:
幽門輪に近接した胃異所性膵管内乳頭粘液性腫瘍に対して胃内手術により幽門機能温存が得られた1例
2020年
原著
船橋 公彦(東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科) |
症例報告
水田 憲利(社会医療法人愛仁会明石医療センター外科)
受賞論文タイトル:
食道癌術後に再建胃管潰瘍が心囊内に穿孔し緊急手術で救命しえた1例
津嘉山博行(兵庫県災害医療センター)
受賞論文タイトル:
固定術後に急激な血小板減少により脾摘した遊走脾茎捻転の1例
佐藤 明史(石巻赤十字病院外科)
受賞論文タイトル:
遅発性に十二指腸穿孔を生じ複数回の手術を要した外傷性膵十二指腸損傷の1例
2019年
原著
桑原 隆一(兵庫医科大学炎症性腸疾患外科) 受賞論文タイトル: |
症例報告
濱野 梨絵(市立吹田市民病院外科)
受賞論文タイトル:
上部消化管術後の穿孔部と縫合不全部に対しover the scope clipによる閉鎖が奏効した2例
堀 佑太郎(京都大学肝胆膵・移植外科,島根県立中央病院外科)
受賞論文タイトル:
術前肝機能不良の肝門部胆管癌に対する右三区域切除術において脾摘術にて門脈圧のコントロールを行った1例
佐原 康太(横浜市立市民病院消化器外科)
受賞論文タイトル:
直腸癌術後に急激な経過を呈した重症Clostridium difficile感染症の1例
「函館宣言」について
「函館宣言」について
ICDEプログラム2024(SSO主催)
ICDEプログラム2024(SSO主催)
本学会では2015年から米国学会Society of Surgical Oncology(SSO)との間で各種交流プログラムを実施しています.
そのうちSSOが主催するInternational Career Development Exchange Program(ICDE)について,2024年に開催するプログラムの参加者を募集いたします.
募集要項
1. 実施概要
●実施国
アメリカ合衆国
●時期
2024年3月20日~
●目的
SSOパートナー学会の会員であり,将来リーダーになる可能性を秘めた新進気鋭の若手腫瘍外科医のためのサポートとなる機会提供.
2. 募集人数
1人
3. 応募資格・条件
ICDE2024パンフレット(下記からダウンロード可能)に示されたEligibility Criteriaおよび下記のアからオの資格・条件をすべて満たす方.
ア.本学会会員である.
イ.本学会審査への応募時点で本学会会費の未納がない.
ウ.2024年3月20日時点で45歳以下である.
エ.上長からの推薦書(学会指定書式)を提出する.
オ.学会に指定された必要書類を提出する.
※会費の納入状況は会員専用サイトMyWeb にてご自身でご確認ください.学会事務局での確認は致しかねます.
4. 参加者に提供されるもの
●助成金:3,000 US$
●SSO Annual Meeting 2024(於.ジョージア州アトランタ)への参加機会(登録費免除)
●米国にある医療機関1つを訪問する機会(SSOによりメンターのマッチングが行われ,メンターが所属する医療機関での5日間の研修を実施)
<補足>
- 助成金は旅費の補助として,プログラム終了後に電信送金にて支給されます.
- 移動手段および宿泊先は参加者による自己手配となります.
- 詳細はICDE2024パンフレット(下記からダウンロード可能)をご参照ください.
5. プログラム参加における義務
●参加前:オンラインアンケートへの回答,必要書類の提出など
●参加後:レポート提出など
<補足>
- いずれもSSOの指示に従い,指定された期限までに対応する形となります.詳細はICDE2024パンフレット(下記からダウンロード可能)をご参照ください.
- 参加後は本学会へも報告書をご提出いただきます.
本学会での選考について
応募方法
ICDE2024パンフレットと本ページを熟読のうえ,必要書類を用意し,期限内に下記提出先までEmailで提出してください.
なお,ICDE2024パンフレットと推薦状の指定書式は下記リンクからダウンロードしてください.
【提出先】
日本消化器外科学会事務局 国際事業担当
Email: intl@jsgs.or.jp
(迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.)
【提出期限】
2023年8月28日(月曜日)12:00
※提出先Emailアドレスにて上記時刻までに受信した応募を有効とします.
必要書類
(1)CV(英文)
書式自由.ファイル形式はWordまたはPDFとする.
顔写真,英文論文ならびに海外発表の実積を含めること.
(2)応募動機・抱負(和文)
書式自由.ファイル形式はWordとする.
最大1,200字.自身の専門領域,ICDEで何を学びたいか等を含めること.
(3)推薦状(和文)
本学会指定の書式(下記からダウンロード)を使用し,Wordファイル形式で提出する.
書式にある記入項目の変更やヘッダー・フッターの削除は行わないこと.
<補足>
- 応募書類の内容や提出方法に不備・不足がある場合は応募無効となります.
- ご提出前の,応募書類の内容確認などのお問い合わせは承りませんのでご了承ください.
こちら
審査および結果通知
本学会国際委員会にて厳正なる審査を行い,参加者を選考します.
選考結果は,2023年9月中に各応募者へEmailにて通知します.
以上.
<問い合わせ先>
日本消化器外科学会事務局 国際事業担当
Email: intl@jsgs.or.jp
(迷惑メール防止のため,ドメインの一部を全角にしています.送信の際は半角にあらためてください.)
※ご提出前の,応募書類の内容確認などのお問い合わせは承りませんのでご了承ください.
※会費の納入状況は会員専用サイトMyWeb にてご自身でご確認ください.学会事務局での確認は致しかねます.
遠隔手術が拓く消化器外科の近未来,が読売テレビ「ウェークアップ」で取り上げられました
遠隔手術が拓く消化器外科の近未来,が読売テレビ「ウェークアップ」で取り上げられました
- 第78回総会の特別企画3:遠隔手術が拓く消化器外科の近未来~遠隔手術社会実証実験~,が読売テレビ「ウェークアップ」で取り上げられました.
