認定審査について
第26回(2015年)消化器外科専門医認定審査業務に関するお知らせ
2015年1月
会員 各位
日本消化器外科学会
資格認定委員会
本年の消化器外科専門医(以下「専門医」という.)の認定審査業務は,下記の要領で実施いたします.以下の内容及び規則を参照すること.
1. 日程概要
申請書類作成システム公開時期:2015年3月上旬(予定)
申請書類の受付期間:2015年5月1日~同年6月1日(午後5時必着)
※5月1日前にお送りいただいても結構ですが,受付業務は5月1日より開始いたします.
書類審査の通知時期:2015年9月上旬(予定)
受験資格の通知時期:2015年10月上旬(予定)
試験日(筆記試験):2015年11月9日(月曜日)(東京)
試験日(口頭試問):2015年11月10日(火曜日)(東京)
審査結果の通知時期:2015年12月下旬(予定)
2. 申請までの流れ
2012年以降,診療実績・手術記録(手術抄録)の提出フローに関して,以下の3パターンに分かれています.申請書類作成システム(本学会会員専用ページ「MyWeb」内に,2015年3月上旬公開予定)につきましては,全申請者の方共通です.申請書類作成システムにつきましては,NCDとは無関係です.
Aパターン2010年12月31日までの症例データのみで申請する方
(2011年1月1日以降の症例について,NCDとの二重登録でも可という方も含む;
例:2010年12月31日までの症例で440例充足し,残り10例なので診療実績入力用ソフトで完結したいという方).
従来通り「診療実績入力用ソフト」に症例データを入力し,診療実績・手術記録を出力して申請してください.※1
診療実績入力用ソフト
Bパターン2011年1月1日以降の症例データのみで申請する方
NCDに症例データを入力し,NCDの専門医申請システム(2015年3月公開予定)を用いて診療実績・手術抄録証明書を出力して申請してください.
Cパターン2010年12月31日までの症例データと2011年1月1日以降の症例データを合わせて申請する方
NCDの専門医申請システムを用いて診療実績に関する書類を作成します.「診療実績入力用ソフト」または「診療実績入力用Webフォーム」にて登録済みの症例データをエクスポートし※2,NCDの専門医申請システム(2015年3月公開予定)にてデータを取り込み,NCDへ登録した2011年1月1日以降の症例データと合わせて診療実績・手術抄録証明書を出力して申請してください.
診療実績入力用ソフト
診療実績入力用Webフォーム(MyWeb内)
- ※1
- Mac OS X v10.7(Lion)を使用されている,などの理由で「診療実績入力用ソフト」を使用することのできない方は,MyWeb内にあります「診療実績入力用Webフォーム」を使用ください.なお,このフォームを利用される方は,手続き上,Cパターンでの申請になります.
- ※2
- 2011年12月19日公開の「診療実績入力用ソフト Ver.2011-2」及び「診療実績入力用Webフォーム」は,NCD用にデータをエクスポートできます(ただし,2010年12月31日までの症例データのみ有効).
入力完了後,各種書類をPDF化し,申請書類作成システム上でアップロードするか,プリントアウトし,その他必要書類と併せて,事務局に送付する(申請手数料10,000円は申請書類作成システム上で納付する).
※規則第6章第8条第1項適用対象者(受験資格を有すると認められた者はその翌年より引き続き2年間の申請に限り一部書類の提出を省略できる.)は,申請書類作成システムにログインすると,専用の画面が表示される.(申請手数料10,000円は申請書類作成システム上で納付する).
3. 申請者の資格
次の各号に定めるすべての資格を要する.
- 日本国の医師免許を有すること.
- 外科専門医であること.
- 継続3年以上本学会会員であること.
- 臨床研修終了後,指定修練施設(認定施設及び関連施設)において所定の修練カリキュラムに従い,通算5年間以上の修練を行っていること(450例以上の診療経験が必要).ただし,平成15年までの医師免許取得者は,医師免許取得後7年間以上修練し,そのうち5年間以上は指定修練施設において所定のカリキュラムに従い修練を行っていること.
- 別に定める業績を有すること(消化器外科に関する筆頭者としての研究発表を6件以上(論文3編を含む.)).
- 別に定める研修実績を有すること(本学会総会及び大会へのそれぞれ1回以上の参加並びに本学会教育講座(教育集会を含む)全6領域の受講).
※2010年度をもちまして,教育集会は終了し,教育講座に変わりました.
教育講座と従来の教育集会の受講証についての詳細は,以下をご覧ください.
日本消化器外科学会教育講座ホームページ:各種資格に必要な研修実績
4. 受験資格の判定
提出された申請書類に基づき,申請資格の有無及び書類内容の可否を審査するが,申請資格を満たさない者や書類に不備のある者は受験資格なしと判定される.
なお,判定後に不備を補正して再申請することができる(再申請料10,000円).
5. 試験
筆記試験は,消化器外科領域全般にわたり,総論,上部消化管,下部消化管,肝胆膵脾の4領域に分けて出題され,100題の問題を解答する(多肢選択法).総正解率のほかに,各領域での一定以上の正解率が必要となる.
口頭試問は,消化器外科専門医修練カリキュラムの到達目標として示された総合的適正,見識及び各領域全般にわたる技術などについて問われる.
合否は筆記試験及び口頭試問の成績をもって判定する(認定料40,000円).
※申請書類の送付先:
〒104-0041 東京都中央区新富一丁目14番1号 501号室
日本消化器外科学会 資格認定委員会 宛