その他専門医制度に関するお知らせ
消化器外科専門医制度が変わります
2012年以降,消化器外科専門医制度やその申請方法が大きく変わります.会員の皆様方におかれましては,該当の箇所をよくお読みになり,認定・更新の申請に支障のないようご準備くださいますようお願い申し上げます.
- 専門医資格の新規申請
- 専門医資格の更新
- 指導医資格の更新
- 認定登録医の新設
- 指導医資格の65歳終身化
1. 専門医資格の新規申請が変わります
1. 申請条件の変更
2014年度の申請から,従来の要件に加えて,以下のものが追加となります.
- 外科専門医であること
- 日本消化器外科学会大会への参加が必須
申請資格に「外科専門医であること(日本外科学会認定医では不可)」が加わります.さらに研修実績として「本学会総会及び大会へのそれぞれ1回以上の出席ならびに本学会教育講座(教育集会を含む)の全6領域」に変更になります.2014年以降に消化器外科専門医申請をお考えの方はご注意ください.
教育講座と従来の教育集会の受講証についての詳細は,以下をご覧ください.
日本消化器外科学会教育講座ホームページ:各種資格に必要な研修実績
2. 申請フローの変更
2012年以降,診療実績・手術記録(手術抄録)の提出フローに関して,以下の3パターンに分かれます.
Aパターン2010年12月31日までの症例データのみで申請する方
(2011年1月1日以降の症例について,NCDとの二重登録でも可という方も含む;
例:2010年12月31日までの症例で440例充足し,残り10例なので診療実績入力用ソフトで完結したいという方).
従来通り「診療実績入力用ソフト」に症例データを入力し,診療実績・手術記録を出力して申請してください.※1
診療実績入力用ソフト
Bパターン2011年1月1日以降の症例データのみで申請する方
NCDに症例データを入力し,NCDの専門医申請画面(2014年2月中旬公開予定)を用いて診療実績・手術抄録証明書を出力して申請してください.
詳細はこちら
Cパターン2010年12月31日までの症例データと2011年1月1日以降の症例データを合わせて申請する方
NCDの専門医申請システム(2014年2月中旬公開予定)を用いて診療実績に関する書類を作成します.「診療実績入力用ソフト」または「診療実績入力用Webフォーム」にて登録済みの症例データをエクスポートし※2,NCDの専門医申請システム(2014年2月中旬公開予定)にてデータを取り込み,NCDへ登録した2011年1月1日以降の症例データと合わせて診療実績・手術抄録証明書を出力して申請してください.
診療実績入力用ソフト
診療実績入力用Webフォーム(MyWeb内)
詳細はこちら
- ※1
- Mac OS X v10.7(Lion)を使用されている,などの理由で「診療実績入力用ソフト」を使用することのできない方は,MyWeb内にあります「診療実績入力用Webフォーム」を使用ください.なお,このフォームを利用される方は,手続き上,Cパターンでの申請になります.
- ※2
- 2011年12月19日公開の「診療実績入力用ソフト Ver.2011-2」及び「診療実績入力用Webフォーム」は,NCD用にデータをエクスポートできます(ただし,2010年12月31日までの症例データのみ有効).
2. 専門医資格の更新が変わります
更新年度によって,以下2パターンに分かれます.
Aパターン2014年12月31日迄,2015年12月31日迄有効期限の専門医認定証をお持ちの方
1. 診療経験が新たに課されます
最近5年間(申請の年の7月31日まで)に消化器外科専門医修練カリキュラムの手術難易度区分に示された手術を,術者又は助手で100例以上の経験が必要となります.2011年1月1日以降の症例データは,NCDに登録された症例のみ有効です.
なお,NCDへ登録した2011年1月1日以降の症例データで,消化器外科専門医申請に認められる症例一覧については,NCDホームページ 「症例を登録する」にログイン後の症例登録システム「CRF,マニュアル」内,「消化器外科専門医術式に対応するNCD術式の一覧表」を参照ください.(表示専門医,又は専門医領域選択で「消化器外科」にチェックを入れ,ステータス「完了(承認済)」のものに限る.)
2010年12月31日までの症例データは,「【専門医更新専用】診療経験入力用PDFフォーム」をご用意いたしておりますので,こちらを使用してください.詳細は,PDF内の注意書きを参照ください.
- 2014年12月31日迄有効の専門医認定証をお持ちの方専用診療経験入力用PDFフォーム(285KB)
- 2015年12月31日迄有効の専門医認定証をお持ちの方専用診療経験入力用PDFフォーム(284KB)
2. 申請条件の変更
- 外科専門医又は日本外科学会認定登録医であること
- 総会または大会2回+教育講座異なる4領域+日本外科学会定期学術集会1回参加の研修実績
2014年度の申請から,必要とする条件が変わります.申請資格に「外科専門医又は日本外科学会認定登録医であること(日本外科学会認定医では不可)」が加わります.さらに研修実績の要件が「総会または大会2回+教育講座異なる4領域+日本外科学会定期学術集会1回」と,シンプルになります.
教育講座と従来の教育集会の受講証についての詳細は,以下をご覧ください.
日本消化器外科学会教育講座ホームページ:各種資格に必要な研修実績
Bパターン専門医認定証の有効期限が2016年12月31日迄以降の専門医認定証をお持ちの方
Aのパターンと同様ですが,診療経験の入力がNCDで完結します(2010年までの診療経験が対象期間外になる為).
なお,NCDへ登録した2011年1月1日以降の症例データで,消化器外科専門医申請に認められる症例一覧については,NCDホームページ 「症例を登録する」にログイン後の症例登録システム「CRF,マニュアル」内,「消化器外科専門医術式に対応するNCD術式の一覧表」を参照ください.(表示専門医,又は専門医領域選択で「消化器外科」にチェックを入れ,ステータス「完了(承認済)」のものに限る.)
対象となる研修実績等,詳しくは以下をご覧ください.
消化器外科専門医及び指導医の更新について
3. 指導医資格の更新が変わります
2014年度の更新申請から,必要とする条件が変わります.
- 消化器外科専門医,日本消化器外科学会認定登録医,昭和54年以前の日本国の医師免許取得者は認定医のいずれかであること
- 総会または大会2回+教育講座異なる4領域+日本外科学会定期学術集会1回参加の研修実績
指導医の更新が,日本消化器外科学会認定登録医でも可となります.さらに研修実績の要件が「総会または大会2回+教育講座異なる4領域+日本外科学会定期学術集会1回」と,シンプルになります.
教育講座と従来の教育集会の受講証についての詳細は,以下をご覧ください.
日本消化器外科学会教育講座ホームページ:各種資格に必要な研修実績
対象となる研修実績等,詳しくは以下をご覧ください.
消化器外科専門医及び指導医の更新について
4. 日本消化器外科学会認定登録医が創設されます
2014年度から,日本消化器外科学会認定登録医が創設されます.
詳しくは以下をご覧ください.
日本消化器外科学会認定登録医
5. 指導医資格の満65歳終身化が始まります
満65歳以上の指導医の方は,指導医資格が終身となりました.詳細は,対象者に個別に事務局よりご連絡いたします.
詳しくは以下をご覧ください.
指導医65歳終身化について