名誉会員
名簿
名誉会員名簿(2023年8月)
- 故 青柳 安誠
- 故 荒木 千里
- 故 今永 一
- 故 大槻 菊男
- 故 小沢 凱夫
- 故 桂 重次
- 故 河合 直次
- 故 河石九二夫
- 故 木本 誠二
- 故 原 亨
- 故 清水健太郎
- 故 武田 義章
- 故 津田 誠次
- 故 中田 瑞穂
- 故 久留 勝
- 故 福田 保
- 故 前田 友助
- 故 前田和三郎
- 故 松倉 三郎
- 故 三宅 博
- 故 武藤 完雄
- 故 大井 実
- 故 川島 健
- ○故 橋本 義雄
- 故 赤倉 一郎
- 故 岡 宗夫
- 故 鬼束 惇哉
- 故 沢田平十郎
- 故 山 担三
- 故 丸田 公雄
- 故 峯 勝
- 故 盛 弥寿雄
- 故 石橋 幸雄
- 故 上村 良一
- 故 内山 八郎
- 故 木村 忠司
- 故 小平 正
- 故 斉藤
- 故 島田 信勝
- 故 徳岡 俊次
- ○故 羽田野 茂
- 故 平井 孝
- 故 星川 信
- ○故 槇 哲夫
- ○故 山岸三木雄
- 故 東 陽一
- ○故 卜部美代志
- 故 中島 佐一
- 故 藤田 登
- 故 三上 二郎
- 故 若林 修
- ○故 梶谷 鐶
- 故 芝 茂
- ○故 田北 周平
- 故 綿貫 重雄
- 故 綾部 正大
- 故 石川 浩一
- 故 石山 俊次
- 故 片岡 一朗
- ○故 陣内傳之助
- ○故 田中 早苗
- ○故 中山 恒明
- 故 本庄 一夫
- 故 前多 豊吉
- 故 脇坂 順一
- 故 石川 義信
- 故 牧野 惟義
- ○故 村上 忠重
- 故 大内 清太
- 故 横山 育三
- 故 光野 孝雄
- 故 秋田 八年
- 故 神前 五郎
- 故 本多 憲児
- ○故 井口 潔
- 故 近藤 達平
- 故 佐藤 博
- 故 代田 明郎
- 故 間島 進
- 故 和田 達雄
- 故 葛西 森夫
- 故 城所 仂
- 故 草間 悟
- 故 中村 卓次
- 故 石上 浩一
- 故 佐藤 壽雄
- 故 白鳥 常男
- 故 長尾 房大
- 故 山本 政勝
- 故 菅原 克彦
- 故 早坂 滉
- 故 阿部 令彦
- 故 四方 淳一
- 故 土屋 周二
- 故 土屋 凉一
- 故 服部 孝雄
- 故 岩崎 洋治
- 故 小野 慶一
- 森岡 恭彦
- 故 山本 貞博
- 故 鍋谷 欣市
- 故 古賀 成昌
- 故 小林誠一郎
- ○故 堺 哲郎
- 故 浜口 栄祐
- 故 綿貫
- 故 青木 春夫
- 岡島 雄
- 故 戸部 吉
- 水本 龍二
- 故 武藤 輝一
- 故 森 昌造
- 掛川 暉夫
- 故 羽生富士夫
- 故 遠藤 光夫
- 故 岡本 英三
- 故 齋藤 洋一
- 故 櫻井 健司
- 故 藤巻 雅夫
- 故 三富 利夫
- 故 宮崎 逸夫
- 故 鈴木 博孝
- 故 中川原儀三
- 中山 和道
- 故 安富 正幸
- 橋 俊雄
- 故 比企 能樹
- 小玉 正智
- 谷村 弘
- 二川 俊二
- 船曵 孝彦
- 大原 毅
- 川原田嘉文
- 故 小川 道雄
- 木下 博明
- 小平 進
- 故 小山 研二
- 故 麿伊 正義
- 山岡 義生
- 佐治 重豊
- 健
- 三輪 晃一
- 炭山 伸
- 田尻 孝
- 中村 達
- 幕内 博康
- 山岸 久一
- 愛甲 孝
- 跡見 裕
- 塩 均
- 安藤 暢敏
- 上西 紀夫
- 佐々木 巖
- 白水 和雄
- 杉原 健一
- 故 千々岩一男
- 宮川 秀一
- 北野 正剛
- 平田 公一
- 岡 正朗
- 後藤 満一
- 笹子三津留
- 故 塚田 一博
- 山口 明夫
- 具 英成
- 今野 弘之
- 木村 理
- 太田 哲生
- 故 楠 正人
- 夏越 祥次
- 矢永 勝彦
- 小澤 壯治
- 森 正樹
- 正木 忠彦
- 山上 裕機
- 山本 雅一
- 大辻 英吾
- 吉田 和弘
(○印は本学会創立者です)
U-40 Club 開催報告 第25回
第25回 U-40 Club
開催日
2023年8月21日
テーマ
若手消化器外科医のリクルート②
司会
小嶋 忠浩
Discussants
司会 他2名
内容
- 自己紹介
- リクルートの現状と具体的な勧誘
- リクルートの課題
- 効果的なリクルートは など
写真
名誉会長
名簿
名誉会長名簿(2023年8月)
- 山岸三木雄
- 川島 健吉
- 田北 周平
- 中山 恒明
- 田中 早苗
- 芝 茂
- 浜口 栄祐
- 牧野 惟義
- 綾部 正大
- 前多 豊吉
- 石山 俊次
- 片岡 一朗
- 石川 義信
- 脇坂 順一
- 綿貫
- 秋田 八年
- 光野 孝雄
- 佐藤 博
- 大内 清太
- 横山 育三
- 城所 仂
- 本多 憲児
- 間島 進
- 土屋 凉一
- 服部 孝雄
- 中村 卓次
- 代田 明郎
- 近藤 達平
- 白鳥 常男
- 石上 浩一
- 山本 政勝
- 土屋 周二
- 早坂 滉
- 古賀 成昌
- 小野 慶一
- 山本 貞博
- 鍋谷 欣市
- 菅原 克彦
- 宮崎 逸夫
- 羽生富士夫
- 掛川 暉夫
- 水本 龍二
- 森岡 恭彦
- 青木 春夫
- 岩崎 洋治
- 齋藤 洋一
- 櫻井 健司
- 岡本 英三
- 岡島 雄
- 大原 毅
- 藤巻 雅夫
- 三富 利夫
- 中川原儀三
- 安富 正幸
- 遠藤 光夫
- 中山 和道
- 比企 能樹
- 鈴木 博孝
- 二川 俊二
- 小玉 正智
- 船曵 孝彦
- 小川 道雄
- 小山 研二
- 山岡 義生
- 炭山 嘉伸
- 愛甲 孝
- 跡見 裕
- 幕内 博康
- 塩 均
- 上西 紀夫
- 佐々木 巖
- 白水 和雄
- 千々岩一男
- 宮川 秀一
- 平田 公一
- 岡 正朗
- 後藤 満一
- 笹子三津留
- 塚田 一博
- 山口 明夫
- 具 英成
- 今野 弘之
- 木村 理
- 太田 哲生
- 楠 正人
- 夏越 祥次
- 矢永 勝彦
- 小澤 壯治
- 正木 忠彦
- 山上 裕機
- 山本 雅一
- 大辻 英吾
- 吉田 和弘
特別会員
名簿
特別会員名簿(2023年8月)
- 麻田 栄
- 石田 正統
- 白羽弥右衛門
- 砂田 輝武
- 瀬田 孝一
- 田中 大平
- 西村 正也
- 林田 健男
- 藤森 正雄
- 太中 弘
- 幕内 精一
- 山本 俊介
- 伊藤健次郎
- 永井 良治
- 藤野 敏行
- 粟津 三郎
- 辻 泰邦
- 岩佐 博
- 毛受 松寿
- 山田 榮吉
- 飯島 登
- 日笠 頼則
- 松林冨士男
- 江崎 治夫
- 中村 浩一
- 勝見 正治
- 古賀 道弘
- 志村 秀彦
- 鶴見 清彦
- 石井 淳一
- 犬塚 貞光
- 織畑 秀夫
- 近藤 芳夫
- 正 義之
- 辻 秀男
- 橋本 勇
- 林 四郎
- 酒井 克治
- 阿曽 弘一
- 木村 信良
- 坂部 孝
- 西 満正
- 渡辺 豊
- 青柳 和彦
- 梅山 馨
- 奥井 勝二
- 加藤 繁次
- 牧野 永城
- 矢沢 知海
- 赤木 正信
- 香月 武人
- 中山 文夫
- 森田 建
- 池内 準次
- 石山 和夫
- 樺木野修郎
- 草場威稜夫
- 久山 健
- 古味 信彦
- 佐野 開三
- 信田 重光
- 篠田 正昭
- 須藤 政彦
- 田口 鐵男
- 田島 芳雄
- 中瀬 明
- 矢野 博道
- 市橋 秀仁
- 伊藤 一二
- 伊藤 信義
- 葛西 洋一
- 島津 久明
- 杉浦 光雄
- 鈴木 快輔
- 鈴木 正彌
- 降旗 力男
- 飯塚 紀文
- 石田 清
- 宇都宮利善
- 木村幸三郎
- 佐藤太一郎
- 古澤元之助
- 森 武貞
- 飯田 太
- 宇都宮譲二
- 尾崎 秀雄
- 小澤 和惠
- 柏崎 修
- 木下 裕宏
- 小山 靖夫
- 後藤 明彦
- 木 國夫
- 田中
- 中村 輝久
- 安名 主
- 阿保七三郎
- 内野 純一
- 緒方 卓郎
- 小 通夫
- 小野寺時夫
- 折田 薫三
- 亀井 秀雄
- 熊沢 博久
- 小林 迪夫
- 鈴木 敞
- 継 行男
- 都築 俊治
- 戸塚 守夫
- 中山 隆市
- 浜野 恭一
- 久次 武晴
- 藤本 茂
- 三島 好雄
- 水戸 廸郎
- 安井 昭
- 秋山 洋
- 石引 久弥
- 伊 俊哉
- 岩永 剛
- 大里 敬一
- 岡村 純
- 今 充
- 原 宣
- 相馬 哲夫
- 玉熊 正悦
- 戸谷 拓二
- 福井 四郎
- 前谷 俊三
- 三浦 敏夫
- 元木 良一
- 有馬 榮徳
- 有森 正樹
- 磯野 可一
- 内村 正幸
- 大久保明
- 加治佐 隆
- 河井 啓三
- 小山 真
- 田邊 達三
- 塚本 長
- 長町 幸雄
- 馬塲 正三
- 平嶋 毅
- 山田 明義
- 石川 羊男
- 出月 康夫
- 木南 義男
- 黒田 慧
- 曽我 淳
- 曽和 融生
- 松代 隆
- 雄 敏文
- 岩淵 眞
- 河野 信博
- 佐竹 克介
- 佐野 文男
- 高木 弘
- 北條 慶一
- 三隅 厚信
- 山川 達郎
- 渡辺 寛
- 渡部 洋三
- 青木 照明
- 尾形 佳郎
- 小越 章平
- 梶原 哲郎
- 佐藤 薫隆
- 鈴木 茂
- 鈴木 範美
- 鈴木 博昭
- 関根
- 中村 光司
- 武藤 良弘
- 井手 博子
- 内田 雄三
- 恩田 昌彦
- 田 章
- 小林 衛
- 中島 聰總
- 丸山 圭一
- 田 奎介
- 石山 賢
- 杉町 圭蔵
- 高橋 孝
- 平山 廉三
- 藤田 佳宏
- 松本 由朗
- 武藤徹一郎
- 池田 靖洋
- 岡田 正
- 下山 孝俊
- 武田 仁良
- 田代 征記
- 永川 宅和
- 新本 稔
- 溝手 博義
- 貝原 信明
- 斎藤 和好
- 勝久
- 瀬 靖
- 田澤 賢次
- 西村 興亜
- 日置紘士郎
- 平澤 博之
- 福島 恒男
- 今村 正之
- 大柳 治正
- 冲永 功太
- 加藤 紘之
- 鎌野 俊紀
- 佐々木公一
- 品川 長夫
- 高田 忠敬
- 豊坂 昭弘
- 宮田 正彦
- 野 肇一
- 青木 洋三
- 落合 武
- 北島 政樹
- 更科 實
- 杉山 貢
- 温信
- 松野 正紀
- 真辺 忠夫
- 山 晋
- 山村 武平
- 今泉 俊秀
- 加藤 知行
- 北村 正次
- 熊井浩一郎
- 神津 照雄
- 小西 孝司
- 藤 英昭
- 島 茂樹
- 角田 司
- 鶴丸 昌彦
- 寺本 龍生
- 永末 直文
- 西平 哲郎
- 二村 雄次
- 前田 迪郎
- 岩間 毅夫
- 加藤 抱一
- 草野 満夫
- 久保田哲朗
- 小林 展章
- 嶋田 紘
- 谷川 允彦
- 多淵 芳樹
- 竜 崇正
- 鬼束 惇義
- 神谷 順一
- 木村 泰三
- 森 武生
- 秋本 伸
- 兼松 隆之
- 亀山 仁一
- 黒田 嘉和
- 高見 博
- 竹下 公矢
- 早川 直和
- 門田 守人
- 小川 健治
- 生越 喬二
- 五関 秀
- 小西 敏郎
- 小西 文雄
- 澤田 俊夫
- 畠山 勝義
- 古河 洋
- 幕内 雅敏
- 望月 英
- 森谷 皓
- 有井 滋樹
- 安藤 久實
- 石川 治
- 泉 良平
- 小倉 嘉文
- 中尾 昭公
- 野口 孝
- 萩原 明郎
- 藤田 博正
- 磯 博司
- 北村 道彦
- 木下 壽文
- 熊谷 一秀
- 島津 元秀
- 谷 徹
- 廣橋 一裕
- 山口 俊晴
- 山本 正博
- 米村 豊
- 今村 幹雄
- 加納 宣康
- 亀岡 信悟
- 坂本 純一
- 佐々木 洋
- 田中 雅夫
- 仲 利政
- 長尾 二郎
- 中越 享
- 野浪 敏明
- 安田 秀喜
- 山中 若樹
- 井 佳
- 大杉 治司
- 左近 賢人
- 富田 凉一
- 中川 國利
- 中島 祥介
- 平川 弘聖
- 前田耕太郎
- 宮崎 勝
- 森田 隆幸
- 山下 裕一
- 大和田 進
- 金子 弘真
- 河野 辰幸
- 武田 和憲
- 名川 弘一
- 平塚 正弘
- 山口 幸二
- 池口 正英
- 大東 弘明
- 奥芝 俊一
- 川崎 誠治
- 桑野 博行
- 佐々木一晃
- 貞廣莊太郎
- 杉田 昭
- 杉山 政則
- 西村 元一
- 橋爪 誠
- 前原 喜彦
- 渡 聡明
- 渡邊 昌彦
- 伊佐地秀司
- 柏木 秀幸
- 亀山 雅男
- 草地 信也
- 孝冨士喜久生
- 嶋田 裕
- 杉山 保幸
- 西巻 正
- 舟山 裕士
- 市倉 隆
- 宇田川晴司
- 緒方 裕
- 小坂 健夫
- 小菅 智男
- 梛野 正人
- 宮川 眞一
- 梅下 浩司
- 大平 雅一
- 大村 健二
- 金子 哲也
- 鈴木 昌八
- 髙橋 豊
- 高山 忠利
- 角田 明良
- 土井隆一郎
- 渡會 伸治
- 花崎 和弘
- 森 俊幸
- 矢野 雅彦
- 天野 穂高
- 勝部 隆男
- 萱原 正都
- 久保 正二
- 窪田 敬一
- 國土 典宏
- 関本 貢嗣
- 竹田 伸
- 仲田 文造
- 中森 正二
- 西口 幸雄
- 橋本 雅司
- 山本 順司
- 若林 剛
- 浅尾 高行
- 岩瀬 和裕
- 上坂 克彦
- 上田 順彦
- 大山 繁和
- 加藤 広行
- 白石 憲男
- 鈴木 康之
- 滝口 伸浩
- 寺島 雅典
- 福島 亮治
- 吉田 雅博
NCD臨床データ調査(Audit)について
データベース事業
NCD臨床データ調査(Audit)について
2016年7月
(2023年8月更新)
会員各位
一般社団法人日本消化器外科学会
データベース委員長 上野 秀樹
NCD臨床データ調査(Audit)について
本学会ではデータベース委員会を設置し,NCDデータを用いた有益な情報を会員の皆さまに提示することを目的のひとつとして,フィードバック機能やAnnual Reportの公開などに取り組んでいます.
精度の高い情報を発信し続けるためには,NCDに登録されている消化器外科領域のデータの質を担保することが不可欠です.そこで,2016年から消化器外科関連の症例を登録されている一部の施設診療科において【NCDに登録されたデータ】と【入力元となった資料】を照合し,データの正確性を確認するNCD臨床データ調査(Audit)を実施しております.
Audit全体を振り返り,各施設で不一致傾向のあったNCD項目およびNCD入力時の留意点をまとめましたので,詳細は下記報告書をご覧ください.
NCD臨床データ調査(Audit)結果
理事長挨拶 ―会員のみなさまへ―
理事長挨拶 ー会員のみなさまへー
理事長 調 憲(群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座肝胆膵外科学分野)
一般社団法人日本消化器外科学会は1968年に「消化器外科学の進歩と普及」を目的として発足しました.本学会は先達の偉大なるご尽力によって切り拓かれた輝かしい歴史と伝統の上に,着実に発展を続けてきました.特にこの数年のコロナ禍の困難な状況にあっても,卓越したリーダーシップを発揮し見事な舵取りをいただいた第5代北川雄光理事長に感謝と敬意を表したいと思います.今回,この歴史と伝統ある本学会の理事長を仰せつかったことは大変光栄であると同時に,その重責に身の引き締まる思いです.
本学会は19,000人を超える会員を擁する外科系サブスペシャルティ最大の学術団体です.急性腹症や腹部外傷をはじめとする救急疾患から,消化器癌の集学的治療,良性消化器疾患の機能温存・低侵襲治療まで医療現場の最前線において,最も広い疾患分野の診療を支える消化器外科医は,我が国の医療全体に重要な貢献を果たしてきました.本学会は,外科学・消化器外科学の学問的発展と共に,若手外科医が誇りとやり甲斐を感じて生涯研鑽を積むことができるシステムを構築するという使命を有しています.“ハイレベルな学術的知見の発信・国際的プレゼンスの向上”と”質の高い人材育成・地域医療への貢献”,この二つの方向性をバランスよくそして大きく発展させるため,努力をしてまいります.
“ハイレベルな学術的知見の発信”・国際的プレゼンスの向上”については,第3代森正樹理事長の主導の下2017年に産声を上げた本学会公式英文誌Annals of Gastroenterological Surgery(AGSurg)が大きな役割を担っています. AGSurgは本邦の優れた消化器外科学の知見を世界に向けて発信し,本学会の国際的プレゼンスを向上させる原動力として,世界の一流誌に育てていく責務があると感じています.また,諸外国の学会とも交流を深め,絆を結ぶことで学会の国際化を進めてまいります.
”質の高い人材育成・地域医療への貢献”に関しては,初期研修医対象のJapanese skill education for young gastroenterological Surgeons(JESUS),U-40委員会,男女共同参画委員会,専門医制度が重要な役割を担っています.JESUSは,消化器外科学の最前線で活躍するエキスパートたちが消化器外科の基本手技,自らの手を動かして患者さんの命に向き合う消化器外科医の醍醐味,喜びを研修医の皆様に伝える絶好の機会となり,消化器外科を志す研修医にさらなる勇気と希望を与えることで,着実に成果を挙げつつあります.2020年に発足したU-40委員会は5,000名を超える40歳未満の若手会員による,若手会員のための活動です.アンケート調査に基づいてミッションを構築し,それを実現するためにZoomを用いたU-40 Clubというsmall discussionを地道に続け,若手の声を拾い上げています.さらに総会におけるU-40 Surgical seminarは手術技術や知識の学びの場として圧倒的な支持を集めています.第5代北川雄光理事長のリーダーシップの下,男女共同参画委員会が立ち上げられ,女性理事・評議員に関するポジティブ・アクションがすすんできました.そのようなタイミングの中,NCDデータを用いた研究により女性消化器外科医に手術機会が十分に与えられていない現状が明らかになりました.今や20%をこえる若手女性消化器外科医をはじめとした全ての女性消化器外科医に公正に手術の経験の機会が与えられ,多様な価値観にもとづくライフ・プランニングの中で,キャリアを積んでいただくために学会として今後も注視し,機会均等を目指すことを骨子とした“函館宣言”を採択しました.女性消化器外科医にも公正な修練機会が与えられるような環境の実現のために今後も努力を続けます.
新専門医制度が発足し,2021年には新制度における最初の外科専門医が誕生しましたが,本学会では消化器外科医を目指す外科専門医が適切な修練を経て消化器外科専門医資格を確実に取得できるよう新しい制度を2020年から発足させました.その一環として公式テキスト「消化器外科専門医の心得」や「例題集」の発刊や継続的な学びのためのe-ラーニングの構築が行われてきました.所謂,消化器外科領域の“二階”部分を担う学会として,一般的な消化器外科診療から専門性の高い診療に至るまで様々な学びの機会と最新の情報を提供してまいります.
第4代瀬戸泰之理事長の時に,本学会が日本外科学会,外科系関連諸学会とともに創設したNational Clinical Databaseは,現在独立した機構として運営され,外科系が全て連動した専門医制度の根幹を支えるのみならず,医療の質の向上,学術研究へも大きく貢献しております.未来の外科の在り方を考えるためのデータの根幹をなすものとして活用の幅を広げ,新たなエビデンスの構築に努めます.
ここに述べた全ての施策は,申すまでもなくこれまで歴代の理事長,理事,評議員そして会員の皆様全てのご尽力ですでに着手され,着実な成果を挙げています.その上で,私は多様な背景を持つ会員一人ひとりの声なき声にも耳を傾け,思いに応える努力をいたします.次代を担う消化器外科医の未来を明るく輝けるものとし,国民の健康と福祉に貢献するために,会員の皆様とともに全身全霊で努力精進してまいります.ご支援,ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます.
(2023年8月)
指定修練施設認定施行細則
定款施行細則・諸規則
一般社団法人日本消化器外科学会専門医制度規則指定修練施設認定施行細則
第1章 総 則
第1条 日本消化器外科学会専門医制度規則の指定修練施設認定の施行に当たり,規則に定められた以外の事項については,この施行細則の規定に従うものとする.
第2条 指定修練施設認定に関する業務を円滑に行うために,全国を次の7地区に区分する.
北海道地区 (北海道)
東北地区 (青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島の各県)
関東地区 (東京,茨城,栃木,群馬,埼玉,千葉,神奈川,新潟,山梨の各都県)
中部地区 (富山,石川,福井,長野,岐阜,静岡,愛知,三重の各県)
近畿地区 (京都,大阪,滋賀,兵庫,奈良,和歌山の各府県)
中国・四国地区 (鳥取,島根,岡山,広島,山口,徳島,香川,愛媛,高知の各県)
九州地区 (福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島,沖縄の各県)
第2章 委員会
第3条 専門医制度委員会は,指定修練施設の審査に関して,以下の業務を管掌する.
(1)認定施設の適否の判定
(2)関連施設の適否の判定
(3)関連学会との連絡及び調整
第4条 資格認定委員会は,指定修練の審査に関して,以下の業務を施行する.
(1)申請資格及び認定審査に必要な調査
(2)申請資格の審査
(3)認定審査
(4)その他,本制度の施設認定業務に必要な事項
(5)本施行細則及びその附則の改正に関する審議
第3章 指定修練施設の認定
第1節 審査と認定
第5条 資格認定委員会は,毎年,指定修練施設の認定業務に関する要項を決定し,ホームページ等によって公告する.
第6条 資格認定委員会は,指定修練施設の申請資格の適否を審査する.
第7条 施設認定業務は,申請の行われた年の12月31日までに完了しなければならない.
第2節 指定修練施設の申請
第8条 指定修練施設の認定を申請する施設は,審査を受けようとする年の9月30日までに必ず到着するように,指定修練施設認定申請書類を提出しなければならない.
第9条 認定施設として,次の各号に定めるすべての要件を必要とする.
(1)資格認定委員会が定めた手術が,最近3年間に600例以上(うち,必須主要手術が,3年間で120例以上)行われていること.
(2)指導医1人のほかに,指導医若しくは専門医が1人,又は認定医2人が常勤していること.なお,この指導医,専門医及び認定医は,規則及び施行細則によって認定された者でなければならない.
(3)消化器外科の全般について修練が可能であること.
(4)病歴の記載及びその整理が完備していること.
(5)倫理委員会が設置されていること.又は倫理的問題が生じたとき,他に依頼することが可能であること.
(6)消化器外科に関連する課題についての教育行事(症例検討会,死因検討会等)が,定期的に開かれていること.
(7)研究発表が最近3年間(申請の年の7月31日まで)に学術雑誌,学術集会等で3件以上行われていること.
(8)消化器外科専門医を目指す医師の受け入れが可能であること.
(9)本学会の学術集会への参加や教育講座の受講が,研修として認められていること.
(10)専門医申請者の診療経験に関する実地調査が可能であること.
(11)医療安全のための継続的な取り組みが行われていること.
(12)医学的根拠に基づく感染の発生・拡大に対する防止策が適切に行われていること.
(13)消化器外科医としての男女の均等な活躍を支援していること.
(14)医師の働き方改革を推進し,医師の健康維持・促進を行うための取り組みが行われていること.
2 関連施設として次の各号に定めるすべての要件を必要とする.
(1)消化器外科病床が原則として常時20床以上あること.
(2)指導医,専門医又は認定医が1人以上常勤していること.
(3)病歴の記載及び整理,教育行事等については,原則として認定施設に準ずる.
(4)専門医申請者の診療経験に関する実地調査が可能であること.
3 同条第1項及び第2項の規定にかかわらず,資格認定委員会は,専門医制度委員会及び理事会の議を経て特例措置をとることができる.
第10条 認定申請施設の申請内容に重大な虚偽が認められたときは,専門医制度委員会及び理事会の議を経て,次に挙げる必要な措置を講ずるものとする.
(1)指導責任者に対する厳重警告又は指導医資格の停止等の措置
(2)申請施設に対する厳重警告又は申請資格の停止等の措置
第4章 細則の変更
第11条 この施行細則は,専門医制度委員会及び理事会の議を経て,変更又は廃止することができる.
附則 1 この細則は,昭和59年7月18日から施行された日本消化器外科学会専門医制度規則指定修練施設施行細則を継承し,平成15年8月28日に本学会の専門医制度規則の施行細則として一部改正の上,施行する.
2 この細則は,平成17年4月15日から改正する.
3 この細則は,平成18年7月14日から改正する.
4 この施行細則は,平成18年12月12日から改正する.
5 この施行細則は,平成20年3月23日から施行する.
6 この施行細則は,平成21年7月17日から施行する.
7 この施行細則は,平成23年6月14日から施行する.
8 この施工細則は,令和6年1月1日から施行する.
消化器外科専門医修練カリキュラム
定款施行細則・諸規則
一般社団法人日本消化器外科学会消化器外科専門医修練カリキュラム
日本消化器外科学会は,質の高い消化器外科専門医の育成を学会の主要事業として位置付け,専門医制度を構築してきた.その特徴は,診療実績に基づいた質の高さにあり,一通りの消化器外科手術を任せられる医師像をイメージして制度設計がなされた.その後数回カリキュラム改定を経て現在に至っている.
この間,社団法人日本専門医制評価・認定機構が設定した統一認定基準による整備を経て,外科全体で基本的診療領域としての「外科専門医」制度から「サブスペシャルティ専門医」への連続的・段階的研修制度が構築されてきた.2011年からはNational Clinical Database(NCD)との連携の中で外科系専門医制度の充実が図られ,消化器外科専門医制度についても,NCD解析結果から専門医が複数名在籍する施設での手術成績の向上が明らかとなり,制度のアウトカム評価が可能となった.
今回,一般社団法人日本専門医機構主導の専門医制度改革を契機として,学会独自にNCD解析等を用いて専門医制度運用の現状分析が行われた.さらに,外科関連学会においてサブスペシャルティ専門医の水準に関する議論が進み,「指導医の下でそれぞれの領域の標準的外科診療を主体的に実践できる医師」をサブスペシャルティ専門医の医師像とすることとなった.このような背景の中で,新たな消化器外科専門医修練カリキュラムが策定された.具体的には,内視鏡外科手術の増加への対応,低・中難度手術の質の重視など,専攻医の消化器外科診療の現状と専門医に対する社会的要請に応じる形での新カリキュラム策定を行った.
基本的事項
- 専門医申請資格は外科専門医であることを必須とする.
- 呼称は「消化器外科専門医」とする.
- 修練内容について
1)消化器外科臨床に携わる外科医の養成を目的とする.
2)消化器外科領域の全般的,専門的な研修が求められる.
3)消化器がんの診療に関して全般的,専門的な研修が求められる.
4)経験必須内容および経験手技等の到達目標数を明確にする.
5)学術集会への参加,セミナー受講,研究発表ならびに論文発表の必要件数を設定する. - 修練期間について
申請資格はとして臨床研修修了後,最低4年の修練が必須であるが,修練カリキュラム内容の到達目標を重視し「卒後年限」は規定しない. - 修練施設について
修練は本学会が認定した指定修練施設にて行わなければならない.施設認定に関する施行細則に従う. - 修練の評価について
1)診療実績:到達目標に規定する手術実績の確認審査を行う.
2)業績:資格認定委員会の定める学術集会における研究発表,学術雑誌への論文発表による業績審査を行う.
3)筆記試験:試験はカリキュラムにおける到達目標に則って実施する.なお,他のサブスペシャルティ領域の専門医認定試験の難易度との整合性を図る.
4)受験資格:受験申請時に本学会会員であり,学会の認定する修練施設で一定期間の修練を修了した者とする.なお会員歴は少なくとも3年とする.
5)試験の基準,方法などについては資格認定委員会にて定める.
消化器外科専門医修練カリキュラム
1.理念と使命
- 消化器外科専門制度の理念
消化器外科専門医とは,外科専門医資格を取得したのち,さらに専門職としての消化器領域疾患全般に関する専門的知識,臨床的判断能力,問題解決能力を体得し,患者に対して標準的な消化器外科診療を実践できる医師である.
消化器外科専門医を取得するためには,外科専門研修修了後,カリキュラムに則り消化器外科研修を修了し,一定の手技,発表を経験し,資格認定試験に合格しなければならない.
また,消化器外科専門医を更新するためには,一定の手技,知識の研鑽を重ねなければならない.
消化器外科専門医制度は,消化器外科専門医として有すべき診断能力の水準とプロセスを提示し,適切な教育と修練によって標準的な医療をでき,国民から信頼される消化器外科専門医を育成して,国民の健康と福祉に貢献することを目的とする. - 消化器外科専門医の使命
消化器外科専門医は,標準的かつ包括的な消化器外科医療を提供することにより地域医療を支え国民の健康を保持し,福祉に貢献する.また,消化器外科領域診療に関わる最新の知識・診療技術を習得し,実践できる能力を養いつつ,この領域の学問的発展によって社会に貢献することを使命とする.
2.専門研修の目標
- 専門研修後の成果(Outcome)
専攻医は,基盤領域である外科専門医研修期間中の修練に加え,消化器外科専門研修により,以下の7項目を備えた消化器外科専門医となる.- 消化器外科領域全体を包括した専門医としての知識,臨床的判断能力,問題解決能力を修得する.
- 手術については標準的な消化器系手術を適切に遂行できる技術を修得する.
- 消化器がんの診療に求められる基盤的知識,診断および進行病期の決定能力,外科治療の選択および遂行能力,集学的治療の知識およびその選択能力などを修得する.
- 医学,医療の進歩に合わせた生涯学習を行う方略,方法の基本を修得する.
- 医の倫理を遵守し,消化器外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付ける.
- 消化器外科学の進歩に寄与する研究を実践するための基盤を取得する.
- 自らの研修とともに上記項目について後進の指導を行う能力を修得する.
- 到達目標(習得すべき知識・技能・態度など)
i 専門知識
消化器外科診療に必要な下記の基礎的知識を習熟し,臨床に即した対応ができる.
(1)輸液と輸血- 臓器,疾患,術式などの特異性に合わせた水,電解質,酸塩基平衡を考慮し,周術期の補正輸液,維持輸液,輸血を行うことができる.
- 心不全,呼吸不全,腎不全,ショック,糖尿病などの併発症,合併症を持つ症例に対し,疾患別,病態別の輸液計画を立て,実施することができる.
- 患者の病態や疾患に応じて栄養評価を行い,適切な経腸,経静脈栄養剤の投与,管理ができる.
- 栄養管理に必要な手技,処置および合併症に対する処置ができる.
- 臓器や疾病特有の微生物に関する知識を持ち,抗菌剤を適切に選択,投与することができる.
- AIDS,肝炎,その他感染症を併発した患者に対する外科処置についての知識を持ち,対処について述べることができる.
- 重症感染症に対する病態の把握に基づいた対応ができる.
- 基礎疾患,病態などの特異性を考慮に入れ,創傷治癒の特色を理解したうえでの対 応ができる.
- 基礎疾患の特色,病態の理解に基づき,出血傾向に対する処置,管理ができる.
- 血栓症の予防,診断および治療の方法について理解を持ち,的確に対応できる.
- 疾患の特性,術前合併症,術式特性,手術侵襲などの病態を把握し,検査計画,治療計画を立て,指示することができる.
- 術前リスクを評価し,併存疾患に対する対応ができる.
- 高齢者の特性を理解し,対応することができる.
- クリニカルパスやERAS(enhanced recovery after surgery)プロトコルを評価し,見直しを行うことができる.
- 疾患の特異性,治療に伴う合併症などにおける免疫学的病態について述べることができる.
- 臓器移植に伴う組織適合と拒絶反応について述べることができる.
- 脳死および生体臓器移植の適応と実施方法について述べることができる.
- 内視鏡外科手術の特徴と安全管理について述べることができる.
- ロボット支援手術の適応と特徴について述べることができる.
- 消化器がん各種の診断と進行病期について十分な知識を有し,適切に診断し,かつ進行病期を決定することができる.
- 消化器がんの病態の特性,その進行病期に合わせた手術,化学療法,放射線療法,免疫療法などの適応を述べることができる.
- 各種消化器がんの取扱い規約,診療ガイドラインを理解し,診療に役立てることができる.
- がんの生物学の基礎的知識を述べることができる.
- がんの発生,疫学,スクリーニング,発がん予防の基礎的知識を述べることができる.
- 遺伝性腫瘍,ゲノム医療ついての基礎的知識を述べることができる.
- 臨床試験のデザインと遂行,これに必要な統計手法について述べることができる.
- 放射線生物学の原理と,放射線治療の根治的および緩和的医療としての適応について基礎的知識を述べることができる.
- 治療計画と線量計測の原理を理解し,放射線療法と手術ないしは抗がん剤治療,あるいはその両者との併用療法について述べることができる.
- 放射線療法による急性,遅発性の障害について対応できる.
- がんのインターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)治療について述べることができる.
- 初発,再発の悪性疾患において有効な抗がん剤治療の適応と目標について述べることができる.
- 抗がん剤の種類と作用機序,手術との併用療法(術前補助治療,同時併用,術後補助治療),コンバージョン手術,サルベージ手術(救済手術)の有用性について述べることができる.
- 抗がん剤の放射線増感剤としての適応について述べることができる.
- 代表的抗がん剤の副作用,代表的有害事象と対応法について述べることができる.
- 特定の抗がん剤については投与量変更と治療の延期について対応できる.
- 個々の患者に対する抗がん剤治療の危険性と利点を比較するため,患者の合併症や臓器機能異常について評価し対応できる.
- さまざまな薬剤に関する体内動態および薬理ゲノム学・薬理学的知識を述べることができる.
- 臓器機能不全を有する個々の患者に対する投与量の設定,投与スケジュールの調整,更に合併症について対応できる.
- バイオマーカーに基づいたがんの個別化治療について,基礎的知識を述べることができる.
- 免疫療法の種類と機序について述べることができる.
- 腫瘍免疫の基礎的知識と免疫チェックポイント阻害剤について述べることができる.
- 疼痛部位と強さを適切に把握し,世界保健機関(WHO)の疼痛ラダーの実用的知識を持ち,オピオイド麻薬や他の鎮痛薬の薬理と毒性について述べることができる.
- 可能な方法でがん性疼痛を管理し,緩和のため侵襲的医療が必要となった場合,紹介する時期を(適切に)判断できる.
- がんの精神社会的影響について理解し,疾患のすべての病期において介入すべき利用可能な手段を実践できる.
- 患者とその家族と意思疎通を図り,困難な状況において悪い知らせを開示すること,的確に行動することを実践できる.
- チーム内の他のプロフェッショナル・ヘルス・ケア担当者と意思疎通を図り,共同して患者ケアを実践できる.
- がん治療の公的助成と社会的支援について述べることができる.
- 病理診断の必要性とその手法(組織診断,細胞診断,術中迅速診断)について述べることができる.
- 切除標本の肉眼およびルーペ像の観察により術前画像診断,開腹所見との対比検討ができる.
- 病理診断に基づいた薬物治療の効果判定について述べることができる.
- 消化器救急疾患の初期治療と診断,手術,非手術治療,管理法について述べることができる.
- オンコロジック・エマージェンシー(oncologic emergency)の病態に応じた初期治療と診断,手術,非手術治療,管理法について述べることができる.
- 消化器損傷の可能性を有する体幹外傷ならびに外傷性消化器疾患の初期治療と診断,手術,非手術治療,管理法について述べることができる.
- 外科的集中治療において,病態に応じた管理法について述べることができる.
- ii 専門技能(診察,検査,診断,処置,手術など)
消化器外科診療に必要な知識,検査・処置の手技に習熟し,それらの臨床応用ができる.
(1)下記の検査手技ができる.- 超音波診断,上・下部消化管造影,上・下部内視鏡検査,PTCなどの検査を自身で実施し,診断できる.
- CT,MRI,PET, 血管造影,ERCP, 超音波内視鏡の適応を決定し,読影することができる.
- 上記画像診断の個々の検査法の特性を理解し,検査計画を作り,総合診断ができる.
- 食道内圧検査,食道24時間pHモニター検査などの消化管機能検査の適応を決定し,結果を解釈できる.
- 立体構築画像を用いて,手術シミュレーションを行うことができる.
- 審査腹腔鏡の適応を理解し,洗浄細胞診検査を含めて結果を解釈できる.
(3)消化器系救急の対応,診断・治療:すべての消化器領域の救急疾患患者に対するプ ライマリーケアができ,緊急手術の適応を判断し,それに対応することができる.
(4)一定レベルの手術の意義,適応を理解し,適切に実施できる能力を修得し,臨床応 用できる(経験目標に別途記載).
iii 学問的姿勢
消化器外科診療の進歩に合わせた生涯学習を行う方略,方法の基本を習得する.
(1)施設内カンファレンスを司会し,積極的に討論に参加する.
(2)個々の症例に合わせ,EBMに基づいた診療を行う.
(3)学術集会に参加,教育講座を受講し,日進月歩の医学,医療の実情に触れる.
(4)学術集会,学術出版物に,症例報告や臨床研究の結果を発表する.
iv 医師としての倫理性,社会性など
(1)医の倫理を遵守し,患者中心の医療を実践する上での適切な態度,習慣を身に付ける.- 指導医のもと担当医として症例を受け持ち,消化器外科診療に対して適切なインフォームド・コンセントを得る.
- 消化器外科医としてのプロフェッショナリズムに基づいて行動し,信頼される医療を提供する.
- 診療内容や説明内容を診療記録に適切に記載できる.
- 術後の療養,生活などの指導を適切に行うことができる.
- 医療安全に配慮するとともに,インシデントやアクシデントが発生した場合には適切に対応し,患者説明をすることができる.
- 後進の医師に対して実地医療に関わる種々の事項について指導を行う.
- 医療費と医療保険制度,公的助成制度について理解する.
- 医の倫理,医療安全,感染対策に関する研修を受け,医療の質の向上を図る.
- チーム医療を実践する.
- 医療行為に対する法律を理解し,遵守する.
- 経験目標(種類,内容,経験数,要求レベル,学習法および評価法等)
i 経験すべき疾患・病態
(1)食道
食道癌,その他の食道悪性腫瘍,食道良性腫瘍,特発性食道破裂,マロリーワイス症候群,食道異物,胃食道逆流症,逆流性食道炎,食道アカラシア,食道憩室,食道狭窄,食道閉鎖,食道気管瘻,食道周囲膿瘍
(2)胃・十二指腸
胃癌,残胃癌,胃食道接合部癌,その他の胃悪性腫瘍,消化管間質腫瘍,その他の非上皮性胃腫瘍,胃ポリープ,十二指腸癌,その他の十二指腸腫瘍,胃・十二指腸潰瘍・穿孔,胃憩室,胃軸捻転,肥厚性幽門狭窄症
(3)小腸・大腸
大腸癌,家族性大腸腺腫症,遺伝性大腸癌,大腸ポリポージス,大腸ポリープ,小腸癌,悪性リンパ腫,神経内分泌腫瘍,消化管間質腫瘍,大腸良性腫瘍,潰瘍性大腸炎,クローン病,腸管ベーチェット病,小腸潰瘍,腸結核,大腸穿孔,大腸憩室炎,急性虫垂炎,上腸間膜動脈血栓・塞栓症,非閉塞性腸管虚血症,腸閉塞,巨大結腸症,腸回転異常症,メッケル憩室,直腸肛門奇形,痔核,痔瘻,肛門周囲膿瘍,裂肛,脱肛,直腸脱
(4)肝臓
肝細胞癌,胆管細胞癌,その他の原発性肝悪性腫瘍,転移性肝癌,肝血管腫,肝囊胞,その他の肝良性腫瘍,肝膿瘍,肝硬変・肝不全,その他の肝移植適応疾患(先天性代謝異常症,原発性胆汁性肝硬変,原発性硬化性胆管炎),肝外傷
(5)脾臓
脾腫瘍,脾損傷,特発性血小板減少性紫斑症,門脈圧亢進症
(6)胆道
胆管癌,胆嚢癌,乳頭部癌,その他の胆道腫瘍,胆嚢ポリープ,胆嚢腺筋腫症,胆嚢結石症,胆管結石症,肝内結石症,急性胆嚢炎,急性胆管炎,先天性胆道拡張症,膵胆管合流異常症,胆道閉鎖症,胆道損傷,良性胆道狭窄,乳頭部狭窄
(7)膵臓
膵癌,膵管内乳頭粘液性腫瘍,膵粘液性囊胞腫瘍,膵漿液性囊胞腫瘍,Solid pseudopapillary tumor,膵神経内分泌腫瘍,その他の膵腫瘍,急性膵炎,慢性膵炎,膵外傷
(8)腹壁・腹腔・その他
鼠径部ヘルニア,腹壁ヘルニア,その他の腹部ヘルニア,急性汎発性腹膜炎,腹腔内膿瘍,原発性腹膜癌,腹膜偽粘液腫,後腹膜腫瘍
ⅱ 経験すべき診察・検査等
消化器外科診療に必要な知識,検査・処置の手技に習熟し,それらの臨床応用ができる.
(1)下記の検査手技ができる.- 超音波診断,上・下部消化管造影,上・下部内視鏡検査,PTCなどの検査を自身で実施し,診断できる.
- CT,MRI,PET, 血管造影,ERCP, 超音波内視鏡の適応を決定し,読影することができる.
- 上記画像診断の個々の検査法の特性を理解し,検査計画を作り,総合診断ができる.
- 食道内圧検査,食道24時間pHモニター検査などの消化管機能検査の適応を決定し,結果を解釈できる.
- 立体構築画像を用いて,手術シミュレーションを行うことができる.
- 審査腹腔鏡の適応を理解し,洗浄細胞診検査を含めて結果を解釈できる.
(3)消化器系救急の対応,診断・治療:すべての消化器領域の救急疾患患者に対するプライマリーケアができ,緊急手術の適応を判断し,それに対応することができる.
(4)一定レベルの手術の意義,適応を理解し,適切に実施できる能力を修得し,臨床応用できる(経験目標に別途記載).
iii 経験すべき手術・処置等
消化器外科に包含される各種主要手術を漏れなく経験する.手術難易度区分表で規定された術式で,術者としての規定例数を含む300例以上の手術経験を必要とする.(手術症例については,すべてNCDに登録されていることが必須.)
(1)難易度別必須症例数
術者として50例以上の手術経験を必須とし,そのうち中・高難度手術から20例以上の術者としての手術経験を必須とする.
(2)必須主要手術および症例数
以下の手術は必ず経験例数に含まれなくてはならない.手術名 経験例数 食道癌の手術 3例 (すべて助手でも可) 胃癌の手術 10例 (術者3例以上を含む) 結腸癌の手術 10例 (術者5例以上を含む) 直腸癌の手術 5例 (すべて助手でも可) 膵頭十二指腸切除術 5例 (すべて助手でも可) 肝切除術 5例 (すべて助手でも可) 腹腔鏡下胆嚢摘出術 10例 (術者5例以上を含む) 腸閉塞の手術 5例 (術者3例以上を含む) 急性汎発性腹膜炎の手術 5例 (術者3例以上を含む) ※必須主要手術と消化器外科専門医術式の対応表( PDF 133KB)
iv学術活動
消化器外科学の進歩に合わせた知識・技術を継続して学習し,自己学習能力を習得する.
(1)学会発表
指定の学術集会に筆頭者として3件の研究発表をする.(2023年より日本消化器外科学会総会または大会での1件が必須.)
(2)学会参加
日本消化器外科学会総会及び大会へのそれぞれ1回以上(計2回以上)参加する.
(3)論文発表
指定の学術刊行物に,筆頭者としての1編を含む3編の論文発表をする.
(4)教育講座受講
日本消化器外科学会作成の教育講座(eラーニング)を全6領域受講する.
備考
昭和59年7月 施行
平成13年1月 全面改正
平成19年1月 手術難易度区分一部改正
平成20年12月 消化器がんの診療に関する事項追加
平成27年12月 口頭試問に関する事項削除
平成28年6月 新手術難易度区分一部改正
令和2年1月 全面改正
令和6年1月 必須主要手術における症例数一部改正
日本外科学会「外科学用語集」の改訂作業に係わる意見公募
日本外科学会「外科学用語集」の改訂作業に係わる意見公募
2025年評議員一斉選出時からの申請資格変更のお知らせ
2025年評議員一斉選出時からの申請資格変更のお知らせ
2023年9月14日更新
2025年評議員一斉選出に関して
日本消化器外科学会
理事長 調 憲
評議員選出委員会
委員長 江口 晋
2025年評議員一斉選出における申請上の注意事項など申請受付に関する公示は2024年6月頃に学会ホームページにて行いますが,申請資格が従来のものと大きく異なりますのでご案内いたします.
なお,申請方法については,2024年6月頃に公示される内容に従って行ってください.
1.会員歴の改変
会員歴を継続15年から10年としました.
2.保有資格の改変
「消化器外科専門医又は本学会指導医」から「本学会指導医」としました.
- 引き続き15年以上本学会会員であり,かつ会費を完納していること.
- 消化器外科専門医または本学会指導医であること.
- 満65歳未満(2025年4月30日現在)であること.
↓
- 引き続き10年以上本学会会員であり,(2015年12月31日までの入会)かつ会費を完納していること.
- 本学会指導医であること.
- 満65歳未満(2025年4月30日現在)であること.
3.業績基準について
- 欧文掲載誌のカテゴリ区分けの見直しを行いました.
- SurgeryTodayの配点を変更しました.
- AGSurg査読の配点を変更しました.
- 業績基準を一部追加削除を行いました.
「参考資料」
・2025年一斉選出時対象業績リスト
・評議員選出点数配分表
【その他】
女性枠拡充について,従来の若干名から全会員比率に応じた人数に増加します.
定数(350名以内)とは別枠で選出しますが,申請要件,申請方法については通常選出と同様となります.
一般社団法人日本消化器外科学会定款
https://www.jsgs.or.jp/modules/gaiyo/index.php?content_id=4
本件に関する問い合わせ先
評議員選出委員会事務局
hyogiin[@]jsgs.or.jp
※送信時は[@]を半角@に置き換えてください.
総会
学術集会等
総会開催案内
第79回日本消化器外科学会総会
会期:2024年7月17日(水曜日),18日(木曜日),19日(金曜日)
会場:下関市民会館,海峡メッセ下関,下関市生涯学習プラザ(下関市)
会長:永野 浩昭(ながの ひろあき)
(山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学)
第80回日本消化器外科学会総会
会期:2025年7月16日(水曜日),17日(木曜日),18日(金曜日)
会場:神戸コンベンションセンター
会長:掛地 吉弘(かけじ よしひろ)
(神戸大学大学院医学系研究科外科学講座食道胃腸外科学分野)
第81回日本消化器外科学会総会
会期:2026年7月15日(水曜日),16日(木曜日),17日(金曜日)
会場:パシフィコ横浜ノース,アネックスホール,展示ホールD
会長:比企 直樹(ひき なおき)
(北里大学医学部上部消化管外科学)
大会開催案内
学術集会等
大会開催案内
第21回日本消化器外科学会大会
第31回日本消化器関連学会週間(JDDW 2023)
会期:2023年11月2日(木曜日),3日(金曜日),4日(土曜日),5日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:大段 秀樹(おおだん ひでき)
(広島大学大学院医系科学研究科消化器・移植外科学)
ホームページ:JDDW 2023
第22回日本消化器外科学会大会
第32回日本消化器関連学会週間(JDDW 2024)
会期:2024年10月31日(木曜日),11月1日(金曜日),2日(土曜日),3日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:堀口 明彦(ほりぐち あきひこ)
(藤田医科大学医学部消化器外科学講座教授 ばんたね病院(第2教育病院)外科)
ホームページ:JDDW 2024
第23回日本消化器外科学会大会
第33回日本消化器関連学会週間(JDDW 2025)
会期:2025年10月30日(木曜日),31日(金曜日),11月1日(土曜日),2日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:瀧口 修司(たきぐち しゅうじ)
(名古屋市立大学医学系研究科消化器外科)
第24回日本消化器外科学会大会
第34回日本消化器関連学会週間(JDDW 2026)
会期:2026年11月5日(木曜日),6日(金曜日),7日(土曜日),8日(日曜日)
会場:神戸コンベンションセンター(神戸市)
会長:上野 秀樹(うえの ひでき)
(防衛医科大学校外科学講座)
令和5年度厚生労働科学研究「看護職及び特定行為研修修了者による医行為の実施状況の把握・評価のための調査研究」への御協力のお願い
令和5年度厚生労働科学研究「看護職及び特定行為研修修了者による医行為の実施状況の把握・評価のための調査研究」への御協力のお願い
他団体開催案内等
他団体開催案内等
European Colorectal Congress 2023
会期:2023年12月3日(日)から12月6日(水)まで
第36回日本外科感染症学会総会学術集会
会期:2023年12月15日(金)から12月16日(土)まで
第8回 Liquid Biopsy 研究会
会期:2024年2月2日(金)から2月3日(土)まで
演題募集期間:2023年8月1日(火)から9月20日(水)正午まで
第60回日本腹部救急医学会総会
会期:2024年3月21日(木)から3月22日(金)まで
演題募集期間 :2023年8月29日(火)から10月17日(水)まで
掲載をご希望の場合は,こちら をご覧ください.
研究会抄録